「ピッコマ」連載漫画の「ルシア」78話のネタバレと感想をまとめてみました!
ダミアンのビビアンに対する警戒心はなかなか解けない様子ですが、それでもいいとビビアンは考えていました。
いつかきっと真心は伝わるはずだと、気長に待つことにしたのです。
「ルシア」78話のネタバレと感想をしていきます。
目次
ルシアネタバレ78話最新話と感想!屈辱の決闘とジェロームの悩み
剣士の決闘
晴天の空の下、二人の騎士の決闘が始まろうとしていました。
一人の騎士は高々と剣を掲げ、剣が太陽の光を反射させました。
コネを使って皇太子護衛の地位を得たと聞いたと相手の騎士に告げ、皇太子の顔に泥を塗らないよう、潔く敗北を認めるように迫ります。
剣を構え、正面に立つ相手に向ける騎士。
その騎士の名前を思い出すと、クロチン卿と声を掛けます。
クロチンはその騎士の正面に立ってはいるものの、戦闘態勢ではなく、大きなあくびをしていました。
クロチンは何も聞いていなかったようで、何の話だったかと相手の騎士に尋ねる始末。
そんなクロチンに騎士は呆気にとられました。
呆然としてクロチンを睨む騎士に、クロチンは軽い口調で謝ります。
騎士はクロチンに大事な話をしていたのに、クロチンは昼飯のことを考えていて何も聞いていなかったのだそうです。
それを聞き、さらに絶句する騎士。
これだけ良い天気なのだからやはり鳥料理かと、昼飯についてクロチンは真剣に悩んでいました。
これ以上伯爵を侮辱したら許さないと剣を握り直す騎士。
お前のような奴は騎士の風上にも置けないと憤っており、さっさと剣を抜けと騎士は叫びました。
剣を抜こうが抜くまいが、指示される覚えはないとクロチンは突っぱねますが、今から決闘を始めると言うのに剣を抜かないのはどういうことなのかと、騎士は当惑します。
剣を抜けば一瞬で決着が着いてしまうから、それだとお前たちの面目が立たないだろうとクロチンは相手を挑発するように話し、騎士は耳を疑いました。
自分に剣を抜かせることができたら負けを認めてやると騎士に向けて笑顔を浮かべるクロチン。
ハンデをやらないと勝負にならないからと笑うクロチンは、相手を挑発し、ニヤリと笑います。
クロチンの態度に礼儀のない決闘はないと、騎士は怒りをあらわにしてクロチンの名を叫びました。
ジェロームの苦悩
一方、屋敷の中でため息をつくジェローム。
ビビアンが何を考えているのかさっぱりわからず、苦悩するジェロームに、ファビアンが声をかけてきました。
書類を手にしたファビアンを見て、来ていたのかと驚きながらジェロームはごまかし、ファビアンを出迎えます。
陛下は長期遠征中で不在だが聞いていなかったのかとファビアンに尋ねるジェロームに、ダミアンのことで頼まれごとがあったから寄ったと説明をしました。
ダミアンと聞いて、ジェロームはまた曇った表情になるのでした。
書類の中
険しい表情のジェロームに、ファビアンは冴えない顔だなと突っ込みます。
奥様の機嫌が悪いのかと訪ねるファビアンに、そうではないと否定するジェローム。
機嫌が悪いのなら理解できますが、そうではなかったのです。
機嫌が悪いどころか、むしろ喜んでいるようにしか見えません。
心なしか散歩の足取りも軽く、表情も明るく見えます。
しかし、言ったところで理解できないだろうとジェロームは思い、無言でファビアンを睨みました。
不思議そうな顔でジェロームを見返すファビアンに、のんきな奴めとジェロームは内心で毒づきます。
要件があってやってきたファビアンが手にしていた書類とはどんな書類なのか…。
ルシアネタバレ78話の感想
クロチンは悪役のようにしか見えませんでした。
と言うよりも、悪役なのか?と思わされる言動や態度に、騎士でなくてもイライラしてしまいますね。
正当な決闘にもかかわらず、相手が剣を抜かずに戦う事は、屈辱以外の何ものでもありません。
挑発に乗って決闘を続行するのも相手の思うつぼのような感じもしますが…。
この戦いの結果は、結局どうなってしまうのでしょうね。
ビビアンの心境について苦悩するジェロームも気の毒です。
ジェロームの悩みとは裏腹に、ビビアンは毎日楽しそう。
心なしか表情も明るくなっているビビアン。
ジェロームはビビアンを心配し、悩んでいるようですが、本人が明るいならそこまで悩む必要はないのではないかと思ってしまいます。
心配しすぎず、そっと見守ってもいいかもしれませんね。
ルシアネタバレ78話最新話!屈辱の決闘とジェロームの悩みのまとめ
今回は「ルシア」78話のネタバレと感想をご紹介しました!
正当な決闘でありながらも、屈辱的な言葉と態度のクロチンに、騎士は怒ります。
苦悩するジェロームに、話しかけるファビアンはどんな要件出来たのでしょうか…。