「ピッコマ」連載漫画の「悪女の定義」1話のネタバレと感想をまとめてみました!
公平さと正直さを大切にして生きてきた女子大生の芙美。
まっすぐな彼女の周りにいたのは、まさに悪女な友人ばかりでした。
悪女の定義1話のネタバレと感想を紹介していきます!
悪女の定義ネタバレ1話最新話と感想!友人は悪女だった
失恋
作品は主人公の芙美が恋人の智也に振られるところから始まります。
他の子と付き合うことになったからと一方的に伝え、悪びれる素振りもありませんでした。
智也は自分にベタ惚れだったので、交渉の余地もなくあっさりと別れを告げられたことに、大きなショックを受けます。
しかも自分から彼氏を奪ったその相手は、友達だと思っていたさやかでした!
二つの大きなショックが重なり、人生でいちばん最悪な日になってしまいます。
陰口
ショックからうまく立ち直れない芙美は、トイレの個室でうなだれます。
出ようとしたその時、外から自分たちのことを噂する友人らの声が聞こえてきました。
中で聞いているとも知らず、大ニュースだ、気になる!と嘲るような口調で楽しそうに話す友人らの声に、気持ちが沈んでいきます。
個室から出ることも出来ずに聞いていると、話の内容は芙美の陰口に変わりました。
ただでさえ傷ついていた心が、さらにえぐられていきます。
川沿いでのやけ酒
芙美は人気のない川沿いで1人大量の酒を飲みますが、いくら飲んでも一向に酔うことが出来ません。
あまりにも自分を否定されすぎて、公平さと正直であることを大切にしてきたことが間違いだったのかと悲しくなります。
涙を流し叫ぶことで少しすっきりした芙美は、家に帰ろうと立ち上がりますが、その瞬間足を滑らし川に落ちてしまいました。
誰にも気づかれず冷たく深い川底に沈んでいき、意識が遠のいていきます。
悪女の定義1話感想
とにかく主人公が可哀想で、“正直者が馬鹿を見る“を体現しているなと思いました。
友人に彼氏を取られ、別の友人たちからは陰口を言われるというのは、もし現実に起こったらと想像するとあまりにも辛く、簡単に立ち直れないくらいの悲しみではないでしょうか。
最初に読んだときは“踏んだり蹴ったりで可哀想だな”くらいにしか思いませんでしたが、想像すると辛くなってしまいました。
またポイントなのが、芙美は自分のことを責めていましたね。
悲しみや怒りが外に向くのではなく、自分の何が間違っていたのだろうと反省の発想になるあたり、本当に性格が良いです。
そしてだからこそより可哀想に感じます。
ただ、自分を捨てた彼氏への文句もなく、彼氏を奪った友人については何も述べられていないのはある意味少し不思議ではないでしょうか。
傷が大きすぎて毒を吐く気力もないのか、もう全てがどうでもよくなってしまったのか、心配になりました。
智也よりも良い男なんてたくさんいるよと励ましてあげたいですし、せめてお酒で酔わせてあげたかったですね。
ラストのシーンは、もし命を落としてしまったのだとしたら、周りから自殺だとも思われかねない形でした。
トイレで集まって陰口を言っていた人たちの話のネタになってしまうことは避けたいです!
悪女の定義ネタバレ1話最新話と感想!友人は悪女だったまとめ
今回は「悪女の定義」1話のネタバレと感想を紹介させていただきました!
悪女の定義という題名から、てっきり主人公が驚くほどの悪女なのかと思って読みましたが、悪女はまわりの友人らでした。
芙美は周りに染められこれから悪女に変わってしまうのか、逆に悪女な友人らを更生させていくのか、どのような展開になるのか楽しみですね。
性格の良い芙美は悪女にならずに幸せになってほしいです!