「ピッコマ」連載漫画の「転生したら推しの母になりました」85話最新話のネタバレと感想をまとめてみました!
ジェヌスとの約束を守れなかったアテウスは、タリオを失って初めて自分の不出来さに気がつくのでした。
「転生したら推しの母になりました」85話最新話のネタバレと感想を紹介します!
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目次
転生したら推しの母になりました85話最新話と感想!村を去るジェヌス
悪魔
親切で優しかった村人たちの面影は、もはや一切残っていないと感じるジェヌス。
その子は悪魔だ、葬らなければならないのだ、と言われ続けます。
それを横で聞いていたアテウスは、もうすでにタリオの心臓にナイフが刺さっているのだぞ、と不思議に思います。
涙を流しながら村人を収めようとするジェヌスですが、村人達は引いてくれません。
なぜなら、首を絞めてもナイフで心臓を貫いても、タリオにはまだ息があると言うのです。
その言葉でアテウスは呆然とするのでした。
親の心
ジェヌスはあなた達が何をしてもこの子の息の根を止めることはできない、だからもう苦しませないで、と呟きました。
それを聞いた村人は、その子が悪魔だと知っていたのでしょう、とジェヌスにつかみかかってきます。
そしてどうかお願いだから、息子だけは連れていないで、とアテウスを指さします。
アテウスの真っ青な顔を見たジェヌスは絶望し、全て私が悪いのだと謝りながら、ゆっくりと立ち上がります。
そしてタリオを抱えると、森の中へと消えていくのでした。
家族
ジェヌスたちが消えてから数日後、再び太陽がこの村を燦燦と照らし、子供たちの病気はよくなりました。
体は元気になったアテウスですが、心は不安に駆られたまま、森の中を必死に探し回ります。
そして木彫りの人形が供えられた場所の近くで、泣きじゃくるジェヌスを見つけます。
その瞬間アテウスは、心臓を貫いても息をしていたタリオが、本当にいなくなったのだと悟ります。
ジェヌスは、タリオからアテウスへの感謝の言葉を話し始めました。
そして、全て私のせいなのだ、と酷い顔色で振り返ります。
それを否定してあげたかったアテウスでしたが、言葉に窮してしまいました。
そしてジェヌスがかける言葉がすべて別れの挨拶のように聞こえたアテウス。
行かないでくれと引き止めますが、ジェヌスはもし来世があるなら、またタリオと仲良くして欲しいと伝えます。
それからみんなで家族になろうというアテウスの言葉を聞いたジェヌスは微笑みます。
まるで叶わぬ願いを聞いたような、憐れむような笑顔でした。
アテウスは彼女の瞳に映るあまりの悲しみの深さに、引き止めることなどできず、ジェヌスが立ち去るのをただただ眺めるのでした。
転生したら推しの母になりましたネタバレ85話感想
彼女の呪いは、必ずジェヌス自らが手を下さなければならないのですね。
他の人が首を絞めても心臓を突き刺しても生きているなんて、恐ろしい呪いです。
しかし、それだけタリオは苦しむということですよね。
ジェヌスに楽にしてもらえて、よかったのかもしれません。
何度も何度もこういうことを繰り返してきたなら、おかしくなるのも当然ですね…。
そして、やはりハデスはアテウスの生まれ変わりなのでしょうか?
今度こそ、ちゃんと家族になれたのならいいですね。
さて、アイシャとハデス、そしてアベルの運命はどうなるのか、今後の展開に注目です!
転生したら推しの母になりました85話最新話と感想!村を去るジェヌス
今回は「転生したら推しの母になりました」85話最新話のネタバレと感想を紹介しました!
心臓を刺しても息をしていたタリオがジェヌスの手によって息絶えたのだと理解したアテウスは、彼女が去っていくのをただ眺めるのでした。