『ピッコマ!』で連載中の恋愛漫画『今世は当主になります』117最新話のネタバレと感想をまとめてみました!
ペレスはティアと一緒に皇都へ出向き、綺麗なヘアピンを贈ると、アカデミーに行くことを決意したと伝えるのでした。
『今世は当主になります』117話最新話のネタバレと感想を書いていきます!
目次
今世は当主になりますネタバレ117話最新話と感想!ペレスにとっての英雄
自分で決めたこと
もうすぐ新学期が始まるため、ペレスがアカデミーに行くのだろうということを何となく予想していたティア。
自分のために行くのかと尋ねると、ペレスは頷きます。
前世のペレスは、今とひとつ違いの15歳でアカデミーに入学していました。
あの時と違うのは、皇后によって追いやられる形ではないということです。
前世での彼は悲しいほど緊張した気迫に満ちており、その雰囲気が人々を引き付け皇太子になることができたのですが、今のペレスにはそれがありません。
だからこそ中途半端な気持ちで時間を無駄にするくらいなら行かない方がいい、と無理にアカデミー行きを勧めなかったティア。
しかし、今のペレスは自分の意思で決断したのですから、ティアはその意志を応援します。
そして出発の日が決まったら教えるといって去っていくペレスを、ティアは静かに眺めるのでした。
侍女長の後悔
翌日、ペレスが荷物をまとめて皇宮を出ていこうとすると、インピグラ侍女長が訪れて手袋をプレゼントしてくれました。
アカデミーは山間部にあるため、真冬の訓練には上質な手袋が必要だと言われているようです。
いつかペレスがアカデミーに行くだろうと考えて準備をしていた侍女長。
彼女は、ペレスの母であるケイラのまっすぐな性格と明晰さを買って、下女から侍女に昇格させたのは自分なのだと打ち明けます。
よく笑う子だったのに、病にかかってからは皇后に監禁され、医師すら送ることが出来なかったことが心残りだった、と。
そして皇子が乳母と共に宮殿を去ったという言葉を鵜呑みにし、ペレスの酷い状況を知ることも無く生きてきた責任を感じていたのです。
侍女長は必要な物があればいつでもご連絡下さいと伝え、ペレスを見送るのでした。
ペレスにとっての英雄
しばらく戻ることはないだろう、そして全てを終えて戻ってきたら、きっと今とは別人になっているはずだ。
そう考えながら扉を開けたペレスは、驚きます。
なにも伝えていないにも関わらず、ティアがそこに居たのです。
あなたならこうするんじゃないかと思ったの、と笑顔で言うティア。
いつだって助けが欲しい時に現れてくれる彼女は、ペレスにとって英雄でした。
優しくて暖かな瞳に吸い込まれそうになりますが、この瞳は自分だけのものではありません。
そう考えると黒い心が膨らんでいくことを感じるペレス。
今日だけ少しだけ悪くなってもいいかな、と考えると、ティアの額にキスをします。
驚いて真っ赤になりながら離れるティアを見たペレスは優しく笑い、今はこれでいいと納得します。
それから彼はまっすぐに前を向いて歩き出すのでした。
今世は当主になります117話感想
侍女長とペレスのお母さんには繋がりがあったのですね!
貴族でなく、後ろ盾もない侍女が皇帝との子を産んでしまえば、あの皇后がどうするかはもう明らかですよね。
しかしペレスに酷い扱いをしていたのは皇后であり、侍女長が負い目を感じる必要は無いと思うので、とても責任感のある方なのだなと感じました。
皇宮の中でも侍女長という立場の人がペレスの味方でいてくれるのはとても力強いですね。
侍女長には、これからのペレスの活躍を最後まで見届けて欲しいです!
そして、侍女長同様に見送りに現れたティアも、さすがですね。
ペレスの考えはお見通しのようで、アカデミーに行く彼を見送ることができました。
ティアは誰にでも平等に優しい人だとペレスは考えているようですが、ここまでしてくれていたらもう特別と言っても過言では無いでしょう!
ペレスが額にキスをするとティアは照れた表情を見せていましたし、立派になって戻ってきて、さらにティアを困らせて欲しいですね!
彼はどのように成長して戻ってくるのか、2人が再会する日に期待です!
今世は当主になりますネタバレ117話最新話と感想!ペレスにとっての英雄
今回は漫画『今世は当主になります』117話のネタバレ、感想をご紹介しました。
ティアにすぐ出発することを伝えなかったペレスですが、そんなことは全てお見通しで来てくれた彼女への思いが溢れると、額にキスをするのでした。