「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢」40話のネタバレと感想をまとめてみました!
芸術病が進行し、これまでに無い程の心臓の痛みに苦しむカリナ。
しかしハロンの力で容体が落ち着き、フェリオールは芸術病の治療薬に可能性を見出します。
「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢40話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ40話最新話と感想!変わりゆく想いと後悔
優しさが辛いとき
カリナの病状が悪化してから時が経ち、季節は冬となっていました。
カリナの過ごし方は変わっておらず、アトリエで絵を描く日々を送っていたのです。
この日カリナは、一枚の絵を完成させます。
しかしあまりにも気持ちが楽しくなってしまい、同時に「創造の奇跡」の能力が発動してしまいました。
実体化した蝶たちを外へ出そうと、アトリエの窓を開けるカリナ。
その時偶然にも近くにいたミリアンと目が合い、カリナは思わず窓を閉めてしまいます。
程なくして、ミリアンがカリナのアトリエにやって来ました。
勝手に能力を使ったことをミリアンは咎めますが、それはカリナを心配するが故です。
そんなミリアンの優しさに、カリナは泣きたくなる気持ちを必死に抑えます。
自覚した想い
ミリアンは、フェリオールから聞いた話を思い返していました。
芸術病による痛みは尋常ではないこと、しかしハロンがその治療薬になる可能性があることです。
カリナのためにできることがあるなら、何でも協力するとミリアンは約束しました。
現在カリナが描いたヘルタは、消えることなく存在しています。
この不可解な状況で何も解明できていないことを、ミリアンは悔やみました。
そして今、カリナが気になって仕方がない自分にミリアンは気付きます。
もし初めて会った時にちゃんと話をしていたら、何かが変わっていたのではと思えてならないのでした。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ40話感想
今回は、ミリアンのカリナに対する想いが語られました。
最初は邸宅にやって来たカリナを面倒に感じていたものの、今は愛おしく思っていますね。
これからもずっと生きていてもらいたい、というのはミリアンの心からの願いなのでしょう。
その時に見せたミリアンの表情が、あまりにも穏やかで優しかったのがとても印象的です。
そしてそれを聞いた時のカリナの顔が、必死に堪えているようで対照的でした。
今のカリナにとっては、ミリアンの優しさは辛いのかもしれません。
カリナも心の底では、きっと生きたいと願っているのでしょう。
でもそれは叶わないことだと知っているから、カリナは苦しいのだと思います。
ちなみに気になったのは、フェリオールに語ったミリアンの言葉です。
ミリアンは以前、目の前で大切な人を失ってしまったのでしょうか。
実はミリアンについては、両親も含めまだ過去が不明なことが多いんですよね。
一体どんな人生を送ってきたのか、いろいろと気になりました。
それでもミリアンは、過去を振り返らずに前を見る強い人だと感じています。
そんなミリアンが、カリナとの出会い方を後悔しているんです。
もしあのときちゃんと話していたら、カリナの状況は変わっていたのではないか、と。
ミリアンがどれだけカリナに本気なのか、読んでいて伝わってきました。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ40話最新話と感想!変わりゆく想いと後悔
今回は「余命わずかの脇役令嬢」最新話40話のネタバレと感想を紹介しました!
季節が冬になり、カリナは変わらず絵を描く日々を送っていました。
そしてミリアンは、日に日に大きくなっていくカリナへの想いを自覚します。