「ピッコマ」連載漫画の「悪女は2度生きる」第20話のネタバレと感想をまとめてみました!
アルティゼアから「聖女オルガの心臓」という宝石を要望されたセドリックは、所有権を持つホワイトという男の家を訪ねます。
応対したホワイトの娘は、オルガの心臓という名前を聞いただけでブルブルと震えるのでした。
「悪女は2度生きる」第20話のネタバレと感想を紹介します!
目次
悪女は2度生きるネタバレ第20話最新話と感想!宝石の謎
宝石の行方
宝石の名前を聞いただけで震える少女を落ち着かせ、今は誰が持っているのかと聞くセドリック。
少女が持ってきた契約書を見ると、現在の所有者はイッツ男爵だと書いてあります。
7年前にイッツ男爵が宝石を購入したが、未だに代金が支払われていないという少女。
契約違反だから訴訟すれば勝てると言う騎士に、少女はすでに宝石がカメリア侯爵夫人に献上されてしまった為できないのだと言います。
カメリア侯爵夫人とは、ロイガール大公の義理姉であり、彼の最も強い後ろ盾でした。
少女から父親はオルガの心臓にほぼ全財産を投資し、破産してからは身を粉にして働いた末に亡くなったので彼らに命を奪われたも同然だと聞いたセドリックは、契約書を買い取る事にしました。
契約書はもうただの紙切れに過ぎないと言う少女に、少女の父親にとってはそうでも自分にとっては違うのだと答えるのでした。
宝石の繋がり
その日の夜、オルガの心臓がロイガール大公に繋がっていた事を面白いという部下。
ロイガール大公とは、セドリックの叔父で皇位継承権を持つ最高権力者の一人でした。
善良な市民が貴族に宝石を奪われ破産のあげく命を失った事は大事件だとし、カメリア家の地位を落とすチャンスだと息巻く部下に、侯爵夫人の面汚しの為にホワイト家を晒しものにする気はないと言うセドリック。
セドリックは話をまとめながら、宝石を所有しているイッツ男爵が数店舗のカジノを所有しており、イッツ男爵はロイガール大公の金づるの一人ではないかと考えています。
殿下は善良な市民がカジノ店主に騙されて命を奪われたという事実を無視できる人ではないと言う部下の言葉に触発され、セドリックは部隊を引き連れてイッツ男爵のカジノへと向かうのでした。
隠されていた事実
カジノでは、イッツ男爵が聖女オルガの心臓の所有権の文書を持って訪れたセドリックに衝撃を受けています。
セドリックはイッツ男爵に契約書を見せ、自分が所有権を買収した事、そして7年間も代金を支払っていない事を指摘し、宝石と帳簿を見せるようにと要求しました。
焦ったイッツ男爵は、いくらセドリックでも店を調べる権限はないはずだと反発しますが、不満があるならすぐに宝石を持って来いと言うセドリック。
イッツ男爵はもっと上等な宝石があるからそれで勘弁して欲しいと懇願しましたが、セドリックはお相手のレディーが欲しがっているから他の宝石では妥協できないと答えました。
絶望するイッツ男爵をよそに、地下牢を見つけたから見て欲しいと焦った様子で伝える部下。
部下に案内され地下牢まで辿り着いたセドリックは大勢の子供たちが捕らえられている様を目の当たりにして、人身売買が行われていると確信するのでした。
悪女は2度生きるネタバレ第20話感想
聖女オルガの心臓という名前を聞いただけで震える少女に現在の所有者を聞くセドリック。
少女の父親は、所有権を譲渡したイッツ男爵に騙されて代金を支払ってもらえず、身を粉にして働いたあげくに力尽きてしまったと聞くのでした。
残された幼い少女達が生活していけるように、所有権を買い取ってあげるセドリックは本当に優しいですね。
ただの紙切れと化した所有権も、セドリックには意味のあるものなのでしょうね。
イッツ男爵から宝石を献上されたのはカメリア侯爵夫人で、彼女はロイガール大公の最も重要な後ろ盾だったのです。
セドリックも謎解きさせられているようだと言っていましたが、宝石を通じて主要人物が繋がっている事が分かりましたね。
以前アルティゼアがロイガール大公は欲深いと言っていましたが、義理姉のカメリア侯爵夫人も欲深そうです。
イッツ男爵の元を訪れたセドリックは、地下牢に大勢の子供たちが囚われているのを見つけます。
アルティゼアがただ宝石をねだっているだけなのかと思いきや、様々な事実が分かってきました。
セドリックに謎解きをさせた先には何があるのでしょうか。
悪女は2度生きるネタバレ第20話最新話と感想!宝石の謎まとめ
今回は「悪女は2度生きる」20話のネタバレと感想を紹介しました!
オルガの心臓は、既にイッツ男爵からカメリア侯爵夫人へと献上されていました。
宝石の所有権を手にイッツ男爵の元を訪れたセドリックは、地下牢で囚われている子供たちを見て衝撃を受けるのでした。