「ピッコマ」連載漫画の「実は私が本物だった」124話のネタバレと感想をまとめてみました！
戦争によって被害を受けたのは人間だけでなく魔族も同じだということをキイラは痛感しています。
実は私が本物だった124話のネタバレと感想を紹介していきます！
目次
実は私が本物だった124話最新話ネタバレと感想！平和を願うキイラ
魔法使えず
キイラの言葉にアジャイは半信半疑な様子です。
キイラは毅然とした態度で、自分は女神の加護を受けている人間であり、女神と最も近いとされる一族の娘であるから、アジャイの目が封印されている結界の破片が女神の力であるなら自分が鍵になれるかもしれないと言います。
キイラは破片がどこにあるか訊くと、アジャイは東の乾いた湖の中心部にあると答えました。
それを聞いたエレズは、そこは知っている場所だから魔法ですぐ移動できるからすぐに行こうと言います。
アジャイの力で元の空間に戻り、エレズは移動魔法をさっそく使いますが、突然魔法の力が爆発してしまい、魔法を使えない上にエレズは吐血してしまいました。
アジャイが言うには、女神が作った結界の一部が魔族に友好的なわけがなく、他の魔族たちは破片が刺さった直後に消滅してしまったのだそうです。
また、多くの魔族がアジャイの目を狙って破片を手に入れようとしましたが、破片の端にすら触れることができなかったのです。
キイラとエレズは魔法を使わず、歩いて直接行くこととしました。
キイラが城からでる直前にアジャイは、今キイラを生かしておくのは自分の興味をそそる提案をしたからなので、万が一にも手ぶらで戻ったら生意気な態度に対する責任を取ってもらうと伝えました。
無理をしていたエレズ
キイラとエレズは湖の入り口まで到着すると、エレズはまるで自分の存在が拒否されているように息が詰まり、空気が全然違うと感じます。
エレズはキイラの心配をすると、キイラは全然平気な様子でした。
その時キイラは、エレズの左腕が大怪我を負っていることに気付きます。
魔法が爆発した時に怪我をしたのですが、エレズが黙っていたことにキイラは大声を上げます。
エレズはそれでも無理をして破片へ行こうとしますが、キイラは休めそうな場所を探します。
そして洞窟の中でエレズの怪我の手当てをしました。
エレズはキイラを危険な目に遭わせてしまったこと、足手まといになっていることを謝ります。
キイラの気持ち
キイラはアジャイも戦争さえなければ中立を守っていたし、女神によって多くの同族を失い、目も奪われたことを言います。
人間界にも魔界にも平凡な人たちがいたはずであり、魔界の被害を直接見たのは初めてだったと、心苦しくなったと自分の気持ちを話しました。
それを聞いたエレズはキイラの手を握り、戦争の元凶はラギバッハなのだから責任はあっちが取るべきであり、キイラが落ち込む必要はないと言いました。
エレズが眠って休んでいる時、キイラは一人思います。
人間界と魔界、二つの世界が平和を成す、そんな日がいつか来るかな？と。
実は私が本物だった124話感想
エレズの魔法まで拒絶されてしまうほど女神の力は絶大であり、魔族とは相性が悪いのですね。
魔族にもきっと人間のように優しい心を持った者がいたと思いますが、女神の力は魔族というだけで問答無用に消滅させてしまい、恐ろしく感じるし人間や女神を恨む魔族がいるのも納得です。
エレズも人間や人間界のことが好きだし平和のために力を貸してくれているのに、女神の力によって大怪我を負ってしまいました。
だけどエレズは、アジャイの考えが中立ではなくなったことを知らず、キイラを危険な目に遭わせたことへの負い目があったり、自分が怪我を負ったことで足手まといになりたくなかったり、心配をかけさせたくないという気持ちが強いのでしょう。
キイラからしてみたら、辛いと感じている時にはそれを隠すのではなく、ちゃんと言ってほしいと思ったはずです。
キイラでなくても、自分の大切な仲間や好意を抱いている相手が辛いのを隠して無理していたら、早く打ち明けてほしいと誰もが思うでしょう。
エレズはキイラに気を遣って無理をしていたと思いますが、隠し事をせずに素直に打ち明けたり助けを求めた方が、相手としては信頼されていると思えるし、助けになりたいと思って迷惑に思うことは滅多にないと思います。
また、負い目を感じているのはキイラも同じでした。
罪のない多くの魔族が戦争で犠牲になったことを、キイラは心苦しく思っています。
キイラは強さだけでなく優しさも兼ね備えていますね。
しかし時として、優しさからひどく心が痛み、メンタルが弱ってしまう時もあります。
エレズが言った通り、最初に戦争を仕掛けたのはラギバッハなのだから、キイラが落ち込むことはないでしょう。
それに、女神が力を貸してくれなかったら、人間の被害がもっと増えていたり戦争にも負けていたでしょう。
罪のない魔族の命が奪われたことへの謝罪の気持ちを持つことは大事だと思いますが、自分ではどうしようもできない問題や、明らかに他人が起こした問題まで自分の責任に感じてしまうのは、あまりよくないかもしれません。
戦争の被害者への追悼の気持ちを持ちながら、人間界も魔界も平和であるように、今現在やこれから先の未来が良くなるように考えて行動していくことが大切なのだろうと思いました。
実は私が本物だった124最新話ネタバレと感想！平和を願うキイラまとめ
今回は「実は私が本物だった」最新話124話のネタバレと感想を紹介しました！
キイラは無事にアジャイの目を取り戻すことができるでしょうか、次回も楽しみです！