「ピッコマ」連載漫画の「陛下、今度は殺さないでください」第59話のネタバレと感想をまとめてみました!
ルペルトを憎みながらも、彼を救おうと寄り添うラリエット。
食の進まない彼を見かねたラリエットはある行動をして…。
「陛下、今度は殺さないでください」第59話のネタバレと感想を紹介します!
目次
陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ第59話最新話と感想!ラリエットの優しさ
ルペルトの傍に
戻りが遅れてしまった事を謝るラリエット。
ルペルトが皇帝から酷い虐待を受けていた事を知ったのに、彼を許す事が出来ない自分を恥ずかしく思ってしまいます。
しかし彼の痛みを知ってしまった今、ルペルトを見捨てる事もできません。
彼に寄り添うと、お風呂に入るよう促すラリエット。
ルペルトは何も聞かないラリエットを疑問に思います。
しかしラリエットは、理由を尋ねても教えてもらえないと考えていたのです。
トリーを呼びに向かうラリエットを引き留めるルペルト。
戸惑う彼女を見つめながら、遅れていないと呟くのでした。
前世での後悔
自分にすがりつくルペルトを見たラリエットは胸を痛めます。
前世の自分のあまりの無知に呆れるラリエット。
何も知ろうとせず、ただ与えられた情報だけを鵜呑みにした事を心底後悔していたのです。
生まれ変わった今、ルペルトの置かれた境遇を知る事が出来ました。
今なら前世と同じ過ちを繰り返さないと思えるのです。
ルペルトの為に
他愛無い会話をしながら、ルペルトを気遣うラリエット。
以前は気付かなかったものの、今の彼は酷く痩せこけていました。
身長が伸びるのを気にした彼は、食事を控えていたのです。
ルペルトの事が心配になったラリエットは、厨房へと急ぎます。
なんと、ルペルトの為に食事を作ると言うのです。
料理なんて作れるのかと馬鹿にするルペルト。
確かにラリエットに料理経験はありませんが、なんとなく作れそうな気がしたのです。
ルペルトに啖呵を切ると、厨房へと向かったラリエット。
しかし料理を甘く見ていた彼女が作ったものは、とても食べられるような出来ではありませんでした。
ラリエットの優しさ
いつの間にか厨房に来ていたルペルトは、ラリエットの作った料理を見て絶句。
ラリエットはベルーア式の肉まんだと言い張りましたが、あまりにかけ離れた出来にルペルトは呆れてしまいます。
ラリエットの制止も聞かず、その肉まんを口にするルペルト。
そして不味いと言いながらも完食してしまったのです。
ルペルトに食べてもらった事を喜んだラリエットは、食事は元気の源だからこれからも食べて欲しいと伝えます。
そして周りの人の目が気になるなら、仮病を偽って部屋に引きこもればいいと言い出したのです。
何か文句を言う人がいれば、自分がルペルトの代わりに社交界に出て嘘を付いて回ると意気込むラリエット。
もっと自分を利用してと微笑むラリエットに、小さく頷くルペルトでした。
陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ第59話感想
前世でルペルトから受けた仕打ちを考えると、彼を許す事ができないラリエット。
しかし彼が皇帝から酷い虐待を受けていた事を知った今、ルペルトを完全に憎む事もできなくなっていました。
前世ではルペルトがただの暴君だと誤解していたラリエットでしたが、彼の境遇を知った今では複雑な心境です…。
もし彼が両親から愛されて育っていれば、ベルーアが滅ぼされる事もなかったはず。
さらに父親であるベルーア伯爵が見て見ぬふりをしていたと知れば、彼を見捨てる事もできません。
ルペルトもまた、何も聞かない彼女の気遣いを嬉しく思っていました。
ずっと一人苦しみ続けてきた彼にとって、ラリエットだけが唯一の希望ではないでしょうか。
ルペルトの為に肉まんを作ったラリエットですが、その出来はあまりにも酷いものでした。
それでも不味いと言いながらも完食したルペルトは、きっと彼女の気持ちが嬉しかったのでしょうね!
ルペルトを励まし、これからは自分を利用するよう促すラリエット。
素直に頷くルペルトが可愛らしく思えました!
今はまだルペルトの事を許せなくても、これから傍で過ごす時間が長くなれば、いつか許せる日が来るかもしれません。
そうなった時に二人の関係がどう変化するのか楽しみですね!
陛下、今度は殺さないでくださいネタバレ第59話最新話と感想!ラリエットの優しさまとめ
今回は漫画「陛下、今度は殺さないでください」59話のネタバレ、感想をご紹介しました。
まだ完全にルペルトを許す事ができないものの、彼を見捨てる事も出来ないラリエット。
身長を気にして食べ物を口にしないルペルトを心配した彼女は、彼の為に肉まんを作るのでした。