「ピッコマ」連載漫画の「公爵家の99番目の花嫁」77話のネタバレと感想をまとめてみました!
ヘラとイグニスが出会った時のこと、イグニスのヘラへの想いが明かされます。
公爵家の99番目の花嫁77話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
公爵家の99番目の花嫁77話最新話ネタバレと感想!ヘラとイグニス
グレイスの味方ではなかった?
イグニスにダルキンを手にかけることができるかと訊くグレイス。
イグニスはできないと答えます。
グレイスは自分の味方になってくれないのかと不服そうな様子になります。
グレイスの様子を見ながら、イグニスは昔のことを思い返しました。
ヘラとの出会い
イグニスがまだ幼い頃、スラム街で孤児として生きていました。
そんなある日、ヘラがイグニスに声をかけます。
イグニスはそれまで出会ってきた大人がみんな自分のことを嘲笑うような人たちだったので、ヘラもそのうちの一人だろうと思いました。
しかしヘラはイグニスに、自分の家へ来ないかと訊いてきたのです。
イグニスはとても驚きましたが、誰かの些細な親切心に頼ってでも生きたいと思い、ヘラの家へ行くことにしました。
この時イグニスは、生まれて初めて無償の親切を受け取り、ヘラの手の温もりは今でも忘れられないでいます。
イグニスを拾った理由
イグニスはマクリン家に住み始めてから、文字、剣術を習い、言葉も話せるようになりました。
イグニスは自分が少しは人間らしくなったと感じるようになったある日、長年心に引っかかっていた疑問をヘラに投げかけます。
どうして自分を拾ってくれたのかと。
イグニスはどんな答えが返ってきても、ヘラを一生感謝し続けようと思っていました。
ヘラは、イグニスを連れ帰った日より前からイグニスの存在を知っていて、イグニスを連れ帰るために一人でスラム街に行ったのだと答えました。
ヘラは貧困層の人たちを助けるために皇室関係者と街に出た時、剣術を学ぶのにもってこいの骨格をしたイグニスを見つけ、家に戻ってからもイグニスのことが気になって頭から離れなかったので、後日イグニスを迎えに行ったのです。
ヘラは地位なんて関係ない、イグニスが必要だったと言いました。
その話を聞いたイグニスは嬉しくて涙を流し、ヘラの名誉のために全力で精進することを誓ったのです。
イグニスの答え
何としてもイグニスには味方であってほしいと思うグレイスは、嘘でもいいからダルキンを手にかけれると言わせようとうろたえています。
そんなグレイスにイグニスは答えます。
ダルキンを手にかけることはできないけどその代わり、ダルキンとグレイスのどちらか一人しか助けられないとしたら、ダルキンが命を落とすことになってもグレイスをお助けすると。
それが自分の答えだとイグニスは言いました。
公爵家の99番目の花嫁77話感想
ダルキンを手にかけれるかという質問のイグニスの答えが気になっていました。
イグニスはできないと答えて、グレイスは予想外だったかのような反応をしましたね。
イグニスの立場で考えたら、ダルキンもイグニスの恩人だから自らの手で命を奪うことはできないと答えるのは当然でしょう。
逆にグレイスの立場で考えてみると、母親をダルキンに処刑されてしまったのだから、ダルキンに強い復讐心を持っていて、最終目的がダルキンの命を奪うことだと思ってしまうのも無理もないかもしれません。
だけど今のグレイスは、イグニスにダルキンを手にかけてもらおうと必死であるような感じがして、以前の優しいグレイスを思い返すと違和感を感じてしまいます。
グレイスは記憶が戻ってから、ダルキンへの復讐心がより強くなったと思います。
ヘラがグレイスの記憶を封印していたのは、グレイスが復讐にばかり気を捕らわれて、優しい心を失わせないようにするためだったのかもしれません。
イグニスもヘラに拾われるまでは孤独で貧しい生活をしていたのですね。
そんなイグニスでしたが、ヘラが拾ってくれたおかげで人間らしい生活を送れただけでなく、学びの機会も得られて名誉も得ることができました。
しかもヘラがイグニスを拾ったのは一時的な同情や興味本位ではなく、イグニスを必要として拾ってくれたのです。
自分を必要としてくれたことを、イグニスはとても嬉しく思ったでしょう。
イグニスは意図してダルキンを手にかけることはできなくても、ダルキンとグレイスの二人が危機に瀕したらグレイスを助けると答えました。
その答えだけで、イグニスは十分グレイスの味方であるように感じられます。
グレイスも納得してもらえたらいいなと思います。
公爵家の99番目の花嫁77最新話ネタバレと感想!ヘラとイグニスまとめ
今回は「公爵家の99番目の花嫁」最新話77話のネタバレと感想を紹介しました!
イグニスの答えにグレイスはどのように感じるでしょうか、次回も楽しみです!