「ピッコマ」連載漫画の「悪女は2度生きる」第100話のネタバレと感想をまとめてみました！
皇宮を訪れたアルティゼアはミライラと遭遇。
これまでの許しを請うミライラに、アルティゼアが出した答えとは…？
「悪女は2度生きる」第100話のネタバレと感想を紹介します！
目次
悪女は2度生きるネタバレ第100話最新話と感想！ミライラとの決別
許しを請うミライラ
今までの行動を悔い、泣きながら許しを請うミライラ。
人前で暴力を振るった事や、暴言を吐いてしまった事を謝ります。
そして涙ながらに一度だけチャンスが欲しいと訴えたのです。
アルティゼアは座り込んで泣き続けるミライラの方に向かうと、ハンカチを差し出し涙を拭います。
そんな彼女の姿を見て、幼い頃のアルティゼアを思い出すミライラ。
アルティゼアは母と決別した理由を語りだしました。
ミライラとの決別
アルティゼアがミライラと決別したのは、酷い事をされたからではないと言います。
彼女を捨てた本当の理由は、ミライラが自分の計画に必要ないからだと言い放ったのです。
これまでの人生を振り返り、ミライラの事を思い出すアルティゼア。
前世でも、生まれ変わった今現在も、ミライラを恨んだ事は一度もありません。
ローレンスに裏切られても、ミライラが亡くなったと聞いた時も、何の関心も寄せなかったのです。
それは、アルティゼアの人生にミライラがいなくても何の問題ない事を意味します。
アルティゼアは立ち上がると、ミライラに背を向けて歩き出しました。
ミライラはその背中を見送りながらいつまでも泣き続けるのでした。
アルティゼアの真意
邸宅に戻る馬車の中、アルティゼアはとても疲れているように見えました。
首都に戻って来てから忙しく行動しているアルティゼアは、休む暇もなかったのです。
しかも今日はミライラに遭遇してしまい、心穏やかでいられるはずもありません。
ミライラを許す事なく突き放したアルティゼア。
許す方が簡単なのにそうしなかったのは、何か理由があるのでしょうか。
アルティゼアの事が心配になったリシアは、大丈夫かと声を掛けます。
アルティゼアは頷くと、ミライラに想いを馳せました。
きっとミライラは、娘が母よりも皇后を選んだと思うはずです。
恨み嫌われるよりも、娘が権力を選んだという事実がミライラをより惨めにさせるだろうと考えるのでした。
アルティゼアの復讐
権力を持たないミライラは、これまで様々な不幸を経験してきました。
そんなミライラは美貌を武器に皇帝の寵愛を受け、権力を手に入れる事に。
しかし彼女が手に入れた権力はあくまでも皇帝のものであって、ミライラ自身のものではありません。
だから皇帝と関係のないアルティゼアは、ミライラにとって唯一の「自分だけのもの」だったのです。
ミライラはアルティゼアにきつく当たりながらも、自分のようになって欲しくはないという決意が現れていました。
その為、権力を手に入れたアルティゼアはミライラを突き放し絶望を与えたのです。
こんな冷酷な人間が聖女だとはどうしても思えず、苦笑いうするアルティゼアでした。
悪女は2度生きるネタバレ第100話感想
アルティゼアがミライラを突き放したのは、彼女がいてもいなくても、これからの人生に何の影響もないからでした！
前世でもミライラに何をされても恨む事なく、関心も寄せなかったアルティゼア。
しかし頭ではそう思いながらも、実際は違うのではないかと思います。
アルティゼア自身が、本当は母に愛されたいと願っていたのではないでしょうか。
ミライラが何の役に立たないのは事実だとしても、突き放す事が最大限の復讐なのかもしれませんね！
権力に何よりも固執していたミライラ。
それは彼女自身が権力を持たず様々な不幸を味わってきたからです。
ミライラの願い通り、アルティゼアは権力を手に入れます。
しかし娘が権力を手に入れた事で捨てられてしまうとは夢にも思わなかったのではないでしょうか。
本当はお互いに必要としているのに、素直になれないだけのように感じます。
いつか二人のわだかまりが解けるといいですね…。
そして最後はアルティゼアの指が光ったように見えましたが、聖女の力と関係あるのでしょうか？
アルティゼアが本当に聖女かどうか疑わしいですが、今後どんな能力を発揮するのか楽しみです！
悪女は2度生きるネタバレ第100話最新話と感想！ミライラとの決別まとめ
今回は漫画「悪女は2度生きる」100話のネタバレ、感想をご紹介しました。
泣いて許しを請うミライラを突き放すアルティゼア。
彼女がミライラと決別したのは、権力を選んだ事で母に最大限の絶望を与える為でした。