「ピッコマ」連載漫画の「ラスボスの私が主人公の妻になりました」第9話のネタバレと感想をまとめてみました!
シグレンと仲良くなりたいと考えるフィオナ。
彼にはフィオナの知らない秘密があったのです。
「ラスボスの私が主人公の妻になりました」第9話のネタバレと感想を紹介します!
目次
ラスボスの私が主人公の妻になりましたネタバレ第9話最新話と感想!涙の理由
誤解を解きたい
シグレンの診察が終わるまで部屋の前で待っていたフィオナ。
彼の誤解を解く為にも、自分の境遇を説明しようと考えたのです。
小説でのシグレンの役割はシンプルで、ユニスだけを愛し、どんな時でも彼女の味方でいてくれる存在でした。
小説はユニスの視点で進んでいく為、彼の幼少時代の性格までは考えていなかったのです。
彼に不幸な幼少期を送らせてしまった罪悪感と愛情、そして未来への期待からシグレンに親切に接してきたフィオナ。
このまま彼に嫌われ続けていては、フィオナは小説のような悲惨な最期を遂げてしまうかもしれません。
フィオナがこれからの対策について考えていた時、部屋のドアが開き診察を終えた医師が出てきました。
無数の傷跡
怪訝そうな表情の医師に、何があったのか尋ねるフィオナ。
医師は言いにくそうにしながらも、シグレンの体に無数の傷跡がある事を打ち明けます。
それを聞いたフィオナは、居ても立っても居られず部屋のドアを開けました。
嫌がるシグレンの服を脱がせ、彼の体を確認するフィオナ。
彼の肌には不自然な凹凸があり、手触りもなんだか違和感がありました。
嫌な予感がしたフィオナが服をまくり上げると、なんと彼の体は傷だらけだったのです。
涙の理由
驚いたシグレンは、フィオナを思い切り突き飛ばしてしまいます。
小柄なフィオナは勢いよく吹き飛んでしまい、うろたえるシグレン。
フィオナの目からは大粒の涙が溢れていました。
焦ったシグレンは医者を呼ぼうとしましたが、フィオナはそれを制止します。
彼の無数の傷が単純にぶつけてできたものではない事は分かっていました。
シグレンが一方的に虐待を受けていた事は明らかです。
シグレンは彼女の涙がこの傷跡を見たせいだと分かり安堵しながらも、だから見せたくなかったのにと頭を抱えます。
勝手に見ておいて泣くなんて自分勝手だと呆れる彼に抱き着くフィオナ。
シグレンの体から漂う消毒薬の匂いすら申し訳なく感じます。
自分がこんな設定を作ったばかりに、彼は長い間ひどい苦痛を味わう事になってしまったのです。
これからはどんな事があっても彼の味方でいたいと思うフィオナ。
彼が味わった苦痛や傷跡は消えないけれど、それが自分にできる唯一の償いだと思うのでした。
ラスボスの私が主人公の妻になりましたネタバレ第9話感想
シグレンに倒されるという未来を変える為にも、彼と仲良くなろうとするフィオナ。
医師から彼の体に無数の傷跡がある事を聞いたフィオナは青ざめます。
やはり彼の体の傷を見たら責任を感じてしまいますよね…。
小説の作者であるフィオナがこんな設定を作ったばっかりに、彼は長い間苦しい日々を過ごす事になったのです。
フィオナはこの世界をどこか他人事のように感じていましたが、彼の傷跡を目にした事でやっと現実味を帯びて来た様子。
小説では数行で済む出来事でも、実際に彼が経験した苦痛は計り知れません。
自分の傷を見て涙し、優しく抱きしめるフィオナに動揺するシグレン。
今まで彼女を警戒し遠ざけようとしていたシグレンでしたが、これでフィオナへの見方が変わるのではないでしょうか。
シグレンにとって「どんな時でも味方でいてあげたい」と願うフィオナ。
これはまるで小説での彼の役割のようです。
フィオナが献身的な愛情を注ぐ事で、二人の関係はどう変わるのでしょうか?
ラスボスの私が主人公の妻になりましたネタバレ第9話最新話と感想!涙の理由まとめ
今回は漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」9話のネタバレ、感想をご紹介しました。
シグレンの体に刻まれた無数の傷跡を目にしたフィオナは思わず涙してしまいます。
彼が苦痛を味わう事になったのは自分の責任だと思った彼女は、どんな時でもシグレンの味方になろうと決意するのでした。