「ピッコマ」連載漫画の「悪女は変化する」75話のネタバレと感想をまとめてみました!
リリエルはレンに告白をしますが、レンはキッパリと断って、エルザを悪く言うリリエルに激怒し去っていきました。
そこへプリッケが現れて、現実を見るように最後の忠告をします。
「悪女は変化する」75話のネタバレと感想をご紹介いたします!
目次
悪女は変化するネタバレ75話最新話と感想!エリーナのもてなし
ロベリア会議
翌日、ロベリア王宮の会議室では、昨晩の国王の発言を議論されていました。
戦争になってもおかしくない状況を、どうやって収拾するのかと激しくアレスに問い詰めます。
国王であっても、独断でアマリリスの使者の前で取引停止発言は許されることではありませんでした。
国王は今日の会議も連絡なく欠席をしていました。
別の貴族が、アレスに理由を求めます。
答えられないアレスは、昨晩の父の自分への暴言を思い出していました。
貴族達が議論を進める中、アレスは国王が今まともではない事を認めていました。
段々と口数も減って、執務も疎かになっていった国王を思い返します。
エネルギー石鉱山の権利の変わった動きも、今となっては怪しい事に気が付きます。
そして、昨晩の言動は明らかにおかしく、アレスには父が何を望んでいるのかが全く分かりませんでした。
頭を抱えながら、アレスは皆に落ち着いて対処法を考えるように伝えます。
殺気立つ貴族達は、ロベリアの滅亡の危機に、一刻も早い対策を催促します。
カツン!と杖を突いて、一人の貴族が別の意見を言い出しました。
これまで的確に判断して国を導いてきた国王が、分別なく国を揺るがす事をするわけがないと話します。
その前に座っていた貴族も同じ考えを持っており、今回のことを前向きに捉えていました。
二人がプラスの意見を投げかけると、会議のメンバーはざわつきます。
そこへアレスが一言、早まった判断は禁物だと言ってその場を制しました。
国王の昨日の発言を口外しないように伝えて、アマリリスの使節団を手厚くもてなしながら、動きにも注意をする様に指示を出します。
最後に、国王には自分がまた話をしてみると伝えて、会議を終了しました。
会議室から出て行く貴族達は、会議に最近クロッカス伯爵が来ていない事を噂し始めます。
非常事態でも姿を見せない事を嘆く声が聞こえてきました。
そして、一人会議室に残ったアレスは、頭を抱えて深いため息を吐くのでした。
アマリリス使節団
翌日、レンはアマリリスの使節団と昨晩の事を相談しています。
皆、国王がアルンデルに操られている事を感じ取っていました。
会場にアルンデルの主人がいた事に驚きながらも、ロベリアの人達よりもちゃんと状況が見えていました。
エルザの父もアルンデルの騒動に巻き込まれている事を聞いた使節団は、エルザの家族の無事を心配します。
レンは、今のところの無事を伝えて、極秘で警護させている事を話します。
ですが、エルザの父が行方不明のままの為、エルザがとても心配だと打ち明けるのでした。
レンがこの話をしたのは、皆に協力をしてもらいたい為でした。
先にロベリアに来て調査をしてきたレンでしたが、一箇所どうしても調査が困難な場所があったのです。
ですが、エネルギー石の管理に携わる両家の助けがあれば、調査も可能だと考えていました。
察する両家に、管理所内部の調査と、極秘資料が手に入るようであれば用意してもらう事をお願いします。
快く承諾してくれた使節団の面々は、ちょうどいい口実がある明日に、揃って調査に出向く事を伝えます。
神妙な面持ちで、お願いをするレンでした。
エリーナのもてなし
夕方、エルザは外を見ながらため息をついていました。
心配して声をかけるエリーナに、色々起こりすぎたせいだとニコリと笑います。
エリーナは何やら考え込んで、エルザの両手を包み込み、悩みや悲しみを払いのける方法があるので試すことを勧めました。
得意そうに笑うエリーナは、お酒とおつまみを用意してきました。
色々な事を忘れられる薬だと言って、ジョッキになみなみと注がれたお酒をエルザに差し出します!
