「ピッコマ」連載漫画の「ルシア」36話のネタバレと感想をまとめてみました!
眠っているビビアンを見つめるタラン公爵。
タラン公爵はビビアンを抱きしめ、俺はおかしくなってしまったようだと思うのでした。
「ルシア」36話のネタバレと感想をしていきます。
目次
ルシアネタバレ36話最新話と感想!庭園のお手入れ
変わらない1日
朝になり目覚めるといつも同じ一日が始まります。
ゆっくり起きた後は侍女たちに手伝ってもらい身支度をし、朝食後ウトウトしているとあっという間にランチの時間。
その後は読書や散歩をし、すぐに夕食の時間になります。
朝昼はひとりで食べているけど夕食は彼と2人でいつも一緒に食べてくれる。
そして、入浴後は彼と過ごし、身を任せ、いつの間にか疲れて眠ってしまう。
これが今のビビアンが送る一日でした。
タラン公爵が家に戻ってきてからは、毎晩体を重ねる日が続いています。
そのせいか、朝はいつも体が重く感じるビビアン。
ビビアンの体には、いつもタラン公爵につけられた跡が沢山ついており、侍女たちは気を使い、首まで隠れるドレスまで準備してくれます。
もともと親切だった皆が、より一層親切に対応してくれるようになりました。
もう恥ずかしさすら感じなくなり、体は辛い時もあるけど、不思議と嫌ではない。
毎晩彼が来るのを待っている自分がいるのでした。
与えられた内備予算
うっそうとした庭を見つめながらせっかくのお庭がもったいないと考えるビビアン。
生活のリズムにも慣れてきたビビアンは、お庭を見て少し手を加えてみようかと思うようになります。
ビビアンが見た夢の中では、稼がないと食事も出来ませんでした。
いつも働いていたから何もしないと落ち着かないのですが、本来は何をすべきなのだろうか分かりません。
夢では社会活動のような事をしていた気がするけど、貴族は空いた時間に何をしていいのか思いつかなかったのです。
貴婦人は空いた時間に刺繍やお花を楽しむイメージがありましたが、習ったことがないビビアンにはひとりで出来ることなんて読書と散歩くらいしか思いつきません。
ボーッと考え込んでいるビビアンにジェロームが声を掛け、ビビアンは書類を渡されます。
書類の内容を説明するジェローム。
その内容は内備予算で、予算制度の変更があったため時間がかかったようです。
この内備予算に人件費や城の運営費などの基本経費は含まれておらず、ビビアンが必要だと思うことに、使ってもいいと聞きました。
必要と思うこととはどんなことかと、ビビアンは聞き返します。
内備予算は人件費や城の運営費の経費だと思っていたビビアンは、一体他のどんな用途で使うのか分かりませんでした。
内備予算とは女主人に割り当てられる予算で、雇用や社会活動、城の運営のために使うものだとジェロームは答えます。
用途はビビアンに任せられ、予算内であれば何にお使いになっても大丈夫と言われ、ビビアンは考えました。
私的財産みたいなすごい金額に驚くビビアン。
役割を与えられたからには何か成果を出さないとと、気合が入ります。
何もしない日々が恋しくなりそうと思いつつも、ビビアンはなんだか楽しそう。
義務を果たさないと権利は享受できない。
それが世の中の道理だと思うのでした。
公爵へのお願い
寝室でビビアンはタラン公爵に相談します。
庭園に少し手を加えてもいいかと聞くと、ビビアンを抱きかかえながらタラン公爵は好きにすればいいと答えました。
しばらく人の出入りが沢山あるかもしれません。
初めは専門家を呼んで計画を立てる必要があると、ビビアンが言うと、タラン公爵は、予算が足りなければ少し増やしてやれると応えました。
その発言に、勘違いしないでとビビアンはすぐに答えました。
今でも充分すぎるほどの予算で、これ以上を望むまでもありません。
ビビアンが心配していたのは、人の出入りが増える事。
それによって、タラン公爵が嫌な思いをしないか心配していたのです。
マートン伯爵夫人の頃、庭園の手入れなんてしたことがなかったのを、ビビアンは思い出していました。
マートン伯爵が莫大な費用がかかるからと嫌がったので、もしかしたら彼も嫌がるかもしれない。
しかし、タラン公爵は庭園の手入れは君の権限内だと言い、たかが数十人の出入りは全然気にならないと言いました。
池を作っても木を刈ってもいい。
わざわざ許可を取らなくても任せると言われ、ビビアンは不安げな表情になり言います。
ビビアンには、許可がいることと任意で出来ることの区別がつかず、どこまで裁量があるのですかが分かりません。
タラン公爵はビビアンをベットに寝かせ、どこまでの裁量が欲しいのか尋ねます。
夜の時間に満足をしているから聞いてくれるのだと、ビビアンはどんな願いも聞いてくれると思いました。
でも、欲求を思いとどまるビビアン。
欲望は尽きることがありません。
結果、お互いに怒りの感情を育てる事になるかもしれない。
無欲のままでいれば、公爵夫人でいる限り生涯栄華は保証されている。
これ以上望めばきっとバチが当たる。
ビビアンは、分からないから聞いたと言います。
何かを教わったことがなく、何も分からないビビアン。
公爵家の妻がすべきこと、すべきでないことも分からない。
だから学びたくて聞いていると言うビビアンに、タラン公爵は早く気が付いてやるべきだったと、しまったと思うのでした。
彼女が学ぶ機会がなかったのは当然だ。
タラン公爵家にも彼女にアドバイスが出来る人間はいないと思ったタラン公爵は、教えてくれる人間を調べておくと言いました。
満点の笑みでお礼を言うビビアンにタラン公爵は胸が高鳴ります。
これでは自分はまるで盛りのついた狼だと思い、ビビアンにキスをするのでした。
ルシアネタバレ36話の感想
言えば何でも叶う環境にいて、無欲でいるように心がけるのはなかなかできないことだと思います。
きっと、何でも叶う環境であれば、なんでも要望を言うかもしれません。
でも、それが当たり前になってくると、自分でも自分を制御できなくなってしまうのでしょうね。
ビビアンは自分を制する事ができて凄いけど、それを知っているからこそ、抑えることが出来るのかもしれませんね。
そんなビビアンだからこそ、皆にもタラン公爵にも好かれるのではないかと思いました。
無欲でいるように心がけても、なかなか難しいことだと思います。
ビビアンはきっと庭園を何とかしようと思うと思っていましたが、やはり、庭園をきれいにしようと考えましたね。
ビビアンによって庭園がどんな風に変わるか楽しみです。
さらには庭園の管理が出来るようになってきたので、これからは退屈な1日がなくなりますね。
ビビアンなりの楽しみを見つけることが出来ればいいなと思います。
ルシアネタバレ36話最新話!庭園のお手入れのまとめ
今回は「ルシア」36話のネタバレと感想をご紹介しました!
毎日同じことを繰り返すビビアン。
ジェロームから内備予算書を受け取り、庭の手入れを提案するのでした。