「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢」61話のネタバレと感想をまとめてみました！
ミリアンが全てを知っているとわかり、激しく動揺するカリナ。
それでも真っ直ぐに想いを伝えるミリアンに、カリナはずっと隠していた本当の気持ちを告白しました。
「ピッコマ」連載漫画の「余命わずかの脇役令嬢61話のネタバレと感想を紹介していきます！
目次
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ61話最新話と感想！絵に込められた心
行列のできる絵画
この日レオポルド伯爵とインフリックは、帝都の銀行へやって来ました。
目的は、ここに展示されている有名画家の絵を一目見るためです。
その絵は画家「カリナ」が描いたもので、一月ほど前の競売で競り落とされたといいます。
列に並ばなければ見られないという噂が立つほど人気で、絵には多くの人が行列を作っていました。
この光景を目にしたレオポルド伯爵は、これほどの画家とカリナが同一人物とは考えられなかったのです。
時間の無駄だと帰ろうとするレオポルド伯爵に、インフリックは忠告します。
レオポルド伯爵とインフリックは、自分達も列に並ぶことにしました。
インフリックの後悔
カリナが家を出たと聞いたとき、インフリックが感じたのは強い後悔でした。
カリナの笑顔が消えていたことを、インフリックは知っていたのです。
それでも家族だから大丈夫だと、いつかは戻ってくると心のどこかで感じていました。
その結果がカリナを追い詰めてしまったと、インフリックは自分の過ちに気付いたのです。
両親はカリナに何もしていなかった、そしてそれは自分も同じだとインフリックは伝えます。
しかしレオポルド伯爵は、インフリックの言葉を全否定しました。
態度を改めないレオポルド伯爵に、インフリックは耳の痛い事実を口にします。
それを聞いて激情するレオポルド伯爵、そうこうしているうちに絵を見る順番が巡ってきました。
押し寄せた感情は寂しさ
飾られていた絵は、春の日のあたたかさを感じさせる緑の風景画です。
この絵を見た瞬間、レオポルド伯爵とインフリックはカリナが描いたものだとわかります。
そして同時に、なぜか胸が締め付けられるような寂しさを感じていました。
インフリックはそれを、この絵に込められたカリナの感情だと直感します。
しかしレオポルド伯爵は、その感情に気付いていながら目を背けようとしました。
そんなレオポルド伯爵を、インフリックは諌めます。
なぜそうやって目を背けようとするのか、と。
一向に変わらないレオポルド伯爵でしたが、ここまで気付けなかったことには後ろめたさを感じていました。
それでも絵を見て感じたものがあるなら、まだ希望はあるとインフリックは考えます。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ61話感想
今回は、帝都でのレオポルド伯爵とインフリックのお話でした。
時系列はフェリオールが開催した展示会から一月後のようで、ようやく行動に移したようです。
それでもレオポルド伯爵は、インフリックに言われて渋々と言った感じでしたね。
作中では、インフリックの後悔が描かれていました。
カリナにはプレゼント一つしたことがなかったというのは、衝撃的でしたね。
インフリックはきっと、両親やアベリアやフェルダンには贈っていたのでしょう。
そしてその時に描かれていたプレゼントの絵が、まるで葬儀の棺桶のようだったのが痛々しいです。
家族の中で自分だけがもらえないというのは、どんなに寂しくて悲しいことでしょう。
まして幼い子供がそんな扱いをされれば心がどれだけ傷つくか、想像するだけで胸が痛みます。
そんな背景を知ってしまったら、カリナにとってミリアンからの贈り物がどれだけ嬉しかったか納得です。
いまだレオポルド伯爵は自分の過ちを認めませんが、気付いてはいるのかなと思いました。
それでもやっぱり、カリナに近づいて欲しくないと感じてしまいます。
インフリックが語っていたように、家族だから平気だと考えているのかもしれません。
結局それに甘えて、最後までカリナから目を背け続けるのだろうと想像してしまいました。
余命わずかの脇役令嬢ネタバレ61話最新話と感想！絵に込められた心
今回は「余命わずかの脇役令嬢」最新話61話のネタバレと感想を紹介しました！
画家「カリナ」の絵を見るため、展示されている銀行を訪れたレオポルド伯爵とインフリック。
その絵を見た2人は、間違いなくカリナが描いたものであること、そしてカリナの寂しさを感じます。