「ピッコマ」連載漫画の「悪女は2度生きる」1話のネタバレと感想をまとめてみました!
皇帝である兄、ローレンスの為に悪事を尽くしてきたアルティゼア。
彼女が兄の暴政を阻止する為に過去に戻り、新たな人生を捧げる物語です。
「悪女は2度生きる」1話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
悪女は2度生きるネタバレ1話最新話と感想!兄の裏切り
ローレンスの陰謀
彼女は暴君の策士であり、帝国一の悪女、そして彼の家族と恋人を奪った敵でもありました。
彼は彼女に向って跪き、帝国を救うための策略を立てて欲しいと懇願しています。
その少し前、大勢の観衆が見つめる中、ボロボロの少女が城内に連れて来られました。
ボロボロの少女は、何も悪くない甥のエイブを手にかけるなんて、なんとむごいことをするのか、と大衆の中の一人の女性から罵声を浴びせられています。
その時、皇帝であるローレンスが、同じ目に遭えばいいのにとわめく女性に落ち着くように声をかけました。
エマと呼ばれたその女性は、我が子の命を奪われたのに落ち着いていられるか、と反論します。
エイブの父親であるローレンスが落ち着いている事に驚きを隠せません。
妹のティアがそんな事をするはずがない、誤解があるはずだ、とローレンス。
二人のやり取りに耳を澄ませながら、ローレンスは、子供の命を奪ったのをきっかけに連鎖的にティアの罪を告発しようとしているのだ、とティアは悟ります。
ローレンスはティアに近づき、エイブの命を奪ったのはティアなのかと問いかけました。
エイブは、ティアの使いが立ち寄った後に血を吐いて亡くなったのです。
ローレンスはティアの使いである女性を連れてくると、エイブに毒を盛るように命令したのはローサン侯爵なのかと尋ねました。
ローサン侯爵は、エイブの次にローレンスの命を奪おうとしていたのだ、と答える女性。
ローレンスが真実か問うと、ティアはのそのそと起き上がり、最後の忠告として、ローレンスは帝国唯一の権威者であること、これからは皇帝として責任転嫁をするのはやめるよう伝えました。
ローレンスに無礼を働いたとしてティアは暴行を受け、奥へと連れて行かれたのでした。
刑の執行
その後、拷問が行われ、書類への署名と、貴族と皇帝が参加する裁判が続きました。
そして、いくら妹でも、国を揺るがせた罪は重く、到底許すことはできない。
舌を切り、血で染まった腕を切り落とし見せしめにするよう命令するローレンス。
ティアは命だけは助かりましたが、舌と腕を無くし、牢獄に囚われてしまいます。
生き残る為に
よく晴れた日、幼い頃のティアは母親と散歩を楽しんでいました。
兄の成功があなたの成功なのだ、と言う母親に、ティアは頷きます。
アルティゼアの母ミライラは、ローサン侯爵夫人であり、グレゴール皇帝の愛人でした。
既婚者と未婚者の密通は違法である為、権力者は想い人を結婚させて傍に置いていたのです。
ミカエル・ローサンはサファイア鉱山を対価に妻を皇帝に差し出し、ミライラは皇帝との間にローレンスを授かりました。
しかし、アルティゼアは皇帝とは血の繋がりはなかったのです。
陛下はなぜ自分の子でもないアルティゼアを生かしておくのか…と、幼い頃から陰口を叩かれてきたアルティゼア。
アルティゼアは、生き残りたいのなら、ローレンスが皇帝になれるように協力しなさい、ローレンスが皇帝になれば家族が幸せになれるのだ、といつも母親から言われていました。
幼いアルティゼアは、生き残る為に母親の言う事に従うしかなかったのです。
悪女は2度生きるネタバレ1話感想
幼い頃から兄ローレンスの成功の為にたくさんの悪事を働いてきたアルティゼア。
邪魔になったとはいえ、たった一人の血の繋がった妹であるアルティゼアを容赦なく切り捨てるローレンスは、冷酷そのものですね。
幼い頃から周囲から疎まれ、兄の成功の為に悪事を担うしか生きる術のなかったアルティゼア。
彼女の罪は到底許す事の出来ないものかもしれませんが、その生い立ちに同情もしてしまいます。
稀代の悪女のような描かれ方をしていますが、生き残る為には悪女になるしかなかったのでしょうね。
それにしても、人は舌と腕を失っても生きる事ができるのですね…あまりにも痛々しくてゾッとしてしまいました!
悪女は2度生きるネタバレ1話最新話と感想!兄の裏切りまとめ
今回は「悪女は2度生きる」1話のネタバレと感想を紹介しました!
兄を皇帝にする為に、たくさんの罪を重ねてきたアルティゼア。
用済みになった彼女は、ローレンスの陰謀により舌と腕を切り落とされ、牢獄に閉じ込められてしまいました。
ローレンスに裏切られたアルティゼアに、救いの手は現れるのでしょうか。