キョトンとしたエルザは、吹き出して笑いました。
二人は乾杯して、久しぶりのお酒を飲み始めます。
やがて、用意したお酒はほとんどなくなりましたが、エルザは変わらない様子でニコリと飲み続けています。
エリーナは、エルザの酒豪っぷりのカッコ良さに興奮して抱きつきました。
そして夜も更けて、エリーナは酔ってエルザに膝枕をしてもらっていました。
エリーナは、これまで心配してきた事を打ち明けます。
エルザがロベリアに来てから、ずっと穏やかな心で居られなかった事をわかっていました。
更に良くない事も起こってばかりで、少しでも気持ちが楽になれたらと思って今回お酒を振舞ったのです。
エルザはエリーナの頭を撫でてあげながら、エリーナの言う通りだと話します。
リリエルにはかなり誤解されてしまっていて、父はアルンデルに利用されて行方不明のまま。
事態が解決しても、クロッカス家が無事でいられるか心配でいました。
そして、自分の家族はアルンデルの被害者だと頭では分かっていながらも、直接会うとどうしても嫌な感情が湧いてしまう時もあるようです。
家族を気の毒に思いながらも、どうすればいいのかわからないエルザは、ずっと複雑な気持ちを抱えていました。
それを聞いたエリーナは飛び起きて、エルザは優しすぎると話します。
使用人まで無礼で、エルザ以外のクロッカス家は酷い人ばかりだと叫びます。
そして、特にリリエルは酷いと延々と語り、家族だからといって大目に見る必要はないと言い切りました。
もっと冷たくするべきだと豪語した後、エリーナはパタンと眠りにつきます。
クスリと笑いながら介抱するエルザは、お酒とエリーナのお陰で、いつの間にか心がスッと軽くなっていました。
お人好しではないと言うエルザは、アルンデルに壊された大切なものを元に戻そうと頑張っているのだと心でエリーナに声をかけながら、自分も眠りにつくのでした。
悪女は変化するネタバレ75話感想
国王の取引停止発言は、ロベリアでもアマリリスでも大事になっていました。
特にロベリアでは、国王の状況が分かっていないので、解決の糸を見いだせずにいるようです。
賛成するものまで出てきてしまいましたが、一歩間違えれば戦争になりかねない事態に慎重になれるアレス皇子は、見解の目がちゃんとしていると感じました。
でしたら、リリエルの事もちゃんと見れるといいのですが(汗)
アレス皇子はかなりリリエルを大事にしているようですが、リリエルはアレスを大事にしているのでしょうか⁉︎
アレス皇子の窮地を、未来の妻として少しでも労ったり支える事が出来るか真価が問われそうですが、元々自分の事しか考えてない上に、リリエルはリリエルで自分の窮地に立たされているので何もしなさ…出来なそうです(汗)
エリーナは本当にいい奴ですね。
エルザの周りは、本当に心からエルザを心配してくれる人達でいっぱいです。
それは、エルザがそうだからに尽きると思いますが、実家に来てからエルザが時々冷たい目を向ける事があったのには、どうしようも無い感情が湧き上がっていたからだったようです。
エリーナの言う通り、それでいいのだと思います。
お母様や執事達の時のように、良くない事をちゃんと厳しく接する事で、やがて皆目が覚めると思います。
問題は幼少期から歪んで育てられたリリエルです。
次話では、リリエルのその後が描かれる気がします。
アルンデルが絡んで来ないとよいのですが。
怖いもの見たさで、次話を早く読みたいです!
悪女は変化するネタバレ75話最新話と感想!エリーナのもてなしまとめ
今回は漫画「悪女は変化する」75話のネタバレ・感想をご紹介しました。
国王の発言に、ロベリアの重鎮達は対策会議を開いていました。
アマリリス側でも、事態に警戒をして、協力してより深い調査を進めます。
エリーナはお酒をもてなし、エルザの辛い心を溶かしてあげるのでした。