「ピッコマ」連載漫画の「怪物公爵と契約公女」96話のネタバレと感想をまとめてみた!
アシュラの元へときたコンラッドは、父が皇帝陛下を裏切ったと話を始めました。
その話を聞いたアシュラが考えたこととは・・・?
怪物公爵と契約公女96話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
怪物公爵と契約公女ネタバレ96話ネタバレ最新話と感想!告発された裏切り
アイテラ卿の裏切り
先日開かれたパーティで、マディア太后陛下の侍女から花束と薬の入った小瓶を受け取った父を見たとコンラッドは話します。
さらに長い間病を患っているスウェラ大公妃の話をされ、彼女のおかげで大公家と公爵家の交流が始まったのだと思い出したアシュラ。
コンラッドの母であるスウェラは4年前から寝たきりの状態が続いていましたが、時折容態が回復する日がありました。
その日を照らし合わせてみると、父が王宮に出向いたと重なることに気付いたコンラッド。
先日小瓶を受け取った翌日は、目に見えて母の容態が良くなったと言います。
そして今日首都でエタイと取引するリフィエルの姿を見たことも話し、彼女がエタイに与えていた資金源は父ではないかと言いました。
随分前に沈没した貿易船の被害額が、うちの領地1年分に相当する額だと執事たちが言っていたことを思い出したのです。
その話を聞いたアシュラは、まさか太后が帝国を売るだなんてと頭を抱えました。
アーレンドの秘密
ここでマディアが帝国を掌握しようと目論み、アーレンドをなんとか王位につけようとする理由がわかってきます。
以前、先代皇女が亡くなったと証言できる者を探していたアシュラでしたが、すでに全員無残な姿でこの世を去っていました。
これらのことを考え、アーレンドはマディアの実の息子だということにたどり着いてしまったアシュラ。
全て事実ならアイテラ大公家もタダで済まないと言いますが、コンラッドはそれを覚悟の上で話しに来たと言います。
アシュラが皇帝陛下に話をしに行くため部屋を出ると、コンラッドは涙を流しながら父の行いを責めました。
告発をしたことは正しい選択だったのかと悩むコンラッドの手を取り、大丈夫だと言い聞かせるレスリー。
これからは自分が力になるから、正しいと思うことをしてくださいと笑顔を向けました。
気付いていた皇帝陛下
その夜、裏通路を使い王宮へやってきたアシュラを迎え入れた皇帝陛下は、眠い目をこすりながら部屋へと招き入れます。
その様子を見たアシュラは、すべて知っていたんだなと言いました。
そして、弟である大公が裏切った事実をはっきり口にしますが、なお平然とした様子の皇帝陛下。
アシュラが彼の名を大声で呼ぶと、知っていたよと怒気を強めて顔を覆います。
アーレンドを王位につけないと弟に報告したときの目を見た瞬間から、自分を裏切っていたことに気付いたとのこと。
裏切り話を聞いたのはコンラッドからだと言ったアシュラの言葉に、皇帝陛下は驚きます。
そして父親を告発するという辛いことを甥にさせたのはそなただ、と言われて皇帝陛下の目には涙が浮かびました。
怪物公爵と契約公女ネタバレ96話感想
コンラッドの話から、なぜアイテラ卿が皇帝陛下を裏切ってまでマディアに手を貸していたのかわかったような気がします。
侍女から受け取った薬はスウェラの容態を回復させるためであり、これまでもそのために王宮に行っていたようですね。
病の妻を救うためだと考えると、アイテラ卿が悪者だとは言えないような気がしました。
そしてマディアの考える計画も徐々にわかってきましたね。
皇女が亡くなった事実を証言できる人間がいないことから、マディアが実際産んだのはアーレンドだということを隠すことができたのでしょう。
実の息子を王位につけたいので必死になっていると思うと、納得いきます。
いつもは穏やかで強いコンラッドが見せた涙は、父への怒りや告発した自分への後ろめたさがあるのかもしれませんね。
アシュラは家族に被害がでないよう手を尽くすと言っていましたが、父親が反逆罪となればなにかしらの影響はあるに違いありません。
レスリーはそんな彼に温かな笑顔を向けていたので、支えになってくれたらという思いと、2人が恋愛に発展する予感を感じました!
王宮に向かったアシュラは裏切りの話はしていたものの、アーレンドについてはなにも言っていません。
さらに酷な話をしなければならないアシュラは、アーレンドはマディアの子だと切り出すことができるのでしょうか。
怪物公爵と契約公女ネタバレ96話最新話と感想!告発された裏切りまとめ
今回は、「怪物公爵と契約公女」ネタバレ96話最新話と感想を紹介しました。
コンラッドの告発によってアイテラ卿の裏切りと、マディアの目論む計画の全体像が少し見えてきました。
アシュラから弟の裏切り話を聞いた皇帝陛下は、次にどんな行動を起こすのでしょう?