「ピッコマ」連載漫画の「ルシア」30話のネタバレと感想をまとめてみました!
大勢の人の命を奪ったタラン公爵の前に、エリオットはブラウン伯爵の跡継ぎを連行し、男は自分の血が憎いからと言う理由で自ら命を差し出そうとします。
タラン公爵は幼少期に兄弟と過ごした日々を思い出し、今でも苦い過去として残っているのでした。
「ルシア」30話のネタバレと感想をしていきます。
ルシアネタバレ30話最新話と感想!西の塔の噂
噂の塔
いつも鍵が掛けられている塔は、立ち入り禁止と言われているようでした。
ビビアンは城の周りの散策中にその場所を見つけると、塔が気になります。
どうして鍵がかけられているのか、一緒に来ていた侍女に尋ね、鍵を持ってくるように言いました。
すると、ここには立ち入らない方がいいと、侍女は青ざめます。
この西側の塔には幽霊が出ると言う噂があると聞き、ビビアンはクスっと笑いながら、見たことある人はいるのかと言いました。
有名な話であるため、侍女はガクガク震えながら、嘘ではないと答えます。
幽霊が出るだなんて、何か理由があるはずだと考えるビビアン。
そう言うと、塔の回りを見て歩きくビビアンに、侍女は自分も王してこんなうわさが出回ったのか分からないと言いました。
しかし、ほとんどの人が口をそろえてここで幽霊を見たと言うそうです。
詳細を彼に聞いてみようと思ったビビアンでした。
噂が出た理由
ジェロームの元に笑顔のビビアンが質問をしにやってきます。
西側の塔が施錠されていて入れなかったことを言い、幽霊が出るのは本当なのかと尋ねました。
ビビアンの予想外の質問に、ジェロームは答えます。
ジェロームも、うわさは聞いたことはありますが、実際には見たことがないと言いました。
しかし、塔に登ると事故や災いにあうと言われているようです。
それについても、根拠のない噂に過ぎません。
その噂が出回るようになったことから、西の塔は出入り禁止になったそうです。
噂が出回ると言うことは、きっと何か理由があるはずだとビビアンは思いました。
すると、塔の中で人が命を落としたことがあると、ジェローム言いにくそうに話します。
これは事故ではなく、事件。
小説みたいだと思い、ビビアンはワクワクしながら聞きます。
事件だなんて、一体誰がどんな理由でなのか。
ジェロームは、詳細は分からないと前置きをしつつ、命を落とした方は、前公爵夫婦と親しい方だったと聞いていると言います。
そして、この事はタラン家の秘密で、当時を知る人は多くはいません。
しかし、ジェロームはビビアンには知る権利があると思い、タラン公爵の双子の弟のことについて話し始めます。
前公爵は、将来タラン家で後継者争いが起こることを心配し、前もって後継者を決め、もうひとりはお見捨てになりました。
本当にひどい選択だと思います。
時が経ち、見捨てられたご子息が武装して現れ、公爵夫婦に災いをもたらしたとのことでした。
当時、タラン公爵はこの場所にはおらず、難を逃れたのだとか。
話を聞き終わりビビアンは口を開きます。
その双子の兄弟が実の両親を失脚させたのかと聞くビビアンに、タラン公爵の実の母親は、出産直後に命を落としていることを打ち明けました。
ビビアンは辛い経験をされたのに、みじんも感じさせないタラン公爵のことを、強い方だと、目をつぶり言います。
ジェロームも、タラン公爵は強いと言いました。
タラン公爵の行方
ビビアンは部屋で読書をしますが、タラン公爵のことを考えてしまい、読書に集中できません。
心配するなんで迷惑に違いない。
抱きしめてあげたいなんてさらにおこがましい。
でも、何かしたいと考えるビビアン。
星空を見つめながら、タラン公爵のことを思うのでした。
ルシアネタバレ30話の感想
ジェロームが話している双子の兄弟の事と、前回タラン公爵が思いだしていたことが、少し違うなと感じました。
公には知られていないようなので、真実はまだよく分かりません。
ジェロームは本当に真実を知っているのか、あえて違うことを言っているのか、どうなのでしょうか。
でも、ビビアンに心を許しているジェロームは、ビビアンに嘘をつかないのではとも思います。
ビビアンのことを思ってでも、真実は知らなければいけないと判断するのでは…と思いました。
ビビアンは、好奇心旺盛な人なのかなと感じました。
なんでも気になったらとことん追求したがりますね。
でも、ひとまずあの塔の事は解決したのではと思います。
ビビアンはタラン公爵の事を、本当に思うようになりました。
早く会いたいと思うビビアンですが、なかなか会えなくてもどかしく感じます。
ビビアンの気持ちがタラン公爵に届くといいなと思います。
ルシアネタバレ30話最新話!西の塔の噂のまとめ
今回は「ルシア」30話のネタバレと感想をご紹介しました!
立ち入り禁止である、西の塔について気になったビビアンは、ジェロームからタラン公爵の過去を知ることになりました。
辛いことがあったのにみじんも感じさせないことに、彼の強さを感じ、同時に彼に何かをしたいと本気で心配するのでした。