「ピッコマ」連載漫画の「ルシア」85話のネタバレと感想をまとめてみました!
庭にバラがないからバラを育てたいと話すビビアンに、ジェロームは頭を抱えて悩まされます。
ダミアンはビビアンの喜ぶ顔が見たいと思うようになり、その為に多少無理をするようになるのでした。
「ルシア」85話のネタバレと感想をしていきます。
目次
ルシアネタバレ85話最新話と感想!タラン公爵の帰宅
タラン公爵が向かった先
ジェロームは、ビビアンがお休みになったことをタラン公爵に伝えます。
その言葉を思い出しながら、タラン公爵はゆっくりと廊下を歩き、寝室の前で立ち止まりました。
この扉の向こうに彼女がいるという思いでいっぱいになるタラン公爵。
見送るビビアンの笑顔を見たのが最後でした。
元気にしていただろうかと考え、そっと扉に手を伸ばしますが、その動きをピタリと止めました。
血に汚れている自分の手に、不意に不快感を覚えます。
こんな姿を彼女に見せたくないと考え、伸ばした手を戻し、ぎゅっと拳を握りました。
一方外では、ジェロームはヘバ卿を呼び止めます。
ヘバ卿は足を止めてジェロームに向き直ると、到着間際に盗賊に遭ったのだと話し、ジェロームは驚きました。
ここの治安はそこまで悪くはないはずだったからです。
誰なのかは分からないが、行商人を狙って盗みを働いていたところに陛下が遭遇したのだと説明します。
ジェロームは頷き、何か陛下のご機嫌を損ねるようなことなどはなかったかと心配そうに尋ねました。
機嫌か…と考え込むヘバ卿。
この上なく残忍なタラン公爵。
地獄のような状況で、陛下の機嫌を窺う余裕などなかったとヘバ卿は思い、どうでしょう…と言葉を濁すのでした。
体を清めながら…
その頃ヒューゴはお風呂に浸かっていました。
身体を洗って湯に浸かっても血の臭いはなかなか落ちません。
不快感がなかなか拭えないことに、高貴な血統も偉大な騎士も、全て戯言だとバカバカしく感じるように…。
自分は貴族の仮面をつけた狩人に過ぎない。
ただの虐○者だと自嘲します。
自分の血に流れる狂気が自分を血闘に急き立てたと自覚していました。
戦争という手段がなければただの○人犯。
命乞いをする者を前にしても、罪悪感なんて一切感じず、夢に出てきたこともありません。
その血を流れるずばぬけた身体能力と心力は子孫に受け継がれてきた。
普通の人間には想像もできないような力だと告げるフィリップの言葉を思い出します。
だから純血に執着するのかと嘲笑うように尋ねたタラン公爵にフィリップは小さく笑い、陛下は誰よりも純潔だとまっすぐに応えました。
記憶を振り払うように、浴槽から立ち上がると、身体を拭って風呂を出ました。
廊下を歩き続け、先程と同じ場所で足を止めるタラン公爵。
ビビアンのいる部屋に再び手を伸ばすのでした。
優しいキス
気になってドアを開け、中に入るタラン公爵。
気持ちよさそうに眠っているビビアンの姿がありました。
ビビアンを起こさないように音をたてず、ベッドに近づきます。
そして寝ているビビアンの横に座り、そっと彼女の髪の毛に触れました。
この白い顔を眺めているだけで、何とも言えない気持ちになるのです。
胸の奥がズキズキ痛んで、これ以上見ていられないほど辛くなるタラン公爵。
ビビアンを起こさないようにとベッドに入り、シーツをかけ直します。
そして頬に優しくキスをして、抱きしめながら眠りにつくのでした。
ルシア85話の感想!
愛おしそうにビビアンを見つめるタラン公爵ですが、きっと目が覚めたら、ビビアンも嬉しいはず!
やっと会うことができたのに、起こさない展開なんですね。
本当にビビアンのことを大事にしているんだなと感じました。
でも、帰宅しているので、ビビアンが起きれば今度こそ会うことが出来ますね。
ダミアンがタラン公爵とご対面した時の反応も気になります。
人の命を奪う行為は、本人にっとっても本当はこれ以上したくない行為なのではと思いました。
自分たちが仕える主人とはいえ、夜中に血まみれの無表情で帰宅されたらかなり怖いですが、きっと心配する感情の方が大きいんだろうなと思います。
残酷な一面もありますが、それだけではないように感じます。
ビビアンに血を見せたくないと思うヒューゴの繊細さも印象的でした。
2人の再会の日が楽しみです。
ルシアネタバレ85話最新話!タラン公爵の帰宅のまとめ
今回は「ルシア」85話のネタバレと感想をご紹介しました!
ヒューゴは帰還してすぐ、ビビアンの寝室へ向かいましたが、血に汚れた手を見て、引き返します。
ヒューゴは風呂で血を洗い流した後、改めてビビアンの部屋の前で立ち止まるのでした。