「ピッコマ」連載漫画の「悪女は今日も楽しい」103話のネタバレと感想をまとめてみました!
カルロス家の呪いを解き皇室から自由になるため、協力関係を結んだカルロス公爵とルーカス。
その後レイリンの元を訪れたルーカスは、さっそく仕事を手伝わせることになり…
「ピッコマ」連載漫画の「悪女は今日も楽しい」103話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
悪女は今日も楽しいネタバレ103話最新話と感想!手を差し伸べるということ
皇室への抵抗
引き出しから出てきた神話の資料を、さっそくルーカスに見せたレイリン。
これを皇帝に復讐するための切り札だと主張するレイリンに、思わず吹き出すルーカス。
そこからルーカスは、反逆者達の現状をレイリンに伝えます。
今やアイリスはバイトロ王国で居場所を失い、フレードリヒは皇室の地下牢に投獄となっていました。
結果にはご満悦のレイリンでしたが、その事実を周知しない皇帝には不信感を募らせます。
レイリンが本気で皇帝に歯向かおうとしているとわかり、剣術大会での功績をルーカスは賞賛しました。
しかしレイリンは、素直に喜ぶことができなかったのです。
レイリンの罪悪感
剣術大会での準備を万全にしたレイリンは、誰にも心配させず傷つけることなく終わらせるつもりでした。
ですが計画の詳細を知らずにレイリンを守ろうとしたカシオン卿とハビーは、大怪我を負ってしまいます。
2人が心配する気持ちを考えず、皇室への仕返しにばかり気を取られていたことを、レイリンは後悔していたのです。
それにレイリンがハビーとカシオン卿を助けたのは、あくまで自己満足の気まぐれでした。
決して純粋な善意や好意ではないのに、2人は命懸けでレイリンのために戦ったのです。
そんなのはおかしいと落ち込むレイリンを見て、ルーカスは気晴らしに出かけようと提案しました。
情報ギルドマスターが隠していたとっておきの宝物と聞き、レイリンは付いていくことにします。
ルーカスの宝物
ルーカスの宝物庫として紹介された場所は、至って普通の建物でした。
中から出てきたのは大勢の子供達で、皆ルーカスを慕っているのをレイリンは感じます。
ここにいるのは、戦争で親を失ったり捨てられて路頭に迷っていた子供達だとルーカスは告げました。
かつてはルーカスも同じ境遇で、生き残ることに必死だったと言います。
そうしているうちにお金に執着するようになったルーカスは、必死に貯めた金で子供達を集めたのです。
帝国では誰も気に留めない子供達は情報員として打ってつけで、ルーカスにとっては生きる理由で宝物でした。
だからレイリンも気負うことはないと、ルーカスは言います。
大事なのは手を差し伸べたことで、そんなレイリンが好きだから、彼らは命懸けで守ろうとしたのだと。
悪女は今日も楽しいネタバレ103話感想
今回は、ルーカスの過去や境遇が明らかになりました。
戦争孤児や捨てられた子供たちを集め、情報員として居場所と仕事を与えていたルーカス。
ルーカス自身もかつて同じ境遇で、そこから今は爵位持ちの情報ギルドマスターとは凄いですよね。
もちろんその裏には、血の滲むような努力と苦労があったと思います。
現在は手を差し伸べる側のルーカスですが、最初に手を差し伸べてくれた人がきっといたのでしょう。
だからこそカシオン卿やハビーの気持ちが、ルーカスにはわかったのではないでしょうか。
たとえ純粋な好意じゃなくても、手を差し伸べたことが大事というのは刺さりました。
この言葉でレイリンの重圧も、少し軽くなればいいと思います。
人のために何かしたいという気持ちの原動力は、単純にその人が好きだからなんですよね。
好かれるために何かしなきゃいけないとなると、途端に息苦しくなってしまいます。
そういう損得感情ではなくて自然体でいることが、人付き合いでは大事なのかなってふと感じました。
そういえばルーカスは、レイリンがハビーを助ける所を見ていましたね。
まさかそこでの場面がここに繋がってくるとは意外ですが、とても素敵でした。
レイリン周りの人物は皆どんどん魅力的になっているので、本当に幸せになってもらいたいです。
悪女は今日も楽しいネタバレ103話最新話と感想!手を差し伸べるということ
今回は「悪女は今日も楽しい」最新話103話のネタバレと感想を紹介しました!
剣術大会での計画は成功したものの、カシオン卿とハビーの負傷を心苦しく感じていたレイリン。
そんなレイリンの背中をおすために、ルーカスは自分の宝物を見せることにします。