「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢」52話のネタバレと感想をまとめてみました!
ミリアンの肖像画を描いているうちに、狂気に満ちてしまったカリナ。
フェリオールの制止で正気に戻ったカリナは、そのとき自身に起こったことを打ち明けます。
「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢52話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ52話最新話と感想!カリナが破った禁忌
明かされた過去
カリナの欲望を煽るように、謎の声は頭の中に響いてきたのでした。
そうしているうちに手を止められなくなったのだと、カリナはフェリオールに伝えます。
さらにカリナは、実は同じようなことが以前にもあったと明かしました。
そしてその時は、手を止めることができず絵を完成させたしまったというのです。
それを聞いたフェリオールは、カリナが芸術病の禁忌を犯していたことに気づきます。
「人間の創造」という禁忌のために、カリナの命はとても短くなっていたのです。
なぜそんなことをしたのか話して欲しいと、フェリオールは静かに求めました。
優しい両親を求めた末に
カリナが奇跡の力で人を創ったのは、まだ幼い頃でした。
家族で外出したある日、妹のアベリアと手を繋いでいたカリナ。
しかしアベリアが手を離したことで足に怪我をしてしまい、責任を追求されたカリナは母に頬を叩かれます。
カリナが母から暴力を受けたのは、このときが初めてでした。
屋敷に戻ってからもカリナの心の傷は癒えず、悲しみを紛らわすため絵を描こうとします。
カリナの頭の中に声が聞こえてきたのは、その時でした。
「もし優しい両親が欲しいなら…」と。
そしてカリナが気づいたときには、紙には優しい笑顔の両親が描かれていたのです。
何も知らなかったカリナは、自分が創り出した両親と10分ほど話して眠ってしまいました。
カリナの体に異常が出るようになったのは、その後からだったそうです。
決意を固めて
話を聞いたフェリオールは、カリナを責めることはありませんでした。
そしてカリナにも自分を責めないようにと、静かに伝えます。
またフェリオールには、カリナを絶対に助けたいという強い意志がありました。
だからカリナも生きることを諦めないで欲しい、とフェリオールは告げます。
カリナがそれに応えると、フェリオールは安堵の表情を浮かべました。
そんなとき、屋敷に戻ってきたミリアンが部屋に入ってきます。
カリナとフェリオールの状況を見たミリアンは、明らかに不機嫌な様子でした。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ52話感想
今回は、カリナの犯した禁忌が明らかになりました。
カリナが人を創っていたのは予想通りでしたが、そこに至るまでの経緯が辛すぎます。
まだ幼いカリナの心に、これほど深い傷を負わせた両親の罪は重いでしょう。
それでもカリナが誰も責めなかったのは、自分が創り出した両親との時間があったからだと思います。
またフェリオールも、このことを隠していたカリナを責めることはありませんでした。
さらにカリナを絶対に助けると宣言したフェリオール、かっこよすぎです。
恋愛感情はなくても、フェリオールがカリナを大切に想っていることがよくわかります。
だからこそ、その対比でカリナの両親への不快感が強くなってしまいます。
カリナが創り出した両親は、きっと現実とはかけ離れていたことでしょう。
でももしミリアンを創造していたら、それは現実を変わらなかったのではと思いました。
カリナを大切にし想ってくれるミリアンなんて、そのままですよね。
最後にミリアンが帰ってきた所で、修羅場の予感がして終わりました。
果たしてミリアンは、どこからカリナの話を聞いていたのか気になります。
以前もミリアンは、カリナの両親の話を立ち聞きして憤っていました。
さらに芸術病の真実をも知ってしまったミリアンが、一体どんな行動に出るのか気になります。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ52話最新話と感想!カリナが破った禁忌
今回は「余命わずかの脇役令嬢」最新話52話のネタバレと感想を紹介しました!
カリナが過去に禁忌を犯し、人を創っていたことを知ったフェリオール。
それでもフェリオールはカリナを責めず、絶対に助けるという強い意志を伝えました。