今回は、マンガ「公爵家のメイドに憑依しました」の3話のネタバレと感想をお伝えします!
前回までのお話で、小説を読んでいた女性が、いつも読んでいる小説の中の世界に転生してしまうという物語だと分かりました。
その転生した先での女性の姿は、メイドだったことから「メイドに憑依しました」というタイトルなのですね^^
「公爵家のメイドに憑依しました」の3話のネタバレと感想を分かりやすくお届けしていきます!
目次
公爵家のメイドに憑依しました3話最新話!温かさの正体とは?
それでは早速、マンガ「公爵家のメイドに憑依しました」3話のネタバレをお伝えしていきます。
呪いがうつる…
リアンドロへ、自分はメイドだと名乗るとすごく困ったような顔をされてしまいました。
アンナが自分のことを「イベリナ」と呼んでいたが、小説では見たことのない名前で、チョイ役以下に憑依するなんて…と思っていると、リアンドロに自分を離すように言われます。
しかし、メイドはリアンドロの目が見えないことは周知の事実だと言い、浴室までリアンドロを連れていくから安心して身を任せろと、明るく言い返します。
それでも、何度もリアンドロは自分を離すように言いますが、それならばと、メイドの方も強行突破のようにしてリアンドロをお姫様抱っこしました。
お姫様抱っこに驚いたリアンドロは、身分の高い自分へのその行いに無礼だと言い、暴れたのでした。
リアンドロの身体に触れると呪いがうつるという噂をみんな信じ、周囲の者はリアンドロをずっと避けてきました。
でも、小説のストーリーを知っているメイドは、リアンドロを触っただけで呪いはうつらないと知っています。
リアンドロの身体は…
浴室に着くなり、出て行けと促すリアンドロですが、よく目が見えないので足をぶつけて転んでしまい、痛みに悶えうずくまっているリアンドロ。
いつもこのようによく身体をぶつけたり、転んだりしているのだろうとメイドは思い、リアンドロに手を差し伸べようとしたのですが、またリアンドロに触るなと言われてしまいます。
メイドは、リアンドロ一人じゃ今日中にお風呂に入れないと言い、リアンドロはそんなメイドの物言いに、苦言を呈しましたがメイドは全く気にしていません。
気にしているどころか、にこにこしているのでリアンドロは自分に同情しているのかと聞きます。
メイドははっきりと同情していると言い放ち、リアンドロの事を可哀想だとも言います。
メイドのはっきりとした物言いに、リアンドロは、身体には触れるなとだけ言うとメイドが手を貸すことを受け入れました。
リアンドロの脱衣を手伝っているとリアンドロの身体が年の割に小さいことと、周囲の人から避けられる程、傷が醜いわけではないということに気が付きました。
リアンドロの身体を見ているうちに感極まってしまったメイドは、リアンドロの事を自分がしっかりお世話してやるんだと意気込むのです。
実は呪いは…
メイドの力を借りて、ようやくお風呂に入れたリアンドロ。
そんなリアンドロに、周囲の者たちがリアンドロを人格破綻者だと言っていることを知っているかと本人に尋ねますが、デリカシーのない問いかけに、少しは気を遣うようにメイドをたしなめました。
メイドがせっけんを泡立てようとこすっていると、またしても触るなと声を荒げるリアンドロ、理由を説明しても、リアンドロはやめろと取り乱しました。
触ったら呪いがうつると声を荒げるリアンドロにメイドは、呪いがうつるのは根拠のないことだと言い、さらに、医者も魔術師も触っただけでは呪いはうつうらないと言ったのに、なぜリアンドロは自分に触ると呪いがうつると言い張るのか問いました。
リアンドロはそれをなぜ知っているのかメイドに聞きますが、メイドは知っている理由は言わず、ただ知っているとだけ伝えます。
すると急にメイドは、リアンドロの至近距離まで自分の顔を近づけ、自分のことが見えるかリアンドロに聞きました。
温かさの正体
リアンドロはメイドにぼんやり見えることを伝え、メイドに触ってもいいかと問います。
メイドは触ることをもちろん許可、リアンドロは口癖のようにまた、呪われるかもしれないなどと言いましたがメイドはまたかと聞き流しました。
リアンドロは意を決し、メイドの頬に優しく触れました、そしてメイドの頬の温かさにリアンドロは…。
公爵家のメイドに憑依しました3話の感想
リアンドロが繰り返し自分を放っておくように言ってもなかなか引き下がらず、世話をしようとするメイド。
自分に触るなと何度も言うリアンドロを、素直に人に手を貸してほしいと言えないんだと思って見ていましたね。
周囲の人が自分を避けることに、もう幾度となく傷ついてきたリアンドロは自分から人を遠ざけることで、これ以上自分が傷つくことを防止しているのかなと思いました。
きっと、人に助けを求める、人に頼るという術すら知らないのだと思いました。
リアンドロが自分の殻に閉じこもり、それは人との関わりを完全にシャットアウトしてきたからもありますが、もう生まれてきた時からリアンドロに誰もが無関心だったことも影響していると思いましたね。
呪いがそうさせたのではなく、呪いが始まる前からリアンドロに誰も関心を持っていなかったのだと思いました。
こうして自分がもっと傷付くのを恐れ、自分を守った結果、結果的に、より孤独になっているのですが…これ以上さらに傷付くよりはマシなのでしょう。
メイドが脱衣を手伝ったとき、リアンドロが年相応の発育がなされていない身体つきには切ない気持ちになりましたね…。
そしてメイドがせっけんをこすっていた時、リアンドロはこれ以上自分に触れようとすることを激しく拒否しました。
自分に触れても呪いがうつることはないと知っているのに…。
きっと人に優しくされたことがないので、優しくされることすらも恐怖だったのではないかと思いました。
せっけんを使って自分に何をしてこようとしているのか、怖かったのかもしれません。
世話をずっとされてきてないリアンドロなので、そもそも誰かに身体を洗ってもらう、という行為自体を知らないのかも。
それでも怯むことなく、リアンドロへ呪いがうつることはないと自分は知っていると接し続けるメイド。
根負けしたリアンドロは、メイドに自分がメイドに触れていいか聞いていました。
メイドの頬に優しく手を伸ばす姿には思わず涙腺が緩みました…。
今まで自分から人へ触れたことも、他人から手を差し伸べられたこともないリアンドロが、恐る恐るメイドに手を伸ばすシーンには胸が締め付けられる思いでした。
本当はもっともっと前から誰かに触れたいと思っていたのではないかと。
そしてメイドの頬に優しく触れ、その温かさを感じ取ったところで3話は終わりでした…。
初めて人の温かみに触れたリアンドロはどう思ったのか…とても気になります。
そしてこのままリアンドロはメイドに心を許していくでしょうか…。
まだ幼いリアンドロが人の温かさを知り、過去に傷付いた心の傷が少しでも癒えることを願うばかりです。
まとめ
公爵家のメイドに憑依しました3話ネタバレと感想をお伝えしました!
リアンドロの頑なに自分を触らせない姿には、これ以上自分が傷付くことがないように自分を必死で守っているのだと感じました。
メイドも、そんなリアンドロに根気強く付き合い続け、呪いがうつることはないと言い続けていましたね。
3話の最後には、リアンドロの方からメイドに触れていく姿を見ることができましたがこのまま、リアンドロはメイドに徐々に心を許していくのか…今後の展開が気になります^^