「ピッコマ」連載漫画の「ガラスの温室の公爵夫人」78話最新話のネタバレと感想をまとめてみました!
大公の部屋を訪れたレイナは、母であるフェルディーネの事故の真相について、話を聞くのでした。
「ガラスの温室の公爵夫人」78話最新話のネタバレと感想を紹介します!
目次
ガラスの温室の公爵夫人78話最新話と感想!ソルシエの盟約
ロトワールの神話
はるか昔、太初の存在がいました。
太初の存在は光と闇、生命と死を生み出し、時間でそれらを固定します。
そして光と闇からはそれぞれ天族と魔族が誕生し、彼らの間の混沌が固まって生まれたのが人間でした。
天族と魔族、そして人間はそれぞれ更なる土地の占有を求めて戦い、力の弱い人間は結局、太初の存在に助けを求めます。
そして人間を不憫に思った太初の存在は、新しい種族を創り出しました。
それが調律者である龍族です。
皆が調律者の存在を歓迎し喜びましたが、光と闇、そして生命と死は、調律者の誕生が気に入りませんでした。
龍族が自分たちに匹敵する力を持つだけでなく、人間から崇められ、空間を自由に行き来できたからです。
彼らは太初の存在に反発して訴えましたが、あなた達の役割は存在することにあると受け入れて貰えませんでした。
しかし太初の存在への反発は後を立たず、結局長い間戦いが続くことになったのです。
龍族は太初の存在を助け一緒に戦いましたが、最終的に太初の存在は自分が作りだした子によって、体をバラバラにされてしまいます。
その後、自由に人間に干渉できるようになった光と闇、生命と死、そして時間は人間の神として君臨するようになったのでした。
崇める存在の違い
大公からロトワールの神話を聞いたレイナ。
今では真実を知る者は少ないですが、はるか昔からある、れっきとした事実だと大公は語ります。
バラバラになった太初の存在はその後、大自然となりました。
つまり、4大主神はそもそも神では無かったのです。
ロトワールが崇める大自然、精霊たちの起源が太初の存在ということになります。
そのため4大教団とロトワールは友好的になれないという背景を、レイナは教えてもらうのでした。
ソルシエの盟約の実態
しかし、この話がフェルディーネの事件と何か関係があるのかと疑問に思うレイナ。
大公はソルシエの盟約を語るために必要だったとして、陛下が普通の人間ではないと感じたことはないかと尋ねます。
ただならぬ圧迫感を感じたことがあると答えたレイナですが、それは陛下が調律者の末裔だからなのです。
ソルシエ帝国は龍族が建国した国。
さらに今の陛下は、歴代の皇帝の中で最も濃い龍の血を受け継いだと言われています。
初代皇帝は太初の存在をバラバラにした事にかなり激怒し、残っていた天族と魔族を屈服させました。
そして天族から由来したヒスビリアン、魔族の末裔であるヴィノシュトと盟約を結んだのです。
種族を生かすかわりに、盲目的な忠誠を違うこと、と。
それがまさにソルシエの盟約の実態なのでした。
ガラスの温室の公爵夫人78話感想
ロトワールの神話、そしてソルシエの盟約について大公から話を聞くレイナ。
神話の流れでいくと、龍族の末裔であるソルシエ帝国の皇帝は、今も4大主神のことを憎んでいるのでしょうか?
なぜフェルディーネが狙われることになったのか、だんだんと予想できるようになって来ましたね!
4大教団と友好的な関係にないロトワール。
そしてソルシエの盟約として龍族の末裔に盲目的な忠誠を誓ったヒスビリアン、ヴィノシュト。
ロトワールとヴィノシュトの結びつきを4大教団が嫌がるのも無理はありませんね。
フェルディーネが狙われたのは、この結び付きを絶つためなのでしょうか。
事件の真相に注目です!
ガラスの温室の公爵夫人78話最新話と感想!ソルシエの盟約
今回は「ガラスの温室の公爵夫人 」78話最新話のネタバレと感想を紹介しました!
レイナは大公から、フェルディーネの事故の真相と関係のあるソルシエの盟約、そしてロトワールの神話の話を聞くのでした。