陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ第58話最新話と感想!ルペルトの孤独

陛下、今度は殺さないでください

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「ピッコマ」連載漫画の「陛下、今度は殺さないでください」第58話のネタバレと感想をまとめてみました!

ルペルトの抱える痛みを知ってしまったラリエット。

父に対して不信感を覚えた彼女が取った行動とは…。

「陛下、今度は殺さないでください」第58話のネタバレと感想を紹介します!

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陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ第58話最新話と感想!ルペルトの孤独

初めての反抗

皇宮へ戻ろうとするラリエットを引き留めるベルーア伯爵。

彼がラリエットの皇宮入りを許可したのは、全て終わったと考えていたからです。

言葉に詰まるベルーア伯爵に不信感を持ったラリエットは、彼の手を振り払い先に進みます。

 

生まれて初めて父に反抗するラリエット。

前世でベルーアが滅びる様子をただ黙って見ているしかなかったラリエットですが、今は違います。

 

もっと自分の意思を持って行動していれば、父とルペルトの関係が悪化している事に気付けたはずなのです。

ベルーア伯爵に別れを告げた彼女は、ルペルトの元へと急ぎました。

父への不信感

道徳的だと信じていた父が、見て見ぬふりをしていた事にショックを受けるラリエット。

皇帝に歯向かう事に恐怖を感じていたとしても、ルペルトに従わない理由が分かりません。

 

ルペルトを通して見た光景は、とても父と子の姿には見えませんでした。

皇帝はルペルトに暴力を振るい、まるで奴隷のように扱っていたのです。

 

思えば、皇后にもおかしなところがありました。

元踊り子である彼女が踊っている姿を見た事などなく、いつ見てもまるで屍のように座ったままだったのです。

ルペルトの孤独

皇帝がルペルトにかける言葉は、耳を塞ぎたくなる程に酷いものでした。

彼を守ってくれる人はおらず、惨めな人生を送りながらもやがて皇帝になったのです。

 

ルペルトは加害者でありながら被害者でもあります。

いくらルペルトの事が憎くても、その事実は認めるしかありません。

誰に怒りを向ければいいのか分からず、混乱するラリエット。

 

彼女はやり切れない想いを抱えながらもルペルトの元へと向かいました。

彼の苦痛は計り知れず、共感する事などできません。

それでも父のように彼を憐れんだり、傍観する事もできなかったのです。

 

ルペルトが受けて来た苦痛を思い図るラリエット。

今は唯一の味方であるトリーもおらず、彼の傍にいるのはラリエットだけです。

 

ルペルトの部屋を開けると、彼は部屋の隅でうずくまっていました。

過去の彼もこんなふうに孤独だったのでしょうか。

葛藤するラリエット

ルペルトに近付くと、汚れた服を着替えるよう促すラリエット。

しかしルペルトは彼女の手を振り払ぐと塞ぎこんでしまいます。

彼は皇位継承争いに敗れたのではなく、皇帝の奴隷でしかなかったのです。

 

ルペルトにこんな仕打ちをする皇帝に怒りを覚えるラリエット。

彼の隣に腰掛けると、傷付いた手首を手当てしようとします。

するとルペルトはここに来た理由を尋ねました。

 

なんとか誤魔化そうとするラリエットに、見ていないのかと尋ねるルペルト。

謝りながらも、ラリエットの胸中は複雑でした。

ラリエットは彼の境遇を知った今でも、まだルペルトを許す事ができずにいたのです。

陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ第58話感想

今まで父に逆らう事などなかったラリエットですが、今回初めて反抗してしまいました!

ルペルトの境遇を知りながら、ただ傍観していた彼が許せなかったのです。

 

きっと皇后が亡くなっている事も、ルペルトが皇帝に奴隷のように扱われていた事も知っていたはず。

それなのに彼を救おうとする人は誰もいなかったのでしょうか?

ただ皇帝に従うしかなかったルペルトが、どれ程の孤独を抱えていたのかと考えると胸が痛みます。

 

前世ではルペルトに滅ぼされる事になったベルーア。

ラリエットは彼を憎みながらも、父のように傍観する事はできませんでした。

 

ルペルトもラリエットの存在だけが気がかりでしたし、彼女が戻って来てくれて安堵しているのではないかと思います。

彼の置かれた境遇を知った事で、今は許せなくてもいつか受け入れられる日が来るかもしれませんね!

前世とは違いラリエットが傍にいてくれる事で、ルペルトにも変化があるのでしょうか?

陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ第58話最新話と感想!ルペルトの孤独まとめ

今回は漫画「陛下、今度は殺さないでください」58話のネタバレ、感想をご紹介しました。

父に不信感を持ったラリエットは、ルペルトの元へと急ぎます。

ルペルトがただの加害者ではないと知った彼女は、どこに怒りをぶつけたらいいのか分からず混乱するのでした。

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