「ピッコマ」連載漫画の「外科医エリーゼ」第35話のネタバレと感想をまとめてみました!
ハーバー公爵夫人の元へ駆けつけたエリーゼ。
一刻を争う状況だと判断した彼女は、危険を顧みずある処置に踏み切ります!
「外科医エリーゼ」第35話のネタバレと感想を紹介します!
目次
外科医エリーゼネタバレ第35話最新話と感想!帝国初の緊急気管切開術
一刻を争う処置
ハーバー公爵夫人の元へ急ぐエリーゼ。
一刻でも早く処置をしなければ、夫人の命が危ないのです。
既に夫人は意識がなく、体内の酸素不足によってチアノーゼを起こしていました。
どうやらパーティーでの食事を気道に詰まらせてしまった様子。
異物を出す為に、ハイムリック法で押し出そうとしましたが失敗してしまいます。
対処法を模索するエリーゼは、ナイフと管を見つけました。
今から行う応急処置は、不敬罪で問題になる恐れがあります。
しかし夫人の命を救うのが最優先だと考えたエリーゼは、応急処置を始めました。
帝国初の緊急気管切開術
エリーゼが始めたのは緊急気管切開術。
メスの代わりにナイフを使い、首の中心に穴を空ける事で気道を確保しようと考えたのです。
30秒以内に処置を行う必要があり、もしも首を通る大血管を傷付ければ命を失いかねない大変な手術。
エリーゼは正確に位置を判断すると処置を始めました。
生命と直結した器官に触れないように気を付けながら、夫人の首元にナイフを入れます。
気道を確保する為に普通は医療用の管を使いますが、ここにはそんな物はありません。
代用品として夫人の喉元にストローを差し込んだエリーゼ。
無事に息を吹き返した夫人を見て胸を撫で下ろします。
夫人は一命を取り留めたものの、帝国ではまだ気管切開術は行われておらず、不敬罪に問われる事は間違いありません。
エリーゼは騎士団たちによって捕らえられてしまったのです。
皇帝の考え
捕らえられたエリーゼを助けようと、皇帝に直談判するクロレンス侯爵。
皇帝も、エリーゼが夫人の命を救おうとしていた事は理解していました。
だからこそ牢獄ではなく百院に連れて行ったのだと。
それに公爵夫人もエリーゼのおかげで事なきを得たのだと言います。
しかし、皇族の身体に傷を付けた事、そして医学的に立証されていない方法で処置を行った事が問題なのです。
エリーゼの処置が完璧ではないと睨む皇帝。
この機会に何らかの落ち度を見つけ、病院を辞めさせてしまおうと考えます。
そしてエリーゼの処置に何の問題もなければ褒美を与えるが、もし少しでも問題があればこれで賭けを終わりにすると言い放ちました。
捕らえられたエリーゼ
その頃、エリーゼは罪を犯した皇族が幽閉される百院に捕えられていました。
呑気に眠るエリーゼを見つめる皇太子。
彼はわざわざ超常能力を使い彼女の元を訪れたのです。
この百院にいるもう一人の超常能力使いに見つかる危険もあるというのに。
目の前のエリーゼを見つめながら、あのような立派な手術を成し遂げた彼女を誇らしく思っていました。
その時、エリーゼが涙を流し始めたのです。
彼女は悪い夢を見ているようでしたが、エリーゼの悲しそうな顔を見ていると胸が締め付けられるような気分になります。
皇太子は病院で真剣に患者と向き合うエリーゼの姿を見た時から、彼女が気になってたまらないのです。
去っていく皇太子の姿を、一人の男性が見つめていました。
皇太子の事を「兄」と呼ぶその男性は、恋愛に興味のなさそうな彼の意外な一面を見てしまい驚いている様子でした。
外科医エリーゼネタバレ第35話感想
とうとうエリーゼの懸念していた事が起こってしまいましたね…。
こんな医療設備も何もない状況での嚥下障害による窒息。
帝国ではまだ緊急気管切開術は承認されていませんでしたが、自らの危険よりも夫人の命を最優先したエリーゼは立派です!
メスの代わりにナイフ、医療用の管の代わりにストローとは…。
凡人には考えつかない方法ですが、無事に夫人の命を救う事ができて本当に良かったです!
それでもやはり緊急気管切開術が行われていない帝国で貴族の身体を傷付けてしまえば罪に問われるのは仕方ないのかもしれません。
わざわざエリーゼの元を訪れる皇太子…。
ついに自らもエリーゼの虜である事を認めましたね!
最後に出て来た男性は、もしや皇太子の弟のミハイルでしょうか?
皇太子とはタイプが真逆のイケメンで、社交的な雰囲気です。
彼らが対立する原因とは一体何なのでしょうか?
外科医エリーゼネタバレ第35話最新話と感想!帝国初の緊急気管切開術まとめ
今回は漫画「外科医エリーゼ」35話のネタバレ、感想をご紹介しました。
ハーバー公爵夫人が一刻を争う状態だと判断したエリーゼは、緊急気管切開術を行います。
貴族の身体に傷を付けたとして不敬罪に問われた彼女は、百院に幽閉されてしまうのでした。