「ピッコマ」連載漫画の「皇帝の子供を隠す方法」45話のネタバレと感想をまとめてみました!
アステルは南部領域の譲渡に条件を一つ付け、委任を進めます。
皇帝の子供を隠す方法45話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
皇帝の子供を隠す方法45話最新話ネタバレと感想!アステルとカイゼンそれぞれの思い
アステルの条件
南部の領地譲渡において、一つ条件を加えたいと申し出るアステル。
何一つ条件もなしに譲渡してしまえば、6年前に身一つでカイゼンの元を去った時と何も変わらないと思ったからです。
アステルは、太皇太后様が生まれ育ったバーゼンティンの屋敷がある場所に、教育の為の施設を建てたいとお願いしました。
南部領域があれば、アステルはもっと自分の思い通りのことができると思いますが、アステルは目先の利益や権力よりも守るべき大切な家族を優先したのです。
アステルは心の中で、太皇太后様に謝るのでした。
カイゼンはアステルの条件を了承し、委任の手続きは無事終了しました。
カイゼンの謝罪
大神殿の庭にいるアステルの元に、カイゼンがやって来ます。
アステルは早ければ明朝に東部へ帰るつもりでいます。
カイゼンはアステルが帰るのを引き留めたいと思いつつも無理は言わず、アステルに謝罪をしました。
自分のせいでわざわざ都に来たこと、アステルの意志すら問わなかったこと、そして6年前のあの日のこと、カイゼンは全てのことを謝ったのです。
そして自分を許してくれなくてもいいから、どうか自分のいない場所で幸せになってほしいとカイゼンは言うのでした。
その時のカイゼンは、かつてアステルが愛した優しい少年、幼少期のカイゼンにそっくりでした。
カイゼンと知り合った10年もの間の中で、嘘偽りなく少しでも心から自分のことを思ってくれたなら、これからは本当に前に進めるような気がするとアステルは感じ、カイゼンにお礼を伝えます。
不穏な空気
大神殿から帰ろうとするアステルに、一人の男性が声をかけます。
アステルが名前を訊くと、男性はジェラルド・フォン・エクレルであると名乗りました。
かつてカレンベルク侯爵の副官だった者だと、アステルは気付きます。
一方その頃、カレンベルク侯爵の元にレストン公爵が現れ、不穏な空気が流れます。
皇帝の子供を隠す方法45話感想
太皇太后様が残した南部の領域には大きな価値があり、アステルの助けになればという思いがあったでしょう。
アステルには領地を治める才があるだろうし、領地と引き換えにこの先不自由しないだけの金銭の要求もできたはずです。
それでもアステルは自分の権力や利益ではなく貧しい人達のために使うことにしました。
もし太皇太后様が生前に南部の領地を自分の手で治めていたら、きっと慈善活動も行ったでしょう。
アステルの条件によって南部領域に暮らす人々の生活が良くなれば、太皇太后様の気持ちも浮かばれると思います。
太皇太后様の遺言状の問題が解決したので、アステルとカイゼンの別れの時ももう目前です。
そんな時、カイゼンは今までのことを全て素直に謝罪し、心からアステルの幸せを願いました。
アステルに離婚を突き付け、自分の都合でアステルを振り回した冷たいカイゼンは見られず、アステルが好きだった優しいカイゼンは、まだ健在でした。
アステルには今後、テオールの正体を隠し続ける緊張から解き放たれ、家族で幸せな生活を送ってもらいたいです。
話の最後には不穏な空気が流れました。
以前カレンベルク侯爵はジェラルドのことを話した時、かなり動揺していたように見えるので、何か訳ありな人物なのかもしれません。
しかもレストン公爵も時を同じくしてカレンベルク侯爵の前に現れたので、レストン公爵とジェラルドは何か繋がりがあるのかと思ってしまいます。
東部に帰って平和な日々を送れるのは、まだ先になってしまうのかもしれません。
皇帝の子供を隠す方法45話最新話ネタバレと感想!アステルとカイゼンそれぞれの思いまとめ
今回は「皇帝の子供を隠す方法」最新話45話のネタバレと感想を紹介しました!
ジェラルドとレストン公爵はそれぞれ、そのような目的があって現れたのでしょうか、展開に注目です!