「ピッコマ」連載漫画の「陛下、今度は殺さないでください」25話のネタバレと感想をまとめてみました!
ラペルトは、トリーが少しいないだけで、どうしたのか気になります。
そんな様子に、本当にトリ―が好きだと声をかけると、なぜそう思うのかとラペルトは聞き返してくるのでした。
「陛下、今度は殺さないでください」25話のネタバレと感想をご紹介します!
目次
陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ25話最新話と感想!好き=大切?
好き=大切?
立て膝をついて、行儀悪く聞いてくるラペルトに、そんな格好をするとスカートの中が見えてしまうと注意をして、ラリエットは話を逸らそうとします。
相変わらずああ言えばこう言う返事ばかりしてくるラペルトに、ラリエットはとにかく、トリーを大切にしているのは確かだと伝えるのでした。
ラペルトは今度は、大切なものは皆好きなのかと聞いてきます。
それを聞いたラリエットは、逆ではないかと伝えて、好きだから大切なのだと話します。
ラペルトは少し考え込んでから、好きだからといって、全てが大切な訳ではないと言うのでした。
好きなら大切にしないとと言うラリエットに、自分もそうなのかと聞かれて、大体の人がそうであると答えます。
ですが、ラペルトは違うようでした。
好き嫌いは関係がなく、自分のものなら全て大切にするという彼は、自分のものでないものはまるで別の世界にあるかのように切り離して話していました。
そしてラリエットにはそれが、好きだから大切で所有するのではなく、偶然に手に入ったものだから大切にすると言っているようにも聞こえます。
トリーは殿下のものかと確認するラリエットは、頷くラペルトに、自分はどうかと確認しました。
ラリエットは、自分が憎む相手の境界線の中に入りたいと焦っている自分がいて、そんな自分をバカバカしくも思います。
ですが、ラペルトの返事は、ラリエットは違うという答えでした。
あれほど殿下の侍女になると宣言をしても、未だ、信じられないと彼にハッキリ言われてしまうのでした。
夢の外から呼ぶ声
ラリエットは、青空の草原の中、大人の姿で男性と寄り添って立っていました。
幸せそうに笑いあう中、どこからか自分を呼ぶ声が聞こえてきます。
その声に振り返るラリエットは、夢の中の様子が急におかしく感じます。
その姿は、生前よりも大人の姿で、生前は男性と手をつないだこともありませんでした。
そしてまた強く名前を呼ばれた時、パチリと目が覚めます。
ラリエットを起こしたのは、トリーでした。
トリーはだいぶ取り乱していて、ラペルトの様子がおかしいと泣きついてきます。
ラペルトは恐らく悪い夢を見ているようで、息をしていないと泣くトリーを、ラリエットは抱きしめて落ち着かせます。
ラペルトが最近眠れていないのは、寝苦しさではなく悪夢のせいでした。
医者を呼んでいるかを聞くと、呼べないのだとトリーは答えます。
熱も凄いのに、ラペルトは呼ぶのを嫌がっていました。
ラリエットは、実家から持ってきた高級な解熱剤や睡眠薬がある事をトリ―に伝えます。
急いで、二人はラペルトのところに向かいました。
部屋に到着すると、ラペルトは息を荒げてかなり苦しんでいます。
そんな姿を見たラリエットは、つい口元がニヤついてしまいました。
すぐに我に帰り、自分の口元を押さえるラリエット。
自分の行為を恐れながら、でもそれも全部、生前の絶対的加害者である、目の前のラペルトのせいだと心で叫びます。
どうせ今助けなくても生き残ると思うラリエットは、未来で被害に遭わないように、ここで命を落としてくれればいいのにとも思ってしまいます。
ですが、トリーに声をかけられて、早く薬を飲ませるように必死にせがまれるのでした。
陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ25話感想
ラペルトにとって、トリーは好きな存在ではないようです。
大切なのは間違いないようですが、好きだと言われるのには抵抗がある理由って、一体どういう事なのでしょうか?
ご飯を分けてあげたりしていた時は、とても楽しそうだったんですけどね。
作中で、好きだからといって大切なわけではないと話していましたが、逆に好きなものや好きな人もいるという事なのでしょうか。
手に入れたかったものや、欲しくても手に入らなかったものが、ラペルトにはたくさんあるのかもしれません。
だから、完全に信用できる存在、裏切らない存在だけを余計に大事にしているのでしょうか。
よく分かりませんが、だったらトリーを好きでもいいのになと思うのですが(笑)、ラペルトの生い立ちや置かれている状況はかなり複雑そうな気がします。
そして、夜は相当うなされていました。
ラペルトは、相当苦しい何かを抱えているようです。
それが彼を未来であんな風にさせてしまうのでしょうか。
医者を呼ばないのも、弱みを見せない為でしょうか⁉︎
そしてラリエットも、相当に心が傷付いているようですね。
ラペルトの苦しむ姿を無意識に喜んでしまったり、薬を飲ませるのもためらったり。
未来の悲劇を起こさない為だけに生きているラリエットが、目の前で原因を排除出来るチャンスに遭遇したら、心が揺らいでしまうのも分からなくもありません。
心底憎い相手なので、トリーがいなければ、もしかすると本当に薬を飲ませないかもしれません。
でもきっと、人としての良心が勝って、助けてあげるのではないかと思います。
必死なトリーもそばにいますしね。
ラリエットの良心が、少しずつラペルトを変える事が出来たらいいのになと思います。
そんな展開を、長い目で期待していきたいです!
陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ25話最新話と感想!好きだから大切!?まとめ
今回は漫画「陛下、今度は殺さないでください」25話のネタバレ・感想をご紹介しました。
ラペルトにとって、トリーは大切だけれど、好きな存在ではないようでした。
夜、ラペルトは悪夢を見てうなされます。
トリーに起こされて呼ばれたラリエットは、自分の薬を持ってラペルトの元へ駆けつけるのでした。