「ピッコマ」連載漫画の「影の皇妃」35話のネタバレと感想をまとめてみました!
ルネサンスの先駆者となるラファエル。
彼に会うことが、今夜エレナが前夜祭に来た目的でした。
影の皇妃35話のネタバレと感想を書いていきます!
目次
影の皇妃ネタバレ35話最新話と感想!ルネサンスの先駆者
ラファエルという画家
ラファエルは、数百年続いた絵画の流れを変え、ルネサンスの先駆者と呼ばれるようになる画家です。
その頃、帝国では皇帝の権力が弱まったため貴族の暴政が悪化していましたが、ラファエルの動きが文化運動の起点となりました。
3年後に発表されることになる絵画「天使の堕落」は、帝国の芸術界を騒がせることとなります。
でも今は、まだ名もない画家の一人でした。
エレナの目的
エレナが前夜祭に来たのは、ラファエルに会うためでした。
彼を味方にすることが、エレナの計画に必要だからです。
皇妃時代、ラファエルはエレナの絵の先生でした。
そのときのエレナは皇后に気を使うので精一杯だったため、ラファエルに気を留めたことはありませんが、素晴らしい人だったと思っています。
エレナはラファエルのところへ行き、自分を描いてもらうようお願いしました。
2時間くらいで描きあがるとのこと。
エレナは、天才だけあって描くスピードが違うと感心しました。
しかし描きあがった絵を見ると、どう見ても客にへつらって描いているとしか思えないものでした。
エレナは、この肖像画は偽物だと言い、料金を置いてその場を離れます。
追いかけてきたラファエル
エレナは、ラファエルが売ることだけを考え、客の好みに合わせて描いた絵を見て落胆します。
もう会いたくないとさえ思ったので、今日は帰ろうと思いました。
そこへ、ラファエルが追いかけて来てエレナの腕を掴みます。
息を切らしたラファエルは、エレナが何者か、自分の何を知っているのかと尋ねました。
エレナは、絵を見たらそれがラファエルの本当の絵なのか、心を込めて描いたものなのかは分かると答えます。
ラファエルは、自分の絵を見たことがないくせに分かるはずがないと食い下がりました。
何を根拠に、本当の絵ではないと言うのだろうかと思っています。
エレナは、ラファエルが書いたエレナの肖像画は不自然だし、強引でぎこちないからだと言いました。
ハッとしたラファエルは、失礼な行動をとったことを謝ります。
そして、エレナに名前を教えて欲しいと言いました。
エレナは、まだ時間はあるので当ててみてといって立ち去ります。
そこに残されたラファエルは、自分は今まで何を描いてきたのかと考え込みました。
影の皇妃ネタバレ35話感想
ラファエルはのちに有名になる画家ですが、今は生活のためだけに絵を描いているのですね。
とにかく生活費を稼ぐことに必死なのでしょう。
それならば、客の好みに合わせて描くことも仕方がないと思います。
でも、エレナが求めていたのは文化運動の起点となったほどのラファエルの絵画。
そこに至るまでにはまだラファエル自身も試行錯誤が必要なのですね。
「L」として活動するためにラファエルの協力が必要ということなのでしょう。
でも、エレナにそれほど専門的に絵画を見る目があるなんて驚きですね。
もともとエレナに才能があったのでしょうか?
それとも皇妃のときに学んで得たものだったのでしょうか。
何より、ラファエルがエレナのコメントに驚いてショックを受けていましたね…。
影の皇妃ネタバレ35話最新話まとめ!ルネサンスの先駆者
今回は影の皇妃35話のネタバレと感想を紹介しました!
ラファエルが描いた肖像画は、客にへつらっているのが明らかでした。
失望したエレナは帰ろうとしますが、ラファエルが追いかけて来て…。