今回は「公爵家のメイドに憑依しました」第20話のネタバレと感想について書いていきます!
はたしてリアンドロの容態はよくなるのか、そして小説の内容から大きく離れていく展開は今後どうなっていくのでしょうか?
それでは「公爵家のメイドに憑依しました」第20話のネタバレの内容に入っていきましょう!
目次
公爵家のメイドに憑依しました【第20話】ネタバレ!ついに呪いは解かれる
リアンドロの容態は悪化したまま
リアンドロの体調が著しく悪化してから2日。
公爵家には医師を含め、魔法使いまでもが出入りしては、手を施したのにも関わらず、リアンドロの容態は良くなることがありませんでした。
イベリナは深く悲しみ、ロレンゾとの関係をめぐって衝突していたことについて、どんなに理不尽であろうとも今はリアンドロのことを優先して考えてあげるべきだったと後悔します。
そして、リアンドロにかかった呪いはそもそも皇室の人間にかかるとされていたのに、なぜリアンドロがこんなにも苦しまなくてはならないのかと怒りをあらわにするのでした。
リアンドロの呪いに秘められた経緯
リアンドロが呪いにかかってしまうまでの大きな歴史と過程が、小説には書かれていました。
3世代前の皇帝がアンブロセティ王国へ侵略、大陸南部を統一したとき、アンブロセティ王国はすぐに降伏を宣言したものの、この侵略によって犠牲になった百姓は数多く、近々勝者ベラビティ皇室には恐ろしい呪いがかかるであろうと予告されていたのでした。
当初は誰も気にしていなかった「呪い」しかし、皇室直系の後継者ディエゴを対象にしてついに現れたのです。
しかし、現皇帝(ディエゴの父)はある種の力を借りて、自分の息子の代わりにリアンドロに呪いがかかるように仕向けたのでした。
そして、敗戦国アンブロセティ国の王女エレオノラは、静かに戦争を図っていた兄を止めるために婚約することになっていたのですが、ディエゴに対して本気で恋に落ちたのです。
そしてエレオノラが悲しんだとき、危機に直面したときだけ救いの手をのべるように登場するのがリアンドロだったのでした。
ついに呪いが解かれる!?
イベリナはそんな小説の展開にも胸が痛かったことを思い出しつつ、目の前にいても何もすることができない苦痛に涙を流します。
そんなとき公爵夫妻が、リアンドロの容態が悪化してから1週間経ってやっと現れます。
医師からもリアンドロの深刻な状態を告げられた公爵夫妻は、息をしている間だけ最善をつくし、危篤になったら報告をするようにと冷たい対応。
それを聞いていたイベリナは、息子が死ぬかもしれないのにも関わらずその対応であることに怒りが収まらないのでした。
イベリナがリアンドロのベッドサイドにずっといるものの、なかなか容態はよくならないまま深夜になり、再び自分が何もしてあげることのできない不甲斐なさを痛感します。
イベリナが悲痛な思いでリアンドロの手を握りしめ、強く願うと、握り締めた手元から強い光が。
まばゆい光を浴びながら、それまで唸っていたリアンドロは目を覚まし、そして呪いによって首元についていた黒い傷跡も消え、青い透き通った瞳を開きます。
公爵家のメイドに憑依しました【第20話】感想!
「公爵家のメイドに憑依しました」第20話は、今まで以上の急展開を迎えましたね!
リアンドロをここまで苦しませる「呪い」には公爵家を揺るがす大きな歴史に基づいて存在しているものだということが具体的に描かれました。
小説の内容からは既にかけ離れてきてはいるのですが、リアンドロが呪いにかかるまでの過程というのは本当に無惨で酷い公爵家の策略であったようです。
本当に不幸なリアンドロに憐れむことしかできず、読者である自分自身もリアンドロの復活を祈るばかりだったのですが、ついにイベリナが呪いを解いた模様です!
この展開には大きく感動しました!
次話以降、復活したリアンドロと呪いを解いたイベリナの関係がどう変化を遂げていくのか、変化しつつある小説の内容はどう展開を迎えていくのか今後が楽しみですね。
公爵家のメイドに憑依しました【第20話】ネタバレと感想!ついに呪いは解かれるまとめ
「公爵家のメイドに憑依しました」第20話は、長いこと苦しんでいたリアンドロの呪いが、ついにイベリナによって解かれる感動的な展開になりました。
今までリアンドロのことを冷ややかな目で見ていた公爵家の人々の対応はどう変わっていくのでしょうか?
以上、「公爵家のメイドに憑依しました」第20話のネタバレと感想についてでした。