「ピッコマ」連載漫画の「私、今日から皇女ですか!?」第36話のネタバレと感想をまとめてみました!
アルケタ別宮を後にし、授業に急ぐナナエル。
ある事をきっかけに、フェルディナンドへの偏見が消える事になります!
「私、今日から皇女ですか!?」第36話のネタバレと感想を紹介します!
目次
私、今日から皇女ですか!?ネタバレ第36話最新話と感想!フェルディナンドの想い
3年前の秘密
フェルディナンドと共に馬に乗っていたナナエルは、授業に遅れるから速度を上げて欲しいと頼みます。
しかし真面目フェルディナンドは危険だからと拒否。
たとえ授業に遅れたとしても、アルケタ別宮に来た事に後悔はありません。
何故なら母の肖像画を見た事で、自分が母親似である事が分かり、少しだけ彼女に近付けた気がするからです。
母が生きていたら良かったのにと悔やむナナエルに声を掛けるフェルディナンド。
彼はナナエルがセズレイを心配していると勘違いしたのです。
セズレイは剣術で怪我をしてもすぐ復帰したから大丈夫だと言うフェルディナンドに、近頃は剣術の授業もおろそかにしていると指摘するナナエル。
フェルディナンドによると、3年前までは熱心に練習に励んでいたと言います。
その言葉を聞いたナナエルは、3年前に何かあったのかと質問。
フェルディナンドの微妙な反応から、3年前に確実に何かあった事。
そして何を聞いても教えてもらえなさそうな事を悟ります。
フェルディナンドの想い
皇宮に着く直前、突然速度を落とし馬を止めたフェルディナンド。
戸惑うナナエルに、守護騎士としてお願いがあると言います。
それは、彼女が皇宮に戻る前の事を全て知る必要がないという事でした。
ナナエルが全ての真実を知れば、誰かが悲しむ事になり、最後には彼女自身が傷付く事になると。
だからこれ以上首を突っ込まないよう警告してきたのです。
皇后もこの世を去り、セズレイが愛した女性も今は彼の側にいません。
アレクセイもセズレイも、大切な人を失った苦しみからようやく立ち直ったばかり。
だからナナエルに二人の傷をえぐらないよう訴えるフェルディナンド。
言葉を失うナナエルに、アイドンもそうしていると伝えたのです。
フェルディナンドへの誤解
ナナエルが皇宮に戻った事で、皇城はようやく活気を取り戻します。
特にアレクセイの変貌ぶりには誰もが目を見張る程です。
その話を聞いて、前世での冷たい父の姿を思い出したナナエル。
自分の行動がいかに無神経だったかに気付きます。
大切な父や兄に辛い思いをして欲しくないと考えるナナエル。
そしてフェルディナンドも同じ想いだと分かったのです。
彼の皇家への忠誠心の強さを悟ったナナエルは、前世での記憶を封印する事に。
あの時の彼には何らかの事情があったのかもしれません。
大切なのは、目の前のフェルディナンドを信じ、偏見をなくす事だと考えます。
そしてフェルディナンドの忠誠心を評価し、素晴らしい騎士だと認めたのです。
しかしフェルディナンドは、自分はそんなに素晴らしい人間ではないと否定。
自分の唯一の望みはナナエルを守る事だと打ち明けるのでした。
セズレイの傷
一週間後、家臣のラングウェー卿と雑談していたアイドン。
最近のセズレイの様子がおかしい事に触れ、まだ彼女を失った傷が癒えていないのかと尋ねました。
ラングウェー卿もまた、傷が癒える速さは人それぞれで、セズレイはまだだろうと言います。
この言葉を聞いたアイドンは、セズレイの幼い頃の事を思い出すのでした。
私、今日から皇女ですか!?ネタバレ第36話感想
アルケタ別宮を去った後、ナナエルはフェルディナンドの想いを知る事に。
前世での経験から、フェルディナンドを信用していなかったナナエル。
ここで彼の想いを聞いた事で、フェルディナンドへの偏見がなくなる事になります。
彼はナナエルの守護騎士という立場から、彼女の事だけでなく父やセズレイの事まで心配していたのです。
アレクセイも大切な妻を亡くしましたが、セズレイが愛する人を失った事も事実でした。
フェルディナンドは全てを知っているようですが、ナナエルには知って欲しくないと言います。
前世ではナナエルを見捨てたフェルディナンドですが、今の彼はそんな冷たい人物には見えません。
それどころか忠誠心が高く暖かい人に思えます。
ナナエルもまた彼への誤解を解き、偏見を捨てる事を決意。
フェルディナンドの真意は分かりませんが、これで二人のわだかまりが解けてよかったです!
そして前世での彼が、ナナエルを見捨てた理由も気になります。
セズレイはあれからよく眠れていないようです。
彼がこんなにも愛する人と離れる事になったのは何故なのか…いつか明らかになるのでしょうか…?
私、今日から皇女ですか!?ネタバレ第36話最新話と感想!フェルディナンドの想いまとめ
今回は漫画「私、今日から皇女ですか!?」36話のネタバレ、感想をご紹介しました。
自分がいない間の事を調べようとするナナエルに、これ以上は誰かが傷付く事になるから止めるよう諭すフェルディナンド。
彼の皇室への忠誠心の高さに気付いたナナエルは、彼への偏見を捨て、彼を信じてみようと考えるのでした。