「ピッコマ」連載漫画の「優しいあなたを守る方法」33話のネタバレと感想をまとめてみました!
護衛に派遣されたテヌアは今思い出しても恐怖を感じるほどの酷い仕打ちを受けた相手でした。
さらに、季節に似合わない砂嵐がたくさん起こり、風を操れるテヌアのせいなのではを不信感を抱くのでした。
「優しいあなたを守る方法」33話のネタバレと感想をしていきます。
目次
優しいあなたを守る方法ネタバレ33話最新話と感想!テヌアが与えた苦痛
レティシャの思い込み
砂嵐がやんだ後。
ディトリアンは臣下たちと魔獣の住処が無いか偵察に出かけました。
前回砂漠を歩いた時の事を思い出していいたレティシャ。
その時は魔獣に出くわすことはありませんでした。
しかし、全てが変わってしまっている今、何が起こるか分からず心配になっています。
それでも、砂嵐がテヌアの仕業ならばかえってディトリアンは安全であると考えていました。
その時レティシャの目に入ったのは使節団の団員たちが自分を見ながら話している姿。
自分の事を悪く言っていると思い込んでいるレティシャ。
実際は、砂嵐が強いからとレティシャに誰かをつけたほうが良いのか検討していたのでした。
ユルケンに近づくなと命じられていたことが、かえって誤解を生んでしまったのです。
その頃テヌアは、あのくらいの砂嵐が起こったらレティシャは倒れていたのにと考えている様子。
やはり砂嵐はテヌアによるものでした。
しばらく見ないうちにレティシャの目つきが変わった。
テヌアにはそのように見えていました。
自らの手で壊したおもちゃが新品になって戻って来たと。
テヌアはそんな風に感じるのでした。
テヌアとの過去
それはまだレティシャが幼かった頃。
聖女からレティシャが危険だと聞かされていたテヌア。
狂った精神を直したいから正しい道へと導いて欲しい。
そんな風に頼まれていたのです。
テヌアは、自ら血に狂っていると感じていました。
そんな自分に娘を正しい道へと導けなどと命じる聖女に対し、正気かと思います。
手をかけられない娘の世話は面倒だ。
そんなふうに考えていたテヌア。
しかし、レティシャを見た瞬間に考えが変わりました。
テヌアは任務に夢中になる自信が湧いてきたのです。
レティシャが気が狂って人の命を奪って来たと聞いていました。
本当の姿は、腕に虐待の跡がたくさんついているのに目には希望が宿っていたのです。
自分と同じだと思い込んでいたテヌアでしたが、全く違うと感じました。
幼い娘が、大人でも耐えがたい苦痛の中。
そんな中でもその目線は澄み切っていたのです。
この世に女神がいたら、こんな姿じゃないかと思うような姿だとテヌアは感じていたようでした。
だからこそ自らの手で、レティシャを二度と立ち上がれないように絶望を与えたい思ったのです。
その為に、とことん痛めつけたのです。
しかし、ある日首都を離れなければならなくなったテヌア。
レティシャを置いて首都を離れることで、誰かに完全に壊されるのを恐れていました。
それでも戻って来て目に入ったのは、隠していても分かるほど絶望など全くない微笑みを浮かべるレティシャの姿。
その姿をテヌアはよく思っていなかったのでした。
テヌアの不満
次の瞬間、ものすごい砂嵐が起こりました。
前触れもなく怒った事で、ユルケンは伏せるようにしか指示を出すことが出来ません。
同時に公妃を守るように命じました。
しかし、砂嵐が起こったのがレティシャの目の前だったので巻き込まれると叫ぶしか出来ません。
ダメだと思ったその時。
レティシャの元にディトリアンが駆け寄ります。
砂嵐で何も見えないレティシャ。
ディトリアンなのかと尋ねます。
ディトリアンは砂嵐がやむまで守ると誓いました。
そして、息の仕方などを教えてくれたのです。
レティシャは砂嵐が迫っていた時、身体が全く動きませんでした。
ディトリアンが居なかったら巻き込まれていたと感じます。
砂嵐は長く強い風が何度もおしよせ、ようやく止みました。
絶対に普通の砂嵐じゃなかったとディトリアンも思います。
ディトリアンの目には、急に砂嵐が起こって真っ直ぐ進んでいるように見えていました。
それはレティシャの血を欲しているかのように…。
怪我をさせる前にもっと早くレティシャの元にたどり着くべきだった。
そう思うディトリアン。
レティシャは偵察結果を尋ねます。
当分、魔獣が現れる心配はないと告げたディトリアン。
しかし、レティシャの怪我をきっかけに、休憩を提案します。
みんなに迷惑をかけたくないと思うレティシャ。
そんなレティシャに気を遣わせないように荷崩れが起きていると嘘をつくディトリアン。
それを耳にした団員たちが、荷崩れや体力の限界を報告したのです。
大げさに表現した後、ディトリアンに休憩を申請しました。
そして、あっという間に団員たちがテントを張るのを見て、ディトリアンは相当辛かったのかとわざと嘆きます。
レティシャの目には団員たちは元気なように見えました。
しかし、ディトリアンに従う事にしたのです。
その姿を見て面白くなさそうなテヌア。
そんなテヌアをアフィンは見ていました。
優しいあなたを守る方法33話の感想
テヌアもまた、聖女からレティシャの間違った印象を聞かされていました。
本当のレティシャを知ったら、テヌアはレティシャに興味を持つことはなかっただろうと思いました。
それでも使命感というより、自らの意思でレティシャを苦しめていた過去があったので、どっちにしろ、レティシャに対してひどい仕打ちをしていたのでしょうか…。
自分と同じく人に手をかけていると勘違いをしていたテヌアでしたが、希望の目をしているレティシャを見て、自分とは違うと思い、気に食わなかったというのは、かなり勝手な理由ですよね。
さらには、ディトリアンのおかげで希望の色を取り戻したレティシャをさらに憎んでいるテヌアはやはりくるっているのでしょうか。
幸いにも、ディトリアンも砂嵐が異常だと感じているようです。
同じく護衛であり、実情を知っているアフィンがテヌアの様子を気にしているように見えますが、アフィンは何を考えているのか気になります。
やはり、公国に行くまでの道のりは一筋縄ではいかなさそうです。
しかし、これをきっかけに、レティシャと使節団との誤解が解決したらいいなとも思います。
そして、アフィンも本格的にレティシャの味方になってくれたらさらに心強く感じます。
優しいあなたを守る方法ネタバレ33話最新話!テヌアが与えた苦痛のまとめ
今回は「優しいあなたを守る方法」33話のネタバレと感想をご紹介しました!
ディトリアンは臣下たちと魔獣の住処が無いか偵察に行き、使節団の団員たちがレティシャの方を見て話している姿を目にして、悪口を言っていると勘違いしてしまいます。
テヌアは聖女によって間違ったレティシャの印象を植え付けられ、自ら気に食わないという理由でレティシャを壊そうとした過去があったのですが、久しぶりに見たレティシャはまた希望の光を持つ目に戻っており気に食わず砂嵐を起こさせるのでした。