『ピッコマ!』で連載中の恋愛まんが『今世は当主になります』26話のネタバレと感想をまとめてみました!
悲観的になってしまっている第2皇子ペレスの過酷な環境を知ったティア。
ペレスに生きていかなきゃと叱咤激励し、また会いに来ることを約束します。
今世は当主になります第26話のネタバレと感想を書いていきます!
目次
今世は当主になりますネタバレ26話最新話と感想!第2皇子ペレス
希望を失いかけた皇子
ティアは力を込めて、自分は死なないことを強調します!
その言葉を聞くも、第2皇子は皇宮の宮殿の方を見つめるのです。
ティアは、誰が皇子を苦しめているのかは皇子が分かっていることが分かりました。
しかしながら、ペレスは頭を振り、自分を助けようとした人は全員いなくなったから、ティアもここにいてはだめだと去っていこうとします。
ティアは半泣きになりながら、声をあげようとしました!
誰でもいいから助けてって言わないと、と心の中では叫んでいます。
けれど、今の状況になるまで、皇子の手にあったものは全て離れていってしまったこともよく理解できて、ティアはいったん呼吸をします。
自分は大丈夫、と繰り返すティアに、なぜかと問うペレス。
ティアは、自分のおじい様がすごい人だから、守ってくれる、と自信満々。
うらやましそうなペレスに、自分がペレスを助けてあげると、再びメルコーン薬と、追加でアメをペレスに放り渡します。
ティアはペレスに簡潔に2つのことだけをしなさい、と伝えます。
1つ目はメルコーン薬を1日2回小さじ1杯必ず飲むことで、2つ目は誰かが見ているならつらいふりをすること。
ティアは、腹痛は誰がペレスに悪いものを食べさせているからだけど、いきなり良くなるとその誰かは別の方法を取るだけだから、と説明しました。
ボーッとしている皇子の無表情から、ティアは自分の話を聞いてくれているのかどうかがよくわかりません。
ティアは信じられないかもしれないけれどと言いかけると、ペレスは信じる、と返しました。
助けてくれると言ってくれたものはばあや以外に今までなく、自分にできることに限界があることを悟っているペレス。
この薬が毒でも、とたとえ話をしようとして、ティアは毒ではないと繰り返します。
皇后のような人間と一緒に思われるのは不快なのでした。
生きるための許可
ペレスは薬とアメを抱えなおすと、自分は生きてもいいのだろうかとつぶやきました。
母が死ぬ前に手を握って生きろと言ったから、ペレスは生きたいと思い草でも食べていたのです。
それでも、苦しくなるのは変わらず、誰もが自分が死ぬのを望むのであればと思い、よくわからなくなってきてしまっていたのだと。
ティアに、自分に生きていてほしいか、自分は生きていいのかと問うペレス。
ティアは、その瞬間に今までの自分の考えを恥じ、ペレスに謝りました。
この頃ペレスの母親が亡くなり、皇后はペレスに毒を飲ませ、下女の子として蔑まれながらもアカデミーに入学して・・・と思い出します。
ティアは所詮紙切れ上の情報だけでペレスは大丈夫と思い込んでいて、どんなに残酷な状況かを想像もできていなかったのです。
蘇り前の皇太子になったペレスが誰よりも残酷な復讐を成し遂げていたことで、勝手にどんな環境でも耐えられると思い込んでいたこと。
もっと早く会いに来られなかったことを申し訳なく思うティア。
そのことは伝えられないので黙っていると、ペレスは失望した様子。
ティアは、涙をいっぱい浮かべながら、生きていてほしい、生きていかなきゃと伝えました!
この言葉が生きる勇気につながることを願って。
この辛い時期を乗り越えた先に、ティアが知る未来でペレスが華麗に羽ばたけることを知っているから。
また会いに来る約束
ペレスはティアが泣いたことに動揺し、アメを渡そうとしますが、ティアは拒絶し涙が止まらないことに憤慨します。
すると、遠くでティアを呼ぶ声がします。
ティアは戻らないといけないと、皇子に言ったことを忘れないように念押し。
ペレスはティアが行ってしまうことにしょんぼりしてしまい、ティアは彼の頭をぽんぽんなでてあげます。
薬を飲み元気になること、人のいない場所で木の枝を振ることを勧め、今度来るときは本を持ってくることを伝えます。
ペレスは今度という言葉に反応し、ティアは小指を出すと二人は指切りをしました。
ペレスを振り返りながら、ティアは去ります。
残されたペレスは薬とアメを抱えて穏やかな表情。
待っていると思いながら、ティアを見送りました。
今世は当主になります26話感想
メロドラマみたいーと、ひとり興奮してしまいました。
二人の出会いがすてきだなと、運命的だなと思ったのです。
母親の遺言を守り、何とかして生きようと本能的にも薬草を食べてでも生きているペレス。
ペレスが残酷な皇太子になった前世を知りながら、ペレスを助けようと思いペレスに会いに来たティア。
自暴自棄になりかけていた孤独な皇子をティアが励ましてあげている姿は感動でした。
ティアは自分の過去が辛いものだったこともありますが、それ以上に皇子の過酷な生育環境にショックを受けてしまったのでしょう。
将来残酷な皇太子になるなどは想像もつかないほど、この時のペレスは悲観的になってしまっているし、希望が見いだせず、ひとりぼっちです。
しかも、とっても素直な感じで、ティアが行ってしまうと思って子犬のようにしゅんとしてしまっている姿は、胸キュンでした。
ティアはちょっとお姉さん的な立場で、ペレスを引っ張る立ち位置になってしまっていますが、それがいいバランスなのかもしれませんね。
ティアにメルコーン薬をもらえば解毒も進むのでペレスは元気になるだろうし、木の枝を振って体を鍛えて剣技を磨くことにつながればいいですよね。
それでもって、この優しい性格で成長していけば、きっと文武両道のイケメンになるに違いないのです!
と、そんな妄想が止まらないのでした。
今世は当主になりますネタバレ26話最新話と感想!第2皇子ペレス
今回は漫画「今世は当主になります」26話のネタバレ、感想をご紹介しました。
ペレスは思いやりがあり素直で、ひとりぼっちの状況に貶められながら、皇后を無意識に恐れ、誰にも自分の存在は認めてもらえないと生きる希望を失くしてしまっていました。
ティアは、彼の前世を思い出しながら子ども時代の過酷な環境を生き延びるペレスを本当の意味で知り、生きなければと目の前の彼を心の底から励まします。