「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢」46話のネタバレと感想をまとめてみました!
ミリアンと口付けを交わすも、カリナは自分の本当の気持ちを伝えることができませんでした。
翌日ミリアンは普段と変わらずカリナと接しますが、「力を使って命を犠牲にするな」と言われ…。
「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢46話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ46話最新話と感想!未来を望む者と望めない者
必要な存在
ミリアンの発言から、既に命の期限を知られていると察し焦るカリナ。
しかしそれは、芸術家としての生命が絶たれる恐れがある、という意味でした。
フェリオールが本当のことは伏せた上で、うまく言葉を選んでミリアンに伝えていたのです。
安心したカリナは、討伐に同行するなら力になりたいと再度訴えます。
もし戦いで誰か犠牲者が出れば、それはミリアンを悲しませることになるからと。
カリナの理由にミリアンは賛同しつつも、その「誰か」にはカリナも含まれていると返します。
そしてカリナを失ったらきっと立ち直れない、だから絶対に「死ぬな」と言い切りました。
終わりのない嘘
その言葉は、カリナがずっと望んでいたものです。
しかし実際に聞くと、感じたのは喜びではなく胸の苦しみでした。
ミリアンは冬が終わって春が訪れても、その先の夏も秋もカリナと共に過ごすことを考えていたのです。
絵の題材になるような素晴らしい景色をカリナに見せたい、とミリアンは言いました。
そんなミリアンの提案に、カリナはすぐに返事ができなかったのです。
なぜならその未来が訪れることは、絶対にないからでした。
最後までミリアンと自分の感情に嘘をつき続けなければならないことに、カリナは胸を痛めます。
フェリオールの動き
その頃フェリオールは、使用人達と展示会の準備を進めていました。
そこに飾られるのはたった3枚の絵画ですが、全てカリナが描いたものです。
カリナを画家として世間に披露する、それがフェリオールの計画でした。
芸術病にかかった画家の絵は、まるで絵の中に張り込んだような錯覚になるという噂を流したのです。
すでにそれは都中に広まっており、展示会には多くの人が押し寄せると予想されます。
そして誰もがカリナの絵の虜になる、とフェリオールは確信していました。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ46話感想
今回は、ミリアンがカリナに気持ちを伝える回でした。
ミリアンはどこまでも真っ直ぐで、未来を信じて見ているのですよね。
対してカリナはそれが望めないため、限られた今を精一杯生きようとしています。
その対比がとても切なくて、読んでいて苦しくなりました。
ミリアンに嘘をつくことが、カリナは辛いように感じます。
またミリアンだけでなく、自分の気持ちにも嘘をつき続けるのはしんどいでしょう。
でも素直になった所で、確かにミリアンを余計に傷つけてしまうんですよね。
だからこそ気持ちを言えないカリナの想いもわかるのですが、カリナの幸せはどうなるのでしょうか。
本当ならカリナだって、大好きなミリアンとこの先も一緒にいたいと思います。
そこで素晴らしい景色をたくさん見て絵を描けたら、どんなに良かっただろうと考えずにはいられません。
そんな未来を見てみたいと、心から願ってしまいました。
一方フェリオールは、カリナを画家として世間に公表する準備を進めていましたね。
きっとカリナの絵は高い評価を受けると思いますが、1つ気になることがあります。
カリナの生家であるレオポルド伯爵家の反応です。
正直もうカリナに関わって欲しくないのですが、カリナを認めてもらいたいとも思ってしまいます。
カリナが生きたという確かな証が残されれば、少しは報われるのでしょうか。
いや、やっぱりミリアンとの幸せな結末こそ最高のエンディングですよね。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ46話最新話と感想!未来を望む者と望めない者
今回は「余命わずかの脇役令嬢」最新話46話のネタバレと感想を紹介しました!
この先の未来も共にいることを望むミリアンに、嘘をつき続けなければならないと胸を痛めるカリナ。
一方フェリオールは、カリナを画家として世間に公表する準備を進めていました。