「ピッコマ」連載漫画の「陛下、今度は殺さないでください」19話のネタバレと感想をまとめてみました!
これまでの事を日記に綴ったラリエットは、毒見をする日々を送ります。
普段は侍女を付けないラペルトですが、ある日音楽のレッスンに、ラリエットに同行を指名しました。
先生を迎えに行くと、ベルーアの母に会ったと聞かされるラリエットでした。
「陛下、今度は殺さないでください」19話のネタバレと感想を紹介します!
目次
陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ19話最新話と感想!ラペルトの演奏
ラペルトは寂しい人?
ラリエットは、優しい母の姿を思い浮かべていました。
母に会いたくて堪らないラリエット。
手紙を書きたいけれど、勝手に出てきたのに何て書けばいいのか分かりません。
すっかり落ち込んでしまったラリエットに気が付いた先生は、自分も昔は反抗したものだとフォローを入れます。
ですが、したくてした訳ではないラリエットは、つい先生を睨みつけてしまうのでした。
今日はラリエットもレッスンに同行すると聞いた先生は、普段はトリー以外滅多に人を入れないのだと教えてくれます。
そしてラペルトは、寂しい人なのだと言う先生。
音楽を聞けば分かるという先生に、ラリエットはラペルトの素行の悪さを思い、心で全否定をするのでした。
ラペルトの腕前
そして、レッスンが始まりました。
ピアノを弾き始めるラペルト。
それを聞いていたラリエットは、衝撃を受けます!
それはそれは、物凄く下手だったのです!
弾き終わり、得意げになるラペルトに、ラリエットは別の意味の涙を浮かべながら拍手をしました。
次はラリエットが歌うように命令するラペルトに、ラリエットは褒め倒して断ります。
腕前を褒めて、その後に自分が歌うなど恐れ多いと沢山おべっかを並べましたが、全くラペルトには響きません。
ラペルトの攻略の手強さを感じます。
全く酷い演奏でしたが、先生は大絶賛していました。
謎の芸術家的な賞賛を並べ、感動に浸る先生は、もう少しこの余韻を楽しむと言っています。
先生を送る必要がなくなったラリエットは、ラペルトの跡を追いかけました。
帰り道
ラリエットは、ラペルトを呼びながら急いで追いかけますが、ラペルトは構わず先に進みます。
追いつき、侍女も付けずに歩くラペルトを心配しますが、ラペルトはラリエットに悪態つくばかり。
またラリエットを置いて、先に行ってしまいました。
今日は春でも雪が降っていました。
ラリエットは、ラペルトに着ていた上着を差し出します。
風邪を引かないようにと、ラペルトにかけてあげますが、ラペルトは素直に感謝を言うことはありませんでした。
そのまま後ろをついて歩きますが、ラリエットは予想以上の寒さに身体が震えてしまいます。
つい寒さを声に出してしまうラリエットに、ラペルトはふぅ、とため息をつきました。
そして振り返り、ラリエットに先に帰るように伝えるのでした。
陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ19話感想
今回は、初めてラリエットの優しさを少しだけ見れたような気がします。
素直に感謝は述べていませんが、コートをもらって嬉しそうにしていたような気もしますし、凍えているラリエットに帰れと言ったのも、優しさのような気がしました。
トリーにはいつも優しさを見せていて、彼にも優しいところはあるんですよね。
先生の言うように、寂しい人で、人に傷ついてきてトゲトゲしくなっているのかもしれません。
ラペルトはこれまで、酷い目に遭ってきたのかもしれないと少し思いました。
トリーに心を許す理由は、血のつながりなど深い事情があるのかもしれませんし、ただ信用出来る存在だからというだけなのかもしれません。
これまでもラペルトは、ラリエットも自分から離れていくと思っていたり、自分をよく思う訳がないとある意味自虐的でした。
そして、音楽の先生の感想は、滲み出る力強い反抗感や、欲望や、孤独の芸術性と言った内容でした。
本当に、人を信じられない、傷ついた寂しい人なのかもしれませんね。
裏はありますが、ラリエットのラペルトから離れない姿に評価も変わっていくかもしれません。
無理に褒めなくても、それだけで彼の信頼は少しずつ得られるような気がします。
もう一踏ん張りかもしれません!?
頑張れラリエット!
陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ19話最新話と感想!ラペルトの演奏まとめ
今回は漫画「陛下、今度は殺さないでください」19話のネタバレ・感想をご紹介しました。
ラペルトは、実は寂しさを抱えているようでした。
帰り道、コートを貸し出したラリエットですが、自分は寒くて凍えてしまいます。
その様子にラペルトは、先に帰れと言ってくれるのでした。