「ピッコマ」連載漫画の「悪党の母になりました」8話のネタバレと感想をまとめてみました!
ロゼリアが自分に対して怯えている理由が分からないカシウスは、ロゼリアを安心させようとして話しかけます。
しかし、カシウスに対して大きな恐怖心を抱くロゼリアは、カシウスの意図を誤解し、ますます緊張するばかり。
悪党の母になりました8話のネタバレをしていきます!
目次
悪党の母になりましたネタバレ8話最新話と感想!すれ違う心
チェイド家の庭園
ロゼリアが庭園のベンチでうたた寝をしていると、そこにカシウスが現れました。
カシウスは、ロゼリアが怯えている原因が、血だらけの人間を運んでいるのを見たからだと考え、ロゼリアを安心させようとしたのです。
ロゼリアがチェイド家の一員になったとき覚悟はできていたはずで、見慣れればどうということはない、とカシウスは言いました。
ロゼリアを安心させるために言った言葉ですが、ロゼリアはこれをカシウスの「警告」だと誤解してしまいます。
ますます怖くなってカシウスから離れようとすると、カシウスは次に、ロゼリアが欲しいものはあるかと聞きます。
これも、ロゼリアはアメとムチだと考え、怖くてたまりません。
生活費を増やそうという提案も、公爵家の管理の権限委譲も断りました。
困惑して何が欲しいかと聞くカシウスに、ロゼリアは怖くて本当の気持ちが言えず、今の生活に満足していると答えます。
本心では、血のついたものは持ち込まないで欲しい、と言いたいのですが…。
カシウスはロゼリアの不満のポイントが知りたいだけなのですが、ロゼリアはカシウスが自分を試していると考えます。
カシウスへの恐怖心は消えませんが、アインが原作の通り悪党にならないようにしっかりしなければ、とロゼリアは思いました。
拷問部屋
カシウスがロゼリアを怖がらせていることで、カシウスに不満をもつアインが拷問部屋にやってきます。
なぜ母上を怖がらせるのか、とアインは不満をぶつけました。
カシウスが、使用人たちの間でアインが可愛らしくなったと噂になっていることについて尋ねると、アインは、使用人になめられるような自分ではない、とカシウスを安心させます。
アインの背後には、牢につながれた男が震えていました。
男は、アインの教師のふりをしてチェイド家に入り込んでいたスパイだったのです。
アインはカシウスの了承をとると、短剣を取り、自らの手で男の命を絶ちました。
悪党の母になりましたネタバレ8話感想
カシウスとロゼリアの会話のすれ違いは、面白いような、もどかしいような…。
使用人の中に、誰か、相手の意図を解説してあげられるような人はいないのかと思ってしまいます。
カシウスもロゼリアも、心を開いて話す人がいなさそうですから、誰かの仲介というのは難しそうですね。
でも、この二人の状況は、片方が相手に恐怖を感じていたり、遠慮して言いたいことや聞きたいことが言えない場合、お互いにとんでもない誤解が起こるという好例だと思います。
先輩と後輩、上司と部下、夫婦など、身近にありそうな話です。
きちんと言葉で伝えられたら、簡単に理解しあったり和解できる状況なのに、片方が変に気を使ってしまうと、不必要にお互いのストレスが高まり、不幸な結末となりかねません。
強い立場の者は、常に、弱い者に言葉を出しやすくする環境を作る必要があるのだと、考えさせられます。
また、仲介者となれる友人や部下も不可欠ですね。
カシウスが今の状態にいつまで我慢できるのか、いつか不満が爆発するのではないかと心配です。
悪党の母になりましたネタバレ8話最新話まとめ!すれ違う心
ロゼリアの恐怖心を取り去りたいカシウスですが、ロゼリアはカシウスの言葉をすべて警告と受け取ってしまい、カシウスの心はなかなか通じそうにありません。
カシウスの本心が、ロゼリアに伝わる日はくるのでしょうか…。