「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢」72話のネタバレと感想をまとめてみました!
カリナは父と兄に、帝国に戻る意志がないことをはっきりと告げました。
しかし身体の限界を迎えたカリナは、発作が起こり倒れてしまいます。
「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢72話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ72話最新話と感想!20年間の罪
ミリアンの怒り
ウィンストン医師の応急処置により、カリナはすぐに落ち着きを取り戻しました。
しかしミリアンとフェリオールも抜け出したため、レオポルド伯爵とインフリックは応接室に残されたままです。
ミリアンは今すぐ帰ってもらうつもりでしたが、フェリオールの説得により思いとどまりました。
応接室に戻ったミリアンはそれまでの態度を一変させ、今すぐ出て行くよう告げます。
さらにカリナが無事であるかも伝えられないことに、インフリックはミリアンを非難しました。
そんなレオポルド伯爵とインフリックを、ミリアンは睨みつけます。
そして事前に連絡もなく押しかけてきたこと、病気のカリナに声を荒げたことを問い詰めました。
目を背け続けたことの代償
ミリアンの問いかけに、カリナの病気のことは何も知らなかったとレオポルド伯爵は返します。
しかしそんなはずはなく、芸術病のことは数か月前にフェリオールが直接伝えていました。
フェリオールがそのことを問うと、信じられなかったと言うレオポルド伯爵。
ミリアンは静かに怒りながら、北部に来た頃のカリナがどんな状態だったかを語ります。
カリナの深刻な状況を聞き、レオポルド伯爵はやはり南部に連れ帰り治療をしたいと申し出ました。
ですがミリアンは、カリナに残された時間を考えると無理だと告げます。
さらにウィンストン医師とフェリオールからカリナの病状を説明され、レオポルド伯爵は頭を抱えます。
初めてのことばかりで親として完璧にはできなかった、それがレオポルド伯爵の言い分でした。
己を顧みて
今もなおカリナから目を背け続けるレオポルド伯爵に、ミリアンは罪状を突きつけます。
カリナの望み通りにせずまた傷つけるようなことをすれば北部全体を敵に回す、それはミリアンの最終通告でした。
それでもカリナの傍にいることを望み、レオポルド伯爵とインフリックは頭を下げます。
ミリアンは執事のフェンに部屋を用意するよう命じ、振り返ることなく部屋を出て行きました。
そして入れ替わりに、主治医のノクターンがやって来ます。
ノクターンはウィンストン医師との再会を喜び、体調を気遣いました。
ウィンストン医師がノクターンと過ごした年月を口にすると、1つ質問を投げかけます。
ノクターンはレオポルド伯爵家の主治医なのか、それともアベリア・レオポルドの主治医なのか、と。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ72話感想
今回は、ミリアンとレオポルド伯爵の対峙です。
ついにミリアンが、レオポルド伯爵に面と向かって言ってくれました。
完璧にできなくても努力はできた、助けを求めるカリナから目を背け続けた、本当にそれですよ。
何一つカリナと向き合わなかったことが、レオポルド伯爵の最大の罪だと思います。
実際に倒れたカリナを見て、病状を聞いてやっとカリナの現状を認識できたわけです。
自分の聞きたいことしか耳に入らないとはいえ、あまりにも酷すぎませんか。
それでもカリナの傍にいたいと申し出たのは、一体どんな心情なのでしょうか。
あれだけはっきりカリナに告げられても、まだ家族だからやり直せるという考えがあるのでしょうか。
そしてノクターンも、カリナをここまで追い詰めた要因ではあります。
レオポルド伯爵家の主治医なら、患者は平等に扱うべきというのがウィンストン医師の教えです。
ですが明らかにアベリアに肩入れしていたノクターンは、師になんと答えるのでしょう。
ちゃんとカリナを大切に思い、そのために怒ってくれる人達がいる。
その事実に心が温まる反面、今まで周囲にそんな存在はいなかったカリナの寂しさは想像を絶します。
カリナに幸せになって欲しい一心で、この物語の結末を見届けたいです。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ72話最新話と感想!20年間の罪
今回は「余命わずかの脇役令嬢」最新話72話のネタバレと感想を紹介しました!
なおもカリナを連れて帰ろうとするレオポルド伯爵に、ミリアンは静かに怒り最終通達をしました。
一方ウィンストン医師と再会したノクターンは、誰の主治医なのかを問われます。