「ピッコマ」連載漫画の「怪物公爵と契約公女」1話のネタバレと感想をまとめてみました!
姉のための生贄として火の燃えさかる建物に放り込まれた少女・レスリー。
しかし、火の中から現れた無数の声と手に押されて建物の窓が壊れ、レスリーは谷底へ。
落ちていくレスリーを包んで地上に下ろした黒いものの正体は?
怪物公爵と契約公女1話のネタバレをしていきます!
目次
怪物公爵と契約公女ネタバレ1話最新話と感想!生贄の少女
生贄にされた少女
レスリーは首に縄をつけられ、炎の燃えさかる建物の中に引きずりこまれようとしていました。
両親や姉の名を呼んでも、みな、冷ややかな目で見つめています。
そればかりか、レスリーがなかなか炎の建物に入らないことにイライラしていました。
レスリーの父に早くするように言われ、使用人の男は手に力を込めましたが、レスリーは必死に抵抗します。
レスリーの父は痺れを切らし、姉のエリーのために命を落とすことがレスリーにとっての名誉だと怒鳴り、棒を使って建物の中にレスリーを突き飛ばしました。
炎の中
何とか助かりたいと願うレスリーに、炎の中からいくつもの手が伸び、エリーに呼びかけるいくつもの声が聞こえてきました。
助けてあげるという声と同時に、そのたくさんの手は窓を破壊し、窓からレスリーを押し出しました。
谷底に落ちるレスリー
両親や姉のエリーが驚いて見つめる中、エリーは窓から落下し、谷底に落ちていきました。
レスリーはこれまでの人生を思い返していました。
レスリーの人生は、すべて姉のためのものでした。
エリーに口答えした、家庭教師の質問に答えられなかった、姉の宿題で間違った訳を渡した…。
そのたびに、役立たずと叱責を受けました。
レスリーは、エリーのためだけに生きていかなければならなかったのです。
ここへ連れてこられる前、レスリーは新しいドレスを着せられ、母から「あの日」のためにきれいになるのだと言われました。
自分に興味を持ってくれたと喜んだレスリーでしたが、それは生贄のためのドレスでした。
レスリーを包む黒い影
親の愛を期待するのではなかったと泣きながら落ちていくレスリー。
レスリーの周りから、黒い髪の束のようなものが現れ、それが繭のようになってレスリーを包み、共に谷底に落ちました。
地上に落ちたレスリーの体から、次第に黒いものは消えていきました。
怪物公爵と契約公女ネタバレ1話感想
娘を火の中に入れて生贄にする、という衝撃的な幕開けでした。
姉のために生贄になるとは、どういうことなのでしょう。
それに、この少女・レスリーは、家庭内でずっと虐待されていたようです。
どんな理由があるのでしょうか。
どのような理由にしろ、自分の娘や妹を火の中に入れて命を奪うのを、平然と眺めている家族って、怖すぎます。
この物語の背景がまだよく分かりませんが、生贄が慣習として行われている世界であったとしても、このやり方はあんまりです。
レスリーは、炎の中から出てきたたくさんの手と声に助けられたようでした。
谷底に落ちるときには、何か黒いものがレスリーを守っていたように思えます。
これは、レスリーの生を渇望する叫びが、呼び寄せたのではないのでしょうか。
今まで、両親や姉に従順だった少女が、命を奪われると思ったときだけは、ひたすらに生きたいと願い叫び続けた…その思いに呼応したものが、奇跡的にレスリーを救ったのではないかと思います。
もうダメだと思うような場面でも全身を振り絞って望み続ければ、どんな形か分からないけれど呼応してくれる存在があるのではないか。
そんな気がします。
怪物公爵と契約公女ネタバレ1話最新話まとめ!生贄の少女
少女・レスリーは、家族の手によって炎の中に押し込められ、生贄にされようとしています。
泣いて抵抗するレスリー。
これまでも、姉・エリーのために生きることを強要されてきた人生でした。
両親に愛される姉のように自分も愛されたいと願いましたが、それは叶いませんでした。
助かりたいというレスリーの強い願いに呼応するように、炎の中からたくさんの声が聞こえ、たくさんの手が伸びて窓を割り、レスリーを建物の外に押し出しました。
谷底に落ちていくレスリーの周りに黒い影が現れ、クッションのようにレスリーを守り、地上に下ろしました。
レスリーを助けた火の中の声は、誰だったのでしょう。
また、落ちていくレスリーを包んだ黒い影の正体は?