「ピッコマ」連載漫画の「外科医エリーゼ」第128話のネタバレと感想をまとめてみました!
リンデンが銀行を作り、金貨や銀貨の代わりに紙の貨幣を流通させようとしている事を知ったミハイルたち。
エリーゼの願いも虚しく、貴族派と皇帝派の戦いが始まろうとしていました。
「外科医エリーゼ」第128話のネタバレと感想を紹介します!
目次
外科医エリーゼネタバレ第128話最新話と感想!リンデンと決戦へ
リンデンと決戦へ
紙幣の流通によってチャイルド家が衰退した時。
リンデンは貴族派全員を処分するつもりだと言い放つアムセル侯爵。
彼に勝つ為には、もはや先手を打つしかありません。
ためらうミハイルに、アムセル侯爵はある事を伝えました。
なんと、新たにロイヤルガードであるギルバート伯爵が味方になったと言うのです。
まだ皇位を継承したわけでもないのに、リンデンの警護をする事を不満に思っているギルバート伯爵。
彼が味方に付いた今、リンデンを討つ事は容易いのです。
こちらが先手を打たなければ、自分たちの命はない。
アムセル侯爵はためらうミハイルに釘をさすのでした。
ユリエンの提案
ミハイルが帰った後、アムセル侯爵はいつもの胸の痛みに襲われます。
一度エリーゼの診察を受けるよう促すユリエンに、今更彼女の診察を受ける事などできないと言うアムセル侯爵。
彼とは違い、ユリエンには迷いが生じていました。
誰も傷付けずに争いを終わらせる方法はないのかと。
意を決したユリエンは、リンデンと同じ道を歩む事を提案。
ミハイルも皇位継承を望んでいない上、チャイルド家門と貴族派を味方にする事は皇太子にとっても悪い事ではないと訴えます。
そんなユリエンの意見を全否定するアムセル侯爵。
リンデンが貴族派を許す事など絶対にないと言い切ります。
しかし、貴族派がまだ一度もリンデンに謝罪していない事を、ユリエンは分かっていました。
血塔の悲劇の原因
リンデンにあの日の事を謝罪しようとは考えなかったのかと尋ねるユリエン。
その言葉にアムセル侯爵は激高します。
彼があの悲劇を起こしたのは、妹のマリエンの為でした。
幼い頃から皇帝ミンチェストだけを想い、どんなに拒絶されても彼だけを見つめ支えて来たマリエン。
しかし皇帝は彼女を受け入れるどころか、平民である女に皇后の座を与え、マリエンを皇妃に追いやったのです。
マリエンが苦しんだ期間は20年。
妹を想うが故に起こしたのが血塔の悲劇でした。
リンデンと貴族派の溝が埋まる事はないと言うアムセル侯爵。
不安そうなユリエンの頭を撫でると、次期当主である彼女を激励します。
そしてこの戦いに勝利するまでは絶対に生きて見せると伝えるのでした。
外科医エリーゼネタバレ第128話感想
チャイルド家門が衰退すれば、貴族派の命はありません。
リンデンも念入りに貴族派への制裁を計画していたし、いよいよ決戦が始まってしまうのでしょうか。
兄を討つ事にためらいを見せるミハイルですが、彼に拒否権等ありませんでした。
皇帝もリンデンも、そして母であるマリエンも、ミハイルにとっては大事な人たちです。
優しい彼は誰も裏切る事ができず、ずっと苦しんでいるのでしょうね…。
ユリエンの言う通り、一人の犠牲も出さずに争いを終わらせる為には、リンデンへの謝罪しかないのでは?
未だ謝罪した事がない事に驚きです!
元はといえば皇帝の態度が原因とはいえ、母と姉を失ったリンデンの気持ちを考えると、彼の復讐を否定する事はできません。
そしてマリエン皇妃が苦しんだ期間を思えば、アムセル侯爵の想いも理解できます。
犠牲者を出す事なく争いを終わらせる方法は本当にないのでしょうか?
外科医エリーゼネタバレ第128話最新話と感想!リンデンと決戦へまとめ
今回は漫画「外科医エリーゼ」128話のネタバレ、感想をご紹介しました。
チャイルド家門の力が弱まる前に先手を打とうと考えるアムセル侯爵。
リンデンへの謝罪を提案するユリエンの意見を否定すると、彼と和解する事は不可能だと言い放つのでした。