「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢」43話のネタバレと感想をまとめてみました!
カリナが創造の奇跡の能力を使っても、身体には何も変化が起きなくなっていました。
フェリオールを見送ったカリナは、夕方の宴会までの時間を絵を描いて過ごすことにします。
「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢43話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ43話最新話と感想!同情ゆえの優しさ
突如訪れた異変
宴会を楽しみにしながら、カリナはキャンパスに筆を走らせます。
しかし一瞬手の感覚に違和感を感じ、筆を落としてしまいました。
その後は何事もなく動いたため、気のせいだと考えたカリナは宴会の準備に向かうことにします。
残された時間はまだ4ヶ月ある、そう言い聞かせるカリナでしたが、芸術病の発作が起きてしまいました。
痛みと苦しみで、カリナは立っていられずうずくまってしまいます。
そこへ宴会の支度を終え、正装に着替えたミリアンがやって来ました。
カリナの様子を見たミリアンは、何も聞かずにカリナを抱え部屋まで運びます。
優しさが心に沁みて
家族でさえ気づかなかったカリナの苦しみに、ミリアンはすぐに気づいてくれました。
そして自分を気遣ってくれるミリアンの優しさに、カリナは思わず涙を流します。
泣き出してしまったカリナに動揺しながらも、ミリアンは優しく抱きしめました。
しばらくして落ち着きを取り戻したカリナは、ミリアンにお礼を伝えます。
しかしミリアンの服は、カリナの涙で濡れてしまっていました。
慌てるカリナに対しミリアンは落ち着いた様子で、今日は休むようカリナに提案します。
今日の宴会は前夜祭のため、軽い顔合わせとお酒を飲むくらいなのだそうです。
カリナにそう説明したミリアンは、着替えをしに部屋を出ていきます。
未練
1人残されたカリナは、「もし自分が健康だったら」と考えずにはいられませんでした。
ミリアンがこんなに優しくしてくれるのは、カリナに同情しているからに過ぎません。
でも健康だったなら、同情ではなく愛情を向けてくれたのかもしれない。
今更そんな期待を抱いてしまった自分を、カリナは戒めました。
一方ミリアンは、準備中のフェンに宴会の延長を伝えました。
今日は前夜祭ということにして、本番は明日からにするよう要求します。
それを聞いたフェンは、ミリアンの無茶振りに頭を抱えるのでした。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ43話感想
今回は、ミリアンの優しさに感情を揺さぶられるカリナの様子が描かれました。
奇跡の能力を使っても身体に異常はありませんでしたが、やはり発作は起きるようです。
いつもより重い発作をひたすら耐えようとするカリナの姿は、ただただ痛々しかったです。
でも苦しいと言えないのは、今までカリナが過ごしてきた環境を考えれば当然なんですよね。
だからミリアンの優しさも、同情に過ぎないと思うしかできないのでしょう。
どれだけカリナが期待しては裏切られてきたのか、その傷は根深いようです。
けれどもミリアンは間違いなく、カリナに愛情を抱いていますよね。
それがちゃんと伝わる日は、いつか来てくれると信じたいです。
ちなみにミリアンが言った前夜祭ですが、そんな文化はないと明らかになりました。
それはカリナを気遣って、咄嗟についた嘘だったのですね。
公爵としての面子より、カリナのほうが今のミリアンには大切なのだとわかります。
カリナとミリアンには本当に幸せになって欲しいのですが、小さなすれ違いが心苦しいです。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ43話最新話と感想!同情ゆえの優しさ
今回は「余命わずかの脇役令嬢」最新話43話のネタバレと感想を紹介しました!
発作で苦しんでいた所をミリアンに救われたカリナは、その優しさに思わず涙を流しました。
しかしそれは同情しているからに過ぎないのだと、変な期待はしないようカリナは自分に言い聞かせます。