「ピッコマ」連載漫画の「悪女は2度生きる」2話のネタバレと感想をまとめてみました!
幼い頃から兄の為に生きるように言い聞かされてきたアルティゼア。
兄を皇帝にする為に悪事に手を染めてきましたが、ある日兄の裏切りにより、舌と腕を切り落とされてしまいました。
アリスティアに救いの手は現れるのでしょうか。
「悪女は2度生きる」2話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
悪女は2度生きるネタバレ2話最新話と感想!唯一の後悔
アルティゼアの暗躍
母はアルティゼアに対しての愛情はなく、ローレンスの役に立った時しか褒められることはありませんでした。
例えば、ローレンスがアルティゼアの淹れたお茶を気に入ったとき、そしてローサン侯爵家の資産がローレンスの役に立った時などです。
アルティゼアは、自分が母の愛情を得る事はないと理解しており、常に孤独を感じていました。
ローレンスを皇帝にする為、一家全員で生き残る為に、忠臣を陥れ帝国の政を崩壊されたり、たくさんの民衆の命を奪ったりと、数々の悪事に手を染めたのです。
民衆の光であった聖女リシアを利用し、命を落とすきっかけを作ったのもアルティゼアでした。
裏切りの理由
アルティゼアの暗躍もあり、やがてローレンスは皇帝まで上り詰めたのです。
アルティゼアはローレンスを恐れ、生き残る為に見返りを求めることもなく、長い年月と大金をかけて作った情報組織を解体したりしましたが、あまりにも多くの事を知りすぎていました。
そのためローレンスはアルティゼアの舌と腕を切り落とし、話したり記録を残すことができないようにしたのです。
皇帝まで上り詰めたローレンスにとって、もうアルティゼアは用済みで、全ては自業自得だと思うと、アルティゼアは笑うしかありませんでした。
舌を失ったにも関わらず突然笑い出したアルティゼアに、見張りたちは驚きを隠せません。
アルティゼアは散々罪を重ねてきたので、許しを得る事も願っていませんでしたが、ただ一つだけ後悔がありました。
ただ一つの後悔
アルティゼアに脅されてローレンスと結婚させられた聖女リシアは、アルティゼアに対して憎しみを抱いているだろうと考えていました。
しかし、リシアはアルティゼアを憎めば心の重荷が軽くなるのか、でももう憎んではいない、と予想外の言葉を口にしました。
ローレンスが皇帝になるためには、国民に人気のある聖女リシアの影響力と象徴性が必要だったので、アルティゼアはリシアを利用したのです。
即位式の日、宮殿の塀の周りは、リシアが皇后になる事を喜んだ国民たちが献上した花で埋め尽くされました。
リシアの身は豪華な衣装に包まれ、足元にはシルクが敷かれ、北の貧しい男爵家出身の女性がこの世の全てを手にしたのです。
しかし今、リシアはシンプルな服装で舞踏会に参加した時よりも、くたびれた服で疫病の流行している地域を訪れた時よりも衰弱しています。
赤みががかった美しい金髪は輝きを失い、ふっくらとした美しい唇も血の気を失っていました。
アルティゼアがリシアをこの地獄に引き入れてしまったのです。
アルティゼアは、この冷酷な宮殿からもローレンスからも守れなくて申し訳ない…と心の中で謝るのでした。
悪女は2度生きるネタバレ2話感想
アルティゼアが今までしてきたことが明らかになってきましたね。
全てはローレンスを皇帝にする為、自分が生き残る為だけに罪を重ねてきたアルティゼア。
罪もない人を陥れたり、たくさんの人々の命を奪った事は決して許される事ではないですが、生きる為には悪女になるしかなかったのかと思うと、可哀想に思えてきます。
アルティゼアが無表情で感情に乏しいように見えるのは、幼い頃から誰にも愛される事がなく、常に孤独だったからなのでしょうね。
アルティゼアが唯一後悔しているという、聖女リシアを守れなかった事。
冷徹な悪女が後悔するぐらいの女性…聖女リシアとは、きっと素敵な女性だったのでしょうね。
悪女は2度生きるネタバレ2話最新話と感想!唯一の後悔まとめ
今回は「悪女は2度生きる」2話のネタバレと感想を紹介しました!
自身の生き残りを賭けて、ローレンスを皇帝にする為に数々の罪を犯してきたアルティゼア。
多くの事を知り過ぎていた彼女は、ローレンスにとって厄介な存在になってしまいます。
全てを失い、唯一後悔しているという聖女リシアの事を思い出します。
聖女リシアとアルティゼアの間には、一体何があったのでしょうか。