「ピッコマ」連載漫画の「悪女は2度生きる」第76話のネタバレと感想をまとめてみました!
セドリックが内に秘めていた苦悩を打ち明けます。
アルティゼアは彼の苦悩を取り除く事ができるのでしょうか。
「悪女は2度生きる」第76話のネタバレと感想を紹介します!
目次
悪女は2度生きるネタバレ第76話最新話と感想!セドリックの苦悩
セドリックの苦悩
アルティゼアを抱きしめながら、自分がしている事は正しいのかと尋ねるセドリック。
負傷した者の手当てをする度に、自分が偽善者のような気がして耐えられないのだと言います。
そんな事はないと言うアルティゼア。
兵士をただの駒だと考えている者もいるのに、あなたは一人一人を大事にしていると。
コリンの事も、ついていくと決めたのは彼自身だと伝えます。
そして忠誠を尽くした彼を労うべきだと諭しました。
確かに忠誠を受けたと答えるセドリック。
それでも自分が大切にするほど彼らは命を捧げるのだと。
自分には他の人の命を犠牲にする程の価値はないのにと俯きました。
アルティゼアは、皆があなたを信じていると慰める事しかできませんでした。
彼は真の偽善者を知らないからこんなふうに感じるのだと思うのです。
4つの狼煙
翌朝、村長の家の前で犠牲者を弔うセドリックたち。
その時、一人の騎士がトルド関門の方角に狼煙が上がっているのを見つけました。
狼煙は全部で4つ上がっており、すぐに決定権を持つ者の指示が欲しいという意味です。
戦争かと焦るアルティゼアに、カラムの内部で問題が起こった可能性が高いと言うセドリック。
カラム内部にも幾つかの派閥があり、時折トラブルが起きるのだと。
心配そうなアルティゼアの頬に触れながら、先に本城に戻ってくれ処理をしてくれと微笑みます。
そしてリシアに彼女を守るように指示しました。
アルティゼアの事を信じているから、あなたも私を信じて欲しいと伝えるセドリック。
アルティゼアを抱きしめ別れを告げると、狼煙の上がった方へ向かいました。
セドリックの責任
本城へ向かう馬車の中、リシアと二人きりになったアルティゼアは気になっていた事を尋ねました。
セドリックはいつも自ら負傷者の治療を行うのかと。
リシアは頷くと、16歳で初出陣した時、直接戦に参加できなかった彼は負傷兵の手当てを始めたのだと言います。
皇帝がセドリックの両親の命を奪った時に彼だけ生き残らせたのは、エブロンの崩壊を防ぐ為でした。
エブロンは幼い彼の存在があったから団結してここまで来る事ができたのです。
セドリックはエブロンの行く末を一人で背負っていました。
「自分に他の人を犠牲にするだけの価値はない」という彼の言葉が脳裏によぎります。
その時、リシアが声を掛けてきました。
セドリックは悲しんでいたかと。
悪女は2度生きるネタバレ第76話感想
セドリックにこんな悩みがあるとは思いもしませんでした!
今までたくさんの騎士たちが彼に命を捧げてきました。
今回もコリンをはじめ負傷者や命を失う者が出てしまい、責任を感じているようです。
幼い頃に両親の命が奪われ、それからずっと一人で責任を背負ってきたセドリック。
誰にも言えずに一人で悩んでいたのでしょうね。
アルティゼアが彼を支える事で、少しでも苦悩が軽くなるといいのですが…。
それにしても次から次へとトラブルが起こりますね!
戦争ではなくカラム内部で何か起こった可能性が高いとの事ですが、穏健派に反旗を翻した者がいるのでしょうか?
せっかく心を通わせた二人だから、これからも苦難を乗り越えていって欲しいですね!
リシアの表情を見る限り、彼の苦悩を知っていたのでしょうか。
アルティゼアと出会う前は、彼女がセドリックの一番の理解者だったのかもしれませんね。
悪女は2度生きるネタバレ第76話最新話と感想!セドリックの苦悩まとめ
今回は漫画「悪女は2度生きる」76話のネタバレ、感想をご紹介しました。
一人で抱えていた苦悩を打ち明けるセドリック。
幼い頃から大きな責任を背負っていた彼は、自分の行動が正しいのかと迷うのでした。