「ピッコマ」連載漫画の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」30話のネタバレと感想をまとめてみました!
ノアがセザールを呼び出したのは、廃れた宮殿が見える丘の上です。
そこでノアは、子供の頃に会った女性について話し始めました…。
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る30話のネタバレと感想を書いていきます!
目次
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残るネタバレ30話最新話と感想!皇后の事情
ノアが見た幽霊とは
ノアは、子供の時よく一緒に遊んだ丘の上にセザールを呼び出します。
そして、廃れた宮殿を指さしました。
ノアは、子供の頃そこで美しい生きた幽霊を見たと話します。
そこは先皇の妃達が幽閉されているところで、彼女は「貢ぎ物」として12歳で嫁入りした遊牧民出身の娘でした。
命がある限りその宮殿から出ることができない彼女は、自ら命を絶ったそうです。
ノアは、母である皇后が彼女のようになるのが怖くて必死なのだろうと考えていました。
欲張らなければ皇室では生き残れないからです。
ノアの苦しみ
母の事情を理解しているノアですが、兄とは争いたくないと思っていました。
兄と皇位継承で争うくらいなら、皇宮を去りたいとさえ考えています。
どうすればいいのかと苦悩するノアに、セザールは自分も逃げ出したかったのだと言いました。
チャンスはいくらでもあったが、守りたい人がいるから逃げなかったのだと。
セザールはノアに、自分が守りたいものが何かを考えれば答えは見えてくると話しました。
ノアは明るく微笑み、セザールが無事に帰還してよかったと答えます。
皇后の側近
ノアとセザールの話し合いを、木の陰で盗み聞いている人物がいました。
皇后の使いとして戦場のセザールに凱旋式の求めを取り下げるよう要求した、皇后の側近の男です。
男は皇后に二人の話の内容を伝えました。
それを聞いた皇后は男に、自分が欲張っていると思うか尋ねます。
男は、第二皇子が皇后の意を汲む日は間近だから心配はいらないと答えました。
皇后は、ぜひそうであってほしいと言います。
皇后は、セザールが皇帝になっても自分の命を絶つことはせず、どこかに幽閉するだろうと考えていました。
その結果、自分は誰の記憶にも残らない存在になるのだろうと想像します。
そんなことになるよりは命を奪われた方がずっとマシだと言う皇后。
少しでも若くて美しいときに人生を終えたいと。
そして側近の男、オスカー・ハインデルに対し、この先ノアの側で自分の目と耳になるようにと命令しました。
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る30話感想
幽閉、ではなくて、追放、ではダメなのでしょうか。
首都には入れないが、あとは自由に生きていけるということにすれば、ここまで悲劇的なことにはならないでしょう。
復讐されるリスクがあるとしても、皇室の中でのこのような争いよりは安全なのではないかと思いますが。
この世界で、皇帝に正妃以外の妃がいないというのはめったに望めないでしょう。
それならば、世代が変わるたびに、新たに幽閉される妃たちが生まれてしまいます。
セザールが皇帝になったとき、これまでの悲劇的なやり方を改めてほしいですね。
皇妃たちもこれまで通り皇宮でそれなりの待遇を受けられるように。
そうすれば、この先、第二のセザールが生まれることもないでしょう。
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残るネタバレ30話最新話まとめ!皇后の事情
今回はよくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る30話のネタバレと感想を紹介しました!
皇后は、セザールが皇帝になって幽閉されるよりも命を奪われた方がいいと思っています。
母の気持ちが分かっているノアは、セザールとの板挟みで苦しんでいました。