「ピッコマ」連載漫画の「外科医エリーゼ」第138話のネタバレと感想をまとめてみました!
己と葛藤するリンデンの背後で落下音が…。
理性を失ったリンデンを救ったのは?
「外科医エリーゼ」第138話のネタバレと感想を紹介します!
目次
外科医エリーゼネタバレ第138話最新話と感想!リンデンの葛藤
アムセル侯爵の償い
大きな音に驚いて振り返ったリンデン。
彼の目の前には、血まみれのアムセル侯爵が横たわっていました。
彼はとても安らかな顔で息絶えていたのです。
皇宮に戻ったリンデンの元に、アムセル侯爵が亡くなったとの報告が入ります。
クリスにすぐに作戦を決行するよう指示するリンデン。
彼が完全に理性を失っている事に気付いたクリスは、ミハイルの存在を理由に作戦の決行を阻止。
ミハイルの名前を聞いたリンデンは、虚ろな表情で剣を手に取ります。
そしてマリエンの命を奪うべく彼女の元へと向かうのでした。
理性を失ったリンデン
アムセル侯爵の謝罪の言葉が頭から離れないリンデン。
自らの命で償ったとはいえ、母と姉の命を奪った恨みは消えません。
ふと、幼い頃の母とのやり取りを思い出すリンデン。
母は皇帝になりたくないと言う彼の想いを汲み、彼の夢を応援し、リンデンの幸せだけを願うような優しい人でした。
他の方法で二人の恨みを晴らせるなら受け入れてくれるかと言っていたエリーゼ。
理性を欠いたリンデンには、エリーゼの言葉すら届きませんでした。
リンデンの葛藤
怒りのままにマリエンの部屋へと向かったリンデン。
部屋には全身傷だらけな上、虚ろな表情で皇帝の名を呼び続けるマリエンがいました。
彼女の姿を見て衝撃を受けたリンデンでしたが、理性を失っている彼はそのままマリエンに剣を向けます。
彼の剣がマリエンの首元をかすったその時。
リンデンの名を呼ぶエリーゼの声が聞こえたのです。
彼女の姿を確認したリンデンは、一気に力が抜け剣を落としてしまいます。
そんな彼を優しく抱きしめるエリーゼ。
大粒の涙を流しながら彼らを許すべきなのかと葛藤するリンデンに、許さなくてもいいと諭します。
そしてどうか苦しまないでと伝えるのでした。
外科医エリーゼネタバレ第138話感想
アムセル侯爵が選んだ謝罪とは、自らの命で罪を償う方法でした。
彼の中でもたくさんの葛藤があったのか、亡くなった後の方が安らかな表情だったというのが悲しいです…。
理性を欠いたリンデンは作戦を決行しようとしますが、クリスがそれを阻止。
リンデンが向かったのは、もう一人の当事者であるマリエンの部屋でした。
アムセル侯爵とマリエンはあの事件の当事者とはいえ、彼女の様子を見るととても責める気にはなれません。
二人の命を奪ってしまった罪悪感から、心を病んでしまったのでしょうか…。
想いを寄せていた皇帝から振り向いてもらえなかった彼女は、ずっと苦しんでいたのでしょうね。
マリエンの命を奪おうとするリンデンを止めたのはエリーゼでした!
理性を失い怒りのままに行動していたリンデンでしたが、エリーゼが止めに来てくれるのを待っていたのかもしれませんね。
これ以上苦しまないで欲しい…エリーゼの心からの願いだと思います。
許す事は無理だとしても、リンデンは彼らに慈悲を施す事ができるのでしょうか?
外科医エリーゼネタバレ第138話最新話と感想!リンデンの葛藤まとめ
今回は漫画「外科医エリーゼ」138話のネタバレ、感想をご紹介しました。
命を持って罪を償ったアムセル侯爵。
どうしても彼らを許す事ができないリンデンを、エリーゼは優しく抱きしめるのでした。