「ピッコマ」連載漫画の「悪党の母になりました」27話のネタバレと感想をまとめてみました!
カシウスは出来上がった絵を見て、ずっとロゼリアを見ていたと自分で自覚していなかったことにショックを受けます。
精神を完璧にコントロールできる自信があったカシウスなのですが…。
悪党の母になりました27話のネタバレをしていきます!
目次
悪党の母になりましたネタバレ27話最新話と感想!カシウスの動揺
カシウスの視線
画家の書いた絵の中の3人は、穏やかでとても楽しそうな表情です。
画家の目にはこのように映ったのかとロゼリアは思いました。
カシウスも、この絵が気に入ったようです。
しかし、カシウスには気になる点がありました。
絵の中の自分がどこを見ているのか、ということです。
カシウスは、絵が全体的に、画家の都合のいいように描かれているのではないか、と思います。
画家は怯えてビクビクしながらも、カシウスはずっとロゼリアを見ていた、と答えました。
納得できない様子で、画家の見間違いではないか、と不機嫌なカシウス。
ロゼリアは、カシウスが自分を見ていた事実を否定することを不思議に思いました。
なぜ、カシウスが怒っているのか分かりません。
アインも、この絵の通りだった、と画家に同意します。
アインは、この絵でわかるように、ロゼリアと長くいられて楽しかった、とニッコリしました。
ロゼリアはそんなアインの言葉に嬉しくなります。
カシウスの悩み
ロゼリアが、この絵はアインの部屋に飾ろうと話しかけますが、何事か考え込んでいるカシウス。
カシウスは、何故か以前のような冷たい目に戻っていました。
実はカシウスは、長い時間ロゼリアを見つめていたのに、それに自分で気づいていなかったことをどうしても受け入れられずにいたのです。
訓練により、精神を完璧にコントロールできる自信があっただけにショックでした。
その後3日間、カシウスは部屋から出てこず、誰とも会おうとしません。
部屋からは時々叫び声が聞こえました。
使用人たちはみな怯えています。
部屋に閉じこもったカシウスは、自分の感情に混乱していました。
自分では、どう考えてもあり得ないことなのです。
そして、ついに次のような結論に達しました。
ロゼリアに、わざと自分から近づいたのだから、ロゼリアを視界に入れていたのは自分の業務の一つである。
だから、これは計画通りであり、自分を完全にコントロールできている。
3日ぶりに部屋から出たカシウスは、スッキリした気持ちで朝食に向かいました。
食堂に行くと、ロゼリアが笑顔でカシウスを迎えます。
その笑顔を見て、やはり心地よいと感じるカシウスでした。
悪党の母になりましたネタバレ27話感想
カシウス、素直でカワイイのに、変なところに面倒くさいですね~。
何かに心を捕らわれるということが、カシウスとしては自分をコントロール出来ていないことだから駄目だということは分かりますが。
せっかくロゼリアが心を開いてくれたのに、これではまた怖がってしまうではないですか。
チェイド家の置かれた状況から考えると、自分の感情に流されるようでは危険だと、厳しく自分を律してきたことは理解できます。
でもね、ロゼリアは信頼できる家族なんですから、そこだけは壁をなくしてもいいんじゃないでしょうか。
最終的には自分に都合がいいように納得したから、まあ大丈夫でしょうね。
ロゼリアも、カシウスが機嫌が悪くても前のように怯えたりせず、笑顔で接することができるようになったので、そのうち、カシウスも本当に心を許すときがくるのでしょう。
悪党の母になりましたネタバレ27話最新話まとめ!カシウスの動揺
自分がロゼリアをずっと見つめていたという自覚がなかったカシウスは、画家の書いた絵をみてひどく動揺します。
自分の精神をコントロール出来ていないショックで3日間も部屋に閉じこもったカシウスでしたが、ロゼリアが笑顔で挨拶してくれると、やはり心地よさを感じるのでした。