「ピッコマ」連載漫画の「離婚されたって大金持ちです!」84話のネタバレと感想をまとめてみました!
新しい名字と爵位を授けることは、皇族であれば容易だとネハイル皇太子から告げられたアリサ。
しかしそれを実施するために、ネハイル皇太子はある条件を持ち出します。
「ピッコマ」連載漫画の「離婚されたって大金持ちです!」84話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
離婚されたって大金持ちです!ネタバレ84話最新話と感想!新しい名前
テラエルの歴史
ネハイル皇太子が要求したのは、後日やって来るテラエル使節団との会談の場に同席することでした。
そこでは貿易関連の協議が予定されており、交渉に長けているアリサが適任だというのです。
テラエルという国は、数十年前から帝国の属国でした。
そのため帝国に移住してきたテラエルの労働者は、差別され下に見られていたのです。
しかし3年前に起きた戦争でテラエルは独立し、今では帝国並になるほどの急成長を遂げました。
そして現在、テラエルは帝国に対し、同等の立場で関税協定を要求しているのです。
皇太子の抵抗
外交官は今でもテラエルを下に見ており、優遇すべきではないと主張しています。
しかしネハイル皇太子は、互の利益を追求すべきという考えでした。
自国の利益ばかり追求する官僚達を説得してもらいたい、それがネハイル皇太子の要求だったのです。
違う視点で状況を見ることができる人材として、アリサこそが適任だとネハイル皇太子は告げます。
ネハイル皇太子の想いを聞いたアリサは、その役目を引き受けることにしました。
不当な行いに立ち向かうなら力になりたい、とアリサは強く思ったのです。
しかし下手をすれば外交問題に発展しかねないため、その責任はとても重いものでした。
子爵貴族アリサ
その翌日、アリサの元にネハイル皇太子から手紙が届きます。
そこには新たな爵位と、名字を授ける旨が記載されていました。
「アリサ・ド・メッド・ハーフリン子爵」、それがアリサに与えられた名です。
これでハルフェンとの関係は消え、アリサも伯爵令嬢ではなくなりました。
その日の午後、アリサはさっそく弁護士に話をします。
これなら裁判が執り行われる前に、訴えは棄却されるはずです。
その件について損害賠償を請求するか、弁護士はたずねてきました。
少し考えた後、アリサはしないことを選択します。
アリサの中で、両親に対する復讐心は強く残っていました。
しかし実行してしまったら、その仕打ちは弟のルフィンに全て返ってしまいます。
ルフィンにそこまでのことはしたくない、それがアリサが留まった理由だったのです。
離婚されたって大金持ちです!ネタバレ84話感想
今回は、ネハイル皇太子の意外な一面が描かれました。
ネハイル皇太子がアリサに要求したことは、正当な理由があったのですね。
自国ばかりではなく互いの利益を追求すべき、とは立派な考えだと思います。
だからこそアリサの心も動き、協力することにしました。
ネハイル皇太子はアリサの人柄と交渉術を高く評価していましたが、それだけではないでしょう。
関税というお金の動きであれば、前世は会計士だったアリサの得意分野ですよね。
きっとここでもアリサの大活躍が見られると、期待しています。
そしてネハイル皇太子の迅速な行動により、アリサは無事に子爵貴族となりました。
これでハルフェンとは完全に縁が切れ、さらに損害賠償を請求することも可能でしたね。
ですがアリサは、両親への復讐をすることはありませんでした。
ちょっと意外でしたが、弟のルフィンが理由なら納得するしかなかったです。
離婚されたって大金持ちです!ネタバレ84話最新話と感想!新しい名前
今回は「離婚されたって大金持ちです!」最新話84話のネタバレと感想を紹介しました!
ネハイル皇太子の考えに共感したアリサは、その要求を受けることにします。
翌日新たな爵位と名を授かったアリサは、アリサ・ド・メッド・ハーフリン子爵となったのです。