「ピッコマ」連載漫画の「皇帝の子供を隠す方法4話のネタバレと感想をまとめてみました!
カイゼンは、帝国南部を掌握するため、アステルにある提案をしてきました。
「皇帝の子供を隠す方法」4話のネタバレと感想を紹介します!
目次
皇帝の子供を隠す方法ネタバレ4話最新話と感想!帝都を避ける理由
アステルが提示した条件
カイゼンは、アステルに帝都へ戻って来るよう要求してきました。
アステルたちに帝都での新しい住処を確保する代わりに、南部の領地の権利を皇室に譲渡するよう言ってきたのです。
かなりの好条件と見えますが、カイゼンがここまで南部の領地のことに躍起になるのには理由がありました。
太皇太后の生まれであるマイレン侯爵家の所有する領地は、帝国南部を占領するほど広大。
貴族派も南部領を狙っているため、カイゼンとしては彼らの手に渡る前に先手を打ちたいのです。
アステルは、カイゼンの提案をのむには条件があると告げます。
一つは、母方の祖父・カレンベルク侯爵に年金を保障すること。
そしてもう一つは、太皇太后の遺言の件が清算されたら、すぐに東部へと帰して欲しいということです。
カイゼンは、帝都で暮らす方がよっぽど不便がないのに、なぜアステルがそんなことを言うのか理解に苦しみます。
アステルを帝都に呼び戻すのは、太皇太后たっての希望でもあると遺言の理由を指摘するカイゼン。
太皇太后の意向を無下にするのかと迫りますが…。
譲歩も和解には至らず
アステルは、自分はただ安らかに暮らしたいだけだと率直に伝えます。
唯一の公爵令嬢であり、一夜限りの皇太子妃という不名誉な二つ名もあるアステル。
帝都にいれば、好奇の目にさらされてしまうに違いありません。
アステルは口にはしませんでしたが、テオールの正体がバレる危険性を一番に懸念していました。
テオールを政権争いに巻き込まないためには、帝都からなるべく離れておきたいと考えているようです。
カイゼンは、南部領のことが片付くまでアステルが逃げないと誓うのなら、すべての条件を受け入れると答えます。
すっと左手を差し出してくるカイゼンですが…。
アステルと握手することは叶わず、そのまま手を固く握りしめるのでした。
課題は秘密の薬
テオールと一緒に馬車に揺られるアステル。
目先の心配は、テオールの瞳の色を変える薬の確保でした。
薬草師のグレーテルから教わりながら、研究を重ねてはいるのですが、どうしても薬の持続力に問題があるのです。
1度の使用で半日ほどしか持たないため、使用のタイミングには注意が必要。
アステルも薬の作り方を知ってはいますが、しばらくはカイゼンと行動を共にすることになるのなら、薬草の調達にも配慮しなければいけませんでした。
見知った顔を見つけて
馬車はマルエン城に到着。
アステルは、荷物を預かると言ってきたカイゼンの近衛兵の顔に見覚えがありました。
リンドン卿というカイゼンに長らく仕えている騎士だったのです。
リンドン卿は、アステルが自分の名前を把握していてくれたことに感動。
思わず目を輝かせていると、カイゼンが間に入ってきます。
なぜかカイゼンに意味ありげに見られ、戸惑うアステル。
そんな一行のもとに駆けてくる女性がいました。
カイゼンに真っ先に飛びついたその令嬢は、寂しかったと涙を見せていたのに、アステルを見て真顔になります。
皇帝の子供を隠す方法ネタバレ4話感想
太皇太后は、生前、アステルをとても可愛がっていたようです。
皇室に嫁ぐ苦労を身を持って知っていたからでしょうか?
または、アステル自身の人となりを見抜いていたのかもしれません。
それ対して、カイゼンの祖父にあたる先々代の皇帝は、かなり高圧的な人物だったようですね。
太皇太后との結婚の理由もそうですし、カレンベルク侯爵の領地を奪ったのも彼の仕業。
そのせいでカレンベルク侯爵は、今も貧しい暮らしを強いられています。
アステルの考えから、本来であれば、カレンベルク侯爵にはもっと恵まれた生活が保障されるべきだというような解釈ができます。
カレンベルク侯爵は「かつての英雄」という話も出ていました。
すでに貫禄が漂ってきていて、本人の登場が楽しみです!
カイゼンは、アステルから避けられていることを気にしているように見えました。
リンドン卿とアステルの会話を遮ったのも、もしかしてヤキモチだったのでは?
片想い状態が逆転するという展開が見てみたい気もします。
皇帝の子供を隠す方法ネタバレ4話最新話と感想!帝都を避ける理由
今回は「皇帝の子供を隠す方法」4話最新話のネタバレと感想を紹介しました!
貴族派の牽制のためにも、南部領を押さえておきたいカイゼン。
アステルは、将来の平穏な暮らしをカイゼンに約束させることで、帝都行きを決めました。