『ピッコマ!』で連載中の恋愛まんが『今世は当主になります』38話のネタバレと感想をまとめてみました!
皇后は恐怖で侍女たちを操り、侍女に第2皇子の死を促します。
既製服を売りにしたギャラハンのお店は大盛況で、ティアの提案の元クレリバンが次なる戦略を打ち出しました。
今世は当主になります第38話のネタバレと感想を書いていきます!
目次
今世は当主になりますネタバレ38話最新話と感想!ギャラハンの衣料店は大盛況
皇后の恐ろしさ
侍女たちが皇后の身支度を行っていました。
皇后は、アンゲナスがギャラハンは頑固で事業のことを明かさないと報告をしてきたときのことを思い出していました。
ギャラハンの名を繰り返しながら、爪をイライラと差し出します。
爪の手入れを行っていた侍女は皇后の不機嫌な様子を感じ取って慎重になってはいましたが、爪に触れた筆が滑ってしまいました!
一斉に侍女たち全員が怯えだし、震えながら控えます。
皇后は、その中でひとりの侍女を指差し、他の侍女たちを下がらせました。
侍女が震えながら膝まづいていると、皇后は何の報告もないことの理由を問いただします。
侍女は言われた通りにしたが、と言いかけると、皇后は彼女の父親が宮廷税務官になったことに触れ、相応の責務は付き物でしょうと聞きます。
蒼ざめて、時間の猶予を申し出る侍女。
寝込んでいる少年を思い出して、なぜ死なないのかと侍女は歯ぎしり。
早く死んで欲しいと強く願うのです。
皇后は薬の瓶を手に、もっとたくさん入れるように指示をし、侍女は表情を緩めて承知したと告げます。
冷たい皇后の目線のもと、薬瓶を安堵と共に握りしめる侍女は、存在感のない第2皇子こそ死ねばいいと思うのでした。
クレリバンの視察
緑色の壁の背の高い建物の前に長い列ができていました。
購入はひとり2着まで、と店員が整備を行っています。
店の中では、クレリバンにバイオレットがここ3日間ずっとこうだと言っていました。
毎日数量を追加しても売り切れで営業時間も短くなっていて、1か月以内に在庫は完売するだろうと。
クレリバンは2号店のオープンを前倒しにすることを提案し、バイオレットは服を作る役目を負っている既婚女性の来店が圧倒的に多いとニッコリ。
クレリバンは新規採用のテーラー8割を男性服の生産に配属すると言います。
女性服の注文も2倍以上に増えている中、既存の従業員だけで間に合うかとバイオレットは疑問を口にします。
クレリバンは心配ないと、ある紙をバイオレットに渡しました。
それはロンバルディ当主の注文書であり、バイオレットはロンバルディの使用人たちの服を既製服でそろえるとはと、驚きの声をあげます。
クレリバンに次のページを見るように促され、バイオレットはさらに大きな声をあげました!
ロンバルディ専属の職人たちを臨時で雇用できるという当主の承諾であり、クレリバンは報酬は惜しまず査定するように依頼します。
バイオレットは顔を輝かせ、ロンバルディの職人たちの手で作られた服なら、安価でも偏見はなくなると言いました。
バイオレットはクレリバンにいつの間にこんな交渉をしていたのかと尋ね、クレリバンは窓の外の長蛇の列に目をやりました。
注文書を手に、使用人たちの服を作るロンバルディの専門テーラーのことに言及したティアが思い浮びます。
クレリバンにルーラックに提案書を作成するように、と言ったのです。
熟練の職人がいれば全体の生産性を上げられる可能性と、使用人服の製作は男性服の製作の技術が上がるきっかけになるということを告げながら。
クレリバンは、ティアが見据えている先に驚きながら、微笑むのでした。
ティアはげんなりする
ティアがソファに座ってお茶を飲んでいるところ、侍女たちがティアを取り囲んでいました。
侍女たちはお茶のおかわりは、クッキーは、今日のヘアリボンが似合うと声を掛けてきます。
居心地の悪さを感じながら、紡績事業の時よりも侍女たちの親切さがアップしていることを感じるティア。
自分が傲慢になってしまうことを恐れて、さっさと退散しようとソファから降ります。
図書館に行こうとするティアに付き従おうとする侍女の手を握り、ティアはテーブルを片付けることをお願いしてにっこりとほほ笑みました。
目をきらめかせながら承諾を口にする侍女たちを背に、ティアは素早く去っていきます。
とぼとぼと廊下を歩いていると、ふと葉っぱが吹き込んできて、ティアは窓の外に目をやります。
天気もいいし、ちょっとくらい息抜きをしようとにこっと微笑みました。
今世は当主になります38話感想
今回のお話は、なによりも、皇后が怖い!に尽きました。
そうでなくともピリピリとした空気がストーリが始まると同時に感じられたところに、想像はしていたけど侍女の失敗があって、スリル満点。
侍女たちの怯えっぷりが半端ないですよね。
どんだけ恐れられているんだと、私自身なら絶対にこの皇后の元で働きたくない!と思いました。
悪女はいろんなタイプがいますが、こんな感じで精神的に支配してくるような底冷えする恐怖を感じる悪女が一番嫌です。
第2皇子の死を願うようになってしまっている侍女たちは許せはしないけど、同情を感じました。
皇子は寝込んでしまっているようだし、ティアとの出会いから後どうなっていたのかとかなり心配です。
一方、ギャラハンの新規事業の衣料店は大盛況!
が、もっとすごいのは、すでに次の戦略が打ち出されていること。
もちろんティアの提案であり、クレリバン同様ティアには舌を巻きますね。
ティアがちょっと息抜きと言っていますが、久しぶりに可愛らしい姿とか見てみたいですね。
今世は当主になりますネタバレ38話最新話と感想!ギャラハンの衣料店は大盛況
今回は漫画「今世は当主になります」38話のネタバレ、感想をご紹介しました。
皇后は侍女たちを恐怖で制圧し、侍女に第2皇子を死に至らしめるよう薬の投与を増やすように命じます。
ギャラハンの衣料店は連日長蛇の列で、視察に来たクレリバンはティアの提案した新たな戦略を打ち出します。