「ピッコマ」連載漫画の「お兄ちゃんたちに気をつけて!」12話のネタバレと感想をまとめてみました!
家族のことで揺れ動くユージンの心情が描かれています。
お兄ちゃんたちに気をつけて!12話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
お兄ちゃんたちに気をつけて!12話最新話ネタバレと感想!ユージンの葛藤
夫人の奇行
アリナは病気で亡くなりました。
しかし、夫人はまだアリナがこの世にいると信じています。
アリナがいないのはかくれんぼをしているからだと思い、部屋中を探す夫人。
ユージンは夫人の様子を公爵に報告しました。
公爵は夫人を医者に診てもらうことにしました。
ハリが来てからのエルンスト家
程なくして、ハリがエルンスト家の養女として迎え入れられます。
ハリが来てから、夫人の症状は安定してきました。
しかし、キャベルとエーリッヒはハリをひどく嫌います。
ユージンはハリに当たるのは間違っていると分かっていながらも何もしません。
むしろ、ハリはいじめられていながらもまだ生きているだけいいじゃないか、しかも自分達兄弟から父母を奪ったとも思っていました。
長男である為、周囲に甘えることなく優等生で過ごしてきたユージンは、こんな感情を抱くのは初めてで、どうしたらいいか分からず悩み苦しんでいました。
ハリの危機
ある日、屋敷の中が静かすぎることに違和感を感じたユージン。
使用人も誰もいません。
キャベルに何かあったか聞くも、何も知らず一人で遊んでいました。
次にエーリッヒに何かあったか、ハリはどこにいるか聞くユージン。
エーリッヒも何も知らないと言いますが、明らかに動揺している表情をしています。
本当のことを言ってほしいとユージンは問い質します。
エーリッヒは暗い表情で思い悩んでいました。
ハリを必死に探すユージン。
屋敷の中からは見つからず外に出ると、雪が降る中で倒れているハリを見つけるのでした。
お兄ちゃんたちに気をつけて!12話感想
夫人はアリナが亡くなったことを受け止めきれなかったのでしょう。
夫人の行動に、一読者である私も胸が込みあがる思いでした。
ハリが来たことで重い症状だった夫人が落ち着いたのは良かったと思います。
しかし、兄弟達はハリを受け入れることが出来ませんでした。
優等生のユージンも例外ではありません。
ユージンはハリは悪くないという理性と、両親を奪われたという感情がぶつかり合って悩み苦しんでいました。
ハリは夫人の症状を落ち着かせることができたけど、ユージンは見守ることしかできなかったという悔しさも感じているかもしれません。
同じ子どもであるキャベル、エーリッヒと比べ、ユージンは長男であるがゆえに余計に悩んで苦しい思いをしているのが、とても伝わりました。
キャベルやエーリッヒのように、ただ感情をむき出しにできる立場ならどんなに楽だろうと思います。
感情を出さずに悩むユージンは、本当に責任感が強く、長男としての器を持っていると思いました。
そんなユージンの心も、いつか安らぐ時が来てほしいと思います。
お兄ちゃんたちに気をつけて!12話最新話ネタバレと感想!ユージンの葛藤まとめ
今回は「お兄ちゃんたちに気をつけて!」最新話12話のネタバレと感想を紹介しました!
エルンスト家が今後歩んでいく道に必見です!