「ピッコマ」連載漫画の「悪党の母になりました」54話のネタバレと感想をまとめてみました!
ロゼリアから距離を置かれるふたり。
取り繕うことを諦め、以前のような恐ろしいふたりに逆戻りです。
悪党の母になりました54話のネタバレと感想を紹介します!
目次
悪党の母になりましたネタバレ54話最新話と感想!枷のはずれたチェイド家
もう戻れない
呆然とするロゼリアが、ずっと毒を飲み続けていたのかと聞くと、アインは一度も辞めたことはないと正直に答えました。
アインの意思ではなく、義務と責任感で仕方なくやっていたのでしょうと返しますが、アインはきっぱりとすべて自分の意思だと返します。
アインの取り繕わない態度に、ロゼリアは自分が負担をかけてしまっていたことに気が付きました。
今まで自分が努力し、その結果楽しくあたたかな時間を過ごせていたと思っていましたが、それがすべて無意味なことだったのだとわかりました。
アインと過ごした記憶がバラバラに砕け散るのを感じ、ロゼリアは一人にしてほしいと部屋から出て行ってもらいます。
1人になったアインは、もう二度と元のようには戻れないだろうと感じます。
恐ろしさを増すチェイド家
ロゼリアにすべてを打ち明けてから、アインはロゼリアに出会う前と変わらぬ日々を過ごしていました。
まるでロゼリアと過ごした日々などなかったかのように笑顔は消え、朝から訓練に励み、免疫を付けるための毒も堂々と飲みます。
アインの変わり具合を見た使用人たちは、もうロゼリアへの感情は消えたのだろうと噂します。
大きく変化したのはカシウスも同じで、ロゼリアにばれないよう内密に処理していたことを、堂々と処理し始めました。
今回の件に関する貴族たちへの復讐として毒をばらまき、急に血を吐き苦しむ貴族がじわじわと増えていきます。
命を落とさない程度の毒を飲んだ彼らは、生死の境をさまようことになりますが、対処法はありません。
悪化していく状況
状況は日に日に悪化し、ついに皇帝も仲裁に入ろうとします。
皇帝はカシウスにそろそろやめるべきだとは言いますが、先に仕掛けたのは貴族たちであり、あまり強くは言えませんでした。
収まる気配のない事態に、貴族たちは次々とチェイド家を訪ねて謝罪しますが、カシウスは鉱山や事業権といった交渉には乗りません。
毒殺を企んだ者や傍観した者たちへの罰だけが、チェイド家の怒りを鎮める唯一の物でした。
状況を改善させる唯一の手掛かりはロゼリアですが、ずっと部屋に閉じこもったまま出てきません。
悪党の母になりました54話感想
カシウスとアインはロゼリアと出会う前のような生活に戻ります。
ショックを受けているロゼリアは、未だに部屋から出てきません!
カシウスとアインは、まるでロゼリアと過ごしたあたたかさなどなかったかのような生活に戻ってしまいましたね。
むしろロゼリアを狙われた怒りで、以前よりも恐ろしい家になっています!
今回に限っては貴族たちが悪いので、状況も理解しようとしないロゼリアは、少し歩み寄りが足りないと感じてしまいました。
元々ふたりは一時的な癒しの時間を求めており、ロゼリアはふたりに心の底から暖かい人になることを求めていました。
初めから一緒に過ごす時間の意味がずれていたのだと思います!
それでもロゼリアが根気強くあたたかさを伝えていれば、ふたりの価値観や性格も変化したかもしれません。
過ごした時間が無駄だったとは思いませんが、ここで関わるのをやめてしまえば、本当に無駄になってしまうでしょう!
ロゼリアには常に命を狙われている二人の置かれた状況を理解し、寄り添う決意が必要です!
悪党の母になりましたネタバレ54話最新話と感想!枷のはずれたチェイド家まとめ
今回は、「悪党の母になりました」54話のネタバレと感想を紹介しました!
ロゼリアという枷が外れたチェイド家。
このまま原作通り恐ろしい一族になってしまうのか、今後の展開が気になります!