「ピッコマ」連載漫画の「怪物公爵と契約公女」109話のネタバレと感想をまとめてみた!
異変に気付いたアシュラは立ち上がり、扉に向かって走り出しました。
その扉の内側でアシュラが見たものとは…?
怪物公爵と契約公女109話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
怪物公爵と契約公女ネタバレ109話ネタバレ最新話と感想!不安が残る儀式の閉幕
倒れ込むレスリー
走り出したアシュラを皆が止めるなか、取り乱す彼女を見て口元に笑みを浮かべるマディア。
扉の前にいる聖騎士は儀式が終わってないからとアシュラを止めます。
しかしもう2度とレスリーを苦しめたくないから、と500年の歴史のある扉を剣で切り裂きました。
ガラガラと音を立てて崩れた扉の向こうには、床に倒れているレスリーが。
彼女を優しく起こすと、エピアルテスの封印が解かれたとの報告を受けます。
本来とは異なり封印の間が暗いことで、アシュラは状況を読みました。
そしてどうすれば良いかと考えていると、この事実が知られたら混乱が起きるだろうから何事もなかったと伝えて欲しい、と言うレスリー。
防げなかった裏切り
その判断は、まさしくサルバトール公爵家らしいとアシュラは感心します。
すると大怪我を負ったはずの最高司祭が、廊下の奥から歩いてきたのでした。
最高司祭は自分たちが狙われていることを知っており、服の下に防具を着込んでいたため剣から身を守ることができたのです。
しかし、裏切りを気づけなかったことを悔やむ最高司祭。
エタイの話も聞いており策を打っていたにも関わらず、防げない内部の裏切りだったのです。
落ち込む最高司祭に励ましの言葉を伝えるアシュラ。
そして3人は、皆が待つ扉の外へと出ていくことになりました。
最高司祭の言葉
衣装を血で汚し、レスリーの腕に掴まりながら現れた最高司祭たちを見た観衆はざわめきます。
最高司祭は口を開くと、儀式の最中にアラベーラと私が襲撃にあったと話しだしました。
その言葉に皇帝陛下は驚きを隠せない顔をし、聞いていた観客の子供も泣き出してしまいます。
しかし皆を安心させるため、エピアルテスの封印は無事に済み襲撃犯は目的を果たせなかった、と最高司祭は事実と異なる話をしました。
皇帝陛下は、帝国を潰すつもりなのかとマディアに対して怒りを滲ませますがマディアはニコリと笑うだけ。
混乱はあったものの襲撃犯はすぐに捕まるだろうから安心して祭りを楽しんで欲しいと最高司祭が締めくくると、観衆は盛り上がりを見せます。
その横で話を聞いていたレスリーは、不安を拭えない表情を見せたのでした。
怪物公爵と契約公女ネタバレ109話感想
アシュラは周りの反対を押し入って無理やり扉を開けることになりましたが、最適な判断だったでしょう。
もしも倒れたレスリーをそのままにしていたら、命に関わったかもしれません。
それにしても倒れた彼女を見たアシュラは、きっと心臓が止まる思いをしたに違いないですね。
エピアルテスの箱が開いたと聞いてもなお冷静でいるアシュラはさすがだと思いましたが、さらに良い判断をしたのはレスリーでした。
たしかに事実をそのまま伝えてしまえば広場は混乱が起こり、そこでエタイが暴れ回る可能性も考えられます。
サルバトール公爵家らしい判断とアシュラが言っていたとおり、この数年でレスリーは賢く強くなったことがわかりましたね。
また、襲撃されて怪我を負っていた最高司祭が自力で回復したのはさすがだと思いましたし、事前に準備していたことも良かったです。
とは言え幼い頃から育てた神殿の者から裏切りを受けたのは、最高司祭の心にも傷を負ったことでしょう。
自分たちの目的のために周りを傷つけるマディアやデビエンが許せないですね。
今回の襲撃によってエピアルテスの封印は解かれた上に、公では黒幕がわかっていないので決して安心できる状況ではありません。
それでもなお、観客たちの不安をおさめて無事に儀式が終わったと告げた最高司祭の行動は、最善だったと思います。
ただ、実際にエピアルテスの箱が開いた現場に居合わせたレスリーは不安が尽きないことでしょう。
身体への影響だけでなく、心への影響が出てしまうのではないかと心配になってしまう展開でした。
怪物公爵と契約公女ネタバレ109話最新話と感想!不安が残る儀式の閉幕まとめ
今回は、「怪物公爵と契約公女」ネタバレ109話最新話と感想を紹介しました。
最高司祭の機転により、封印の儀式は無事に終わったように見えました。
しかしエピアルテスの封印が解かれたこと、エタイが潜り込んでいることなど問題は山積みです!