「ピッコマ」連載漫画の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」110話のネタバレと感想をまとめてみました!
新たな生命を喜び合うカナリアとセザールは、皇帝にならなければという思いを強くします。
一方、借金をしたまま逃亡を続けていたグレンを捕まえることに成功しました。
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る110話のネタバレと感想を書いていきます!
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目次
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残るネタバレ110話最新話と感想!動き始めたカナリアたち
仕掛けた罠
借金を取り立てていたミラーとジャックスを町で見かけたグレンは、夜道を必死に走っていました。
家の中に逃げ込みほっとしたのもつかの間、ドアを力強く開けて中に入ってきた2人の姿が。
恐怖のあまり震えるグレンの様子を気にすることなく、借金は10倍に増えたと告げるジャックス。
そんな大金は返せないと反論しますが、それが不可能なら奴隷として売り飛ばすと脅されました。
それだけはできないと、父であるブラウン子爵に助けを求めにいくことになったグレン。
借用書を見たブラウンはその額に唖然とし、泣きわめくグレンを叱り飛ばしました。
借金を返せず困惑しているとカナリアが現れ、借金を帳消しにする代わりにファーンハム家の真実を話して欲しいと言います。
先代の侯爵について話をさせるための罠だったのかと警戒するブラウン。
真実を話してくれたらセザールが皇位を継承できるので、家門を守ることもできると約束しました。
復讐の理由とは
物陰からリカルドの父でもある先代ファーンハム侯爵たちの話を聞いているジェラルド。
ファーンハム侯爵は、家門の血筋である子を次の皇帝にと望んでいました。
しかしセザールの母である皇妃が先に皇子を産んでしまったため、それは難しいかもしれないと悔やみます。
もしも計画が失敗したら皇后であるエブゲニアはどうするのかと、相手の男に問われたファーンハム侯爵。
それは皇子が皇太子なれなかった場合、その母親が幽閉される習わしがあるためです。
するとその場合は家門の名誉のためにも、遠縁であるエブゲニアを捨てるしか無いと冷たく言い放ちました。
その話を聞いたジェラルドは、姉を守らなければと思い先代のファーンハム侯爵を亡き者にします。
ファーンハム家の元老は侯爵を煙たがっていたので、自分が侯爵になったほうが都合がいいだろうと考えたジェラルド。
姉を守るため片腕を無くしてまで復讐に燃える彼を、オスカーは止めることもできず静かに見守っていたのでした。
リカルドの危機
その頃帝国の東の港では、追手に見つからないよう逃げ回っているリカルドの姿があります。
あともう少しというところで囲まれてしまった彼は、議会が始まるまでもう時間がないと焦っていました。
その焦りからか腕が荷物にあたり、ガタンという大きな音を立ててしまいます。
その音に気付いた追手たちはリカルドの存在に気付き、集まりだしました。
観念したリカルドは自ら姿を現し、議会に帳簿を届けるためにも戦うことを決意します。
想像以上に大勢に囲まれてしまい諦めかけたそのとき、彼の前に颯爽と現れたのはセザールでした。
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る110話感想
グレンは逃げ続けた結果、借金が10倍に膨らむという恐ろしい事態になっていましたね。
これだけの額であれば、貴族とはいえブラウン子爵も支払うことができないと予想したのでしょう。
ミラーとジャックスの悪い金貸し屋としての役割も、かなりハマっていました。
カナリアが現れたことですぐに罠だと気付いたブラウンでしたが、真実を話すかどうかはまだわかりません。
もしもファーンハム家にバレてしまえば大変なことになると、拒否する可能性もあります。
きっとカナリアのことだからそこまで考えて、説得する秘策があるのだと思いました。
またジェラルドが復讐に執着するのは、姉を利用し捨てようとした先代の侯爵に対する恨みなのでしょう。
オスカーはそんな彼のことを見て哀れに思っているのか、もうなにも言わなくなってしまいましたね。
復讐に囚われることをやめれば平和に解決できそうですが、長年の恨みをもったジェラルドには難しいことかもしれません。
最後の場面では、なんとしても帳簿を議会に届けようとするリカルドの姿がありました。
大勢に囲まれ危機に陥っていましたが、戦士としての能力もあるセザールがきたからには切り抜けることができるでしょう。
よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残るネタバレ110話最新話と感想!動き始めたカナリアたちまとめ
今回はよくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る110話のネタバレと感想を紹介しました!
先代ファーンハム侯爵が亡くなった真実を話して欲しい、とブラウン子爵と取引するカナリア。
一方セザールはというと、追い詰められているリカルドを助けに行くのでした